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商業・経済・文化・情報の中心地である東京都の中央区。10平方Kmの面積に銀座、築地、日本橋、月島など全国屈指の繁華街を擁し、11万の区民や、4万4千の事業所に勤める72万の従業員、数多くの観光・買い物等の来街者がダイナミックに活動している。
江戸以来のまちのにぎわいと活気を一層高めるためには、誰もが安心して暮らせるまちづくりが重要であるとして、中央区はこれまでも防災・防犯に特に力を注いできたという。区の危機管理課では、「本区の定住人口は働き盛りの30代、40代を中心に力強く増え続け、まちには子どもたちの声があふれてきています。このことは、総人口が減少する少子高齢化社会の中で大変意義深いことです。一方、安全・安心のまちづくりに欠かせない新たな区民の方を含めた地域コミュニティづくりなど取り組むべき課題も多いです」と行政ニーズの変化を分析している。なお、中央区の平成20年度の区政世論調査では、以下のような結果が出ている。
♦ 「防災・防犯対策」は、「高齢者福祉・介護」についで2番目に区民要望が高い施策
♦ 区民が「不安を感じる犯罪」の上位3種は、「空き巣」「ひったくり」「放火」
※1「ちゅうおう安全・安心メール」
登録者には犯罪発生情報などが随時配信される。こうした区民の要望を受け、中央区は平成21年度から地域の自主防犯活動に対する支援に加え、下記の3つの個人向けの施策を開始した。
・個人のお宅に防犯の専門家を派遣する「安全安心おまかせ出前相談」
・お住まいの防犯設備改善経費の一部を助成する「住まいの防犯対策助成」
・事前登録の方に防犯情報等を提供する「ちゅうおう安全・安心メール※1の配信」このうち「ちゅうおう安全・安心メール」で、スパイラル(R)のシステムが利用されている。警視庁や区内の4警察署から提供された犯罪情報などを、事前に登録されたメールアドレスに配信することで、普段仕事が多忙で地域情報に接する機会が少ない方でも、簡単に防犯情報を受け取ることができる。
犯行時間や発生地域、犯人像などをいち早く知ることで、被害の防止とともに、安全・安心なまちづくりに向けて自分たちのまちにより多く関心を持っていただければ幸いです」と区では効果を期待している。

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さらに、中央区では平成21年10月から、スパイラル(R)の新機能「GPSロケーションマッチ」を活用した不審者情報の受付を開始した。
例えば、区内で子どもへの不審な声かけを目撃した区民の方が、GPS機能付き携帯電話でWebフォームから通報をすると通報者が現在地を把握していなくても、その位置を自動的に通報できる。その後、区に届いた情報は警察と連携して事実を確認し、「ちゅうおう安全・安心メール」で配信され、行政・警察・区民の三者で情報を共有するという新たなネットワークが形成される。犯罪の抑止には警察力に加えて、『自分の身は自分で守る、自分たちのまちは自分たちで守る』といった『自助・共助』の取り組みが欠かせません。そのためには双方向で情報を共有できる参加型のネットワークづくりが有意義です。こうした取り組みを通して区民同士の助け合いの精神がより大きく育っていけばと願っています」と担当者は展望を語ってくれた。安全・安心なまちづくり事業を展開する中央区、今後の取り組みが期待されるところだ。
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※「中央区」のロゴは中央区(東京都)の登録商標または商標です。





























