メールアドレスに情報は隠れてる|情報資産プラットフォームを活用したソリューション提供のパイプドビッツ

パイプドビッツラボ

RUNNING SPIRAL

配信日:2006年12月4日

30分!できる!わかる!SPIRAL!

「メールアドレスに情報は隠れている」

皆様こんにちは。30分!できる!わかる!SPIRAL!担当の林です。

今回もメールマーケティングの基礎を紹介いたします。

さて・・・突然ですが質問です。

あなたはメールアドレスをどれだけ持っていますか?
実はこの質問の答えの中に意外な情報が隠れています。
メールマーケティングの基礎となる部分ですので是非ご確認下さい。

さて、もう一度質問を繰り返します。
あなたはメールアドレスをどれだけ持っていますか?

「えーっと・・・、会社で使ってるアドレスに・・・、自宅でインターネットをするときにプロバイダーからもらったアドレスに・・・、あと、携帯かな・・・。」

さらに質問です。あなたが登録しているメールマガジンには、どのメールアドレスで登録していますか?

もうお分かりかでしょう。ユーザーは複数のメールアドレスを用途に応じて使い分けています。つまり、ユーザーがどのメールアドレス(ドメイン)でメールマガジンに登録しているかを調べることにより、メールマガジンにどのような立場から関心を持っているかを推測することができます。

これらの情報を次の3つの方法で分析します。

  1. パソコン用と携帯用のアドレスの比較をする
  2. トップレベルドメイン/セカンドレベルドメインで比較する
  3. 登録メールアドレスのドメインの種類を調査する

1.パソコン用と携帯用のアドレスの比較をする

例えば、パソコン用のメールマガジンのみを運用している場合でも、携帯用メールアドレスが登録されていることがあります。理由は次の3つが考えられます。

1.ユーザーはメールマガジンに対し高い関心を持っている
携帯電話はパソコンに比べて、情報がリアルタイムにユーザーに届きます。そのため、携帯電話で登録しているユーザーは、メールマガジンに対して「リアルタイムに情報が知りたい」と感じている可能性があります。

2.メールマガジンを受信するユーザーはパソコンよりも携帯電話を主に利用する層が多い

3.携帯電話でも読みやすいメールマガジンである
携帯電話は長文や、パソコンで読みやすいように改行された文書を読むことには適していません。しかし、パソコン向けメールマガジンでも、携帯電話向けに読みやすい形式で配信している場合は、携帯電話でも好んで登録される場合があります。

「1」や「2」の理由により携帯用メールアドレスの登録が多い場合は、パソコン用と携帯用に分けてを運用したほうがいいかもしれません。

スパイラルには携帯電話用メールアドレスを判別する「モバイルドメインチェック」機能があります。この機能を用いることにより、携帯電話用メールアドレスのみにフラグを立てることができます。

2.トップレベルドメイン/セカンドレベルドメインで比較する

メールアドレスの@マークの右部分を「ドメイン」といいます。このドメインは「.」(ドット)で区切られており、一番右の文字列を「トップレベルドメイン」と呼びます。右から2番目の文字列を「セカンドレベルドメイン」と呼びます。

メールアドレス トップレベルドメイン セカンドレベルドメイン
○△□@●▲■.co.jp jp co
○△□@●▲■.or.jp jp or
○△□@●▲■.com com ●▲■

このトップレベルドメイン、セカンドレベルドメインを取得できる組織・団体は次のように定められています。

トップレベルドメイン セカンドレベルドメイン 取得可能組織・団体
com (組織情報) 取得制限なし
net (組織情報) 取得制限なし
coop (組織情報) 協同組合専用
jp (組織情報) 日本での取得に限る
jp ac 日本の大学・教育機関など
jp co 日本の企業など
jp go 日本の政府機関など
jp or 日本の非営利法人など
jp ed 日本の学校など

メールマガジンのトップレベルドメイン、セカンドレベルドメイン別登録件数を比較することで、どのような組織で多く登録されているかを分析することができます。

3.登録メールアドレスのドメインの種類を調査する

「1.パソコン用と携帯用のアドレスの比較をする」で携帯電話に関する分析を行っているので、携帯電話のドメインは除きます。

メールアドレスを次の3種類に区別します。

  1. 勤め先・学校で利用しているメールアドレス
  2. プライベートでメインに利用しているメールアドレス
  3. メインで利用していないメールアドレス

ユーザーはメールマガジンに登録するときに、ABCのメールアドレスを次のような形で使い分けることがあります。

  内容
「B」のメールアドレスで登録しているメールマガジンに比べ仕事や勉強に関する情報を求めている
「A」のメールアドレスで登録しているメールマガジンに比べ個人的な趣味に関する情報を求めている
「A」や「B」のメールアドレスで登録しているメールマガジンに比べ関心は低い

ABCは、ドメインから推測することができます。

  判断方法
企業ドメインや政府機関ドメインを利用している。
例:(組織名).co.jp / (組織名).go.jp / (組織名).ac.jp / (組織名).com 等
プロバイダのドメインを利用している
例:nifty.com / ocn.com / ybb.ne.jp 等
フリーメールを利用している。
例:yahoo.co.jp / livedoor.co.jp / goo.ne.jp / hotmail.co.jp 等

メールマガジンに登録されているメールアドレスのドメインを調べ、どのような種類が多いかで、ユーザーのメールマガジンに対する関心を推測することができます。

スパイラルにはデータのダウンロード機能がありますので、これらの調査を是非お試しください。

おまけ

前回11月6日配信の「30分!できる!わかる!SPIRAL!」で、メールマガジンからの資料請求数を増やすには、以下の2つの対策が必要と紹介しました。

(1)登録されているメールアドレスのうち、配信エラーが多いメールアドレスは削除する。もしくは配信しないようにする。
(2)メールマガジンのURLをクリックした後の資料請求を行うページを改善する。

読者様から「(1)は直接資料請求数増加につながらないのでは?」とご意見をいただきました。

ご意見のとおり、(1)を行っても資料請求数の増加には直接結びつきません。しかし、(1)を行うことで、配信数から資料請求数の割合を出す際に、より正確な値を導くことができます。説明に不十分なところがあり申し訳ありませんでした。

ご意見ありがとうございました

今回の 30分!できる!わかる!SPIRAL! はいかがでしたでしょうか。
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どうぞよろしくお願いいたします。

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林勇気

林勇気
略歴:1977年生まれ。出身は名古屋(の近くの町)。
2005年11月から月一で、RUNNING SPIRAL 執筆活動開始。
担当は毎月第1週の「30分!できる!わかる!SPIRAL!」。