パイプドHDグループのパイプドビッツ、「ほっともっと」運営プレナスグループのマイナンバー管理システムを受注
~ 全国の直営店1,200店舗超の従業員及びアルバイト約2万5千人の個人番号を高セキュアなクラウド環境で管理 ~
株式会社パイプドビッツ(東京都港区、代表取締役社長CEO 佐谷宣昭、東証1部パイプドHDグループ<証券コード3919>、以下「パイプドビッツ」)は、株式会社プレナス(福岡市博多区、代表取締役社長 塩井辰男、東証1部上場<証券コード9945>、以下「プレナス」)のグループ全社におけるマイナンバー制度対応に関して、個人番号の収集、保管、利用、廃棄の基盤として「スパイラル®マイナンバートータルソリューション」が採用されましたので、お知らせいたします。
「ほっともっと(Hotto Motto)」、「やよい軒」、「MKレストラン」など、2015年2月末現在、国内3,033店舗、海外148店舗を展開し、年間3億食を提供するプレナスグループでは、全国で1,200を超える直営店の従業員やアルバイト約2万5千人とその扶養家族に加えて、店舗用土地オーナー約1千名の個人番号を、特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン(以下「ガイドライン」)に定められた安全管理措置に準拠して収集、保管、利用、廃棄する必要があります。しかしながら、従業員数及び拠点数ともに多いため個人番号と証明書類番号を目視で確認することや、毎月発生する入退職者の番号収集や廃棄を手動で対応するには、人事担当部門の人的リソースが難しい状況にありました。また、従業員、店舗用土地オーナーそれぞれに、事務担当と責任者が存在し、権限設定を細分化する必要がありました。
そこでプレナスは、しかるべきマイナンバー制度対応のために、2015年9月4日に「スパイラル®マイナンバートータルソリューション」を採用しました。ソリューションの中核となる「スパイラル®マイナンバー管理サービス」により、退職者の個人番号を保管期間後に自動削除できるうえ、事務担当者ごとの利用メニュー制御で個人番号を安全に管理します。また、カスタマイズにより、従業員保有の端末から個人番号と証明書類の画像を投稿した際に OCR(Optical Character Recognition、光学文字認識)により一致確認と不一致時の再投稿依頼をシステム化します。
PaaSならではのシステム柔軟性によりカスタマイズを含むシステム構築期間は実質1ヶ月程度、10月上旬に納品され、10月以降、プレナス所属の正社員から順次、個人番号の収集が開始される予定です。今秋には、人事基幹システムと「スパイラル®」の標準機能「自動リスト反映」により日次のバッチ処理がなされ、新規採用者の番号追加などにより、将来的には約12万件の個人番号を「スパイラル®マイナンバー管理サービス」で運用する見込みとなっています。
「マイナンバー制度対応のために、数社のシステムを比較・検討したところ、パイプドビッツさんは拠点数及び社員数が非常に多いという当社の特徴に柔軟に対応出来る点に加え、管理者権限設定の細分化により子会社も含めた当社グループ全体での利用が可能であったこと、クラウドで完結させたいという当社の希望にも合致していること、価格面でも優れていたことから最終的に選定することとなりました。また、セキュリティ面でも安心感があったこと、人事基幹システムとシステム連携可能なことも大きなポイントとなりました。(株式会社プレナス 人財本部 人事課長 島村武志氏)」
「スパイラル®」は、官公庁、金融、サービス、教育機関など、幅広い業種・業態のお客様にご利用いただいている国内最大規模の情報資産プラットフォームです。販売促進やCRMにおける顧客情報から、給与明細のような従業員情報まで、皆様からお預かりする様々な重要情報資産を安全なプラットフォームで管理しています。
なお、「スパイラル®」はお客様ごとにCO2排出量をお知らせする唯一のASP・PaaS(クラウド)サービスであり、CO2排出量の可視化等の取り組みを通して地球環境保全の啓発にも貢献してまいります。
今後もパイプドビッツは、より安心して便利にお使いいただけるサービス提供に努めてまいります。
株式会社パイプドビッツ
経営企画室 広報担当 立花
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