専用線 (読み:センヨウセン)
- 英語名
- lease line
専用線とは企業内ネットワークの拠点間接続などに使われる手段である。
遠隔地にあるコンピュータ同士を接続する手段としては、2000年以降、より安価なVPNが普及しているが、専用線はVPNより通信の機密性が高く安定しているというメリットがある。専用線は、固定された2地点間で常に通信を可能にするネットワークサービスであり、他人の通信の影響を受けることがないからである。
しかし専用線には帯域と遅延時間を保証する一方、距離と回線速度によりコストが上がり、複数箇所と接続する場合、より多くのコストがかかってしまうデメリットがある。そのためほとんど大企業でしか利用されなかったものの、現在でも高度なセキュリティを求める企業にはニーズがある。