キャッシュとは、使用頻度の高いデータを高速な記憶装置に蓄えておくことにより、いちいち低速な装置から読み出す無駄を省いて高速化、効率化する処理である。また、その際 に使われる高速な記憶装置のことを指す。
キャッシュは、データの一時的な保存と再利用が行われる次のような場面で使われている。
・Webサイト / 検索エンジン
・Webサイト / ハードディスク
・ハードディスク / メインメモリ
・メインメモリ / CPU内のキャッシュメモリ
・Webサイト / 検索エンジン
GoogleやYahoo!などの検索エンジンのクローラーはWebサイトに訪れ、ページの内容を一時的に検索エンジンのデータベースに保存し、検索結果表示用の索引を作る。その一時的に
保存されたページのデータをキャッシュと呼ぶ。
目的のページがサーバから削除され見られなくなっているような場合でも、キャッシュを表示することによって情報を探せることがある。これは、実際のサイトでページ内容が更
新されてからクローラーがそのページをまだ訪問していないからである。その結果、検索エンジン内のデータベースのキャッシュが古いままで残っている。
・Webサイト / ハードディスク
再通信を避けるために一度アクセスしたWebサイトの情報を保存したハードディスクはWebサイトのキャッシュである。
ブラウザは一度閲覧したページの情報を一時的に保存し、そのページを再度見る時は、わざわざインターネットにアクセスしなくとも、ハードディスク内に記憶されている情報を
利用してページを表示する。そうすることによって素早い表示が可能になる。
ブラウザにキャッシュが残っていると、Webサイトが更新された場合でもブラウザは更新される前のページを表示する場合がある。その場合はブラウザで再読込を実行すれば更新さ
れたページが表示される。
・ハードディスク / メインメモリ
ハードディスクへの読み込みを省略するためのメインメモリはハードディスクのキャッシ
ュである。
メモリはハードディスクに比べ高速にデータの読み書きが行えるため、使用頻度の高いデータをメモリ内に保持しておくことにより、全てのデータをハードディスクに置いた場合
よりも処理を高速化することができる。
・メインメモリ / CPU内のキャッシュメモリ
CPU内部のキャッシュメモリはメインメモリへの読み込みを省略する。低速なメインメモリへのアクセスを減らすことができ、処理を高速化することができる。CPUに近い方から1次
キャッシュ、2次キャッシュと呼ぶ。
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