スパイウェア (読み:スパイウェア)
- 英語名
- spyware
スパイウェアとは、ユーザーに気づかれないようにパソコンにインストールされ、 何らかの悪影響を及ぼすソフトウエアのことである。 機能は下記のようなものが存在する。
(1) サイト閲覧履歴やキー操作、メールアドレスなど個人情報を第三者に送信する。
(2) コンピューターを遠隔地から操作する。
(3) ブラウザ(Internet Explorer) の設定を勝手に変更する。
(4) ダイアルアップの設定を勝手に変更する。
スパイウェアは、上記の機能とともに、CPU やメモリリソースを使用することで パソコンのパフォーマンスを著しく低下させたり、 多数のポップアップウィンドウを表示させ操作性を低下させたり、システムを不 安定にしエラーを頻発させるといった被害を与える場合もある。
スパイウェアがインストールされる原因としては、スパイウェア以外のアプリケーションをインストールする際に、同時にスパイウェアもインストールされてしまう場合が多い。
この場合、スパイウェアがソフトウエアと一緒にインストールされることが使用許諾契約書に記載されていることがある。
しかし、ソフトウエアのインストールの際に、使用許諾契約書を読まずに同意してしまうユーザーがスパイウェアの存在に気づかずインストールをしてしまう。
スパイウェアをインストールされない(しない)予防方法は、まず、信頼できないソフトウエアをインストールしないことである。
スパイウェアをインストールしてしまった場合、ほとんどのスパイウェアはアン
チウイルスソフトでは検知および除去することができない。
そのため、スパイウェア除去ソフトを使用してスパイウェアを除去する必要がある。