パイプドビッツ、情報資産プラットフォーム「スパイラル®」新版1.11.13 を発表
~ 利便性向上とセキュリティを強化し本日よりβ版受付開始 ~
株式会社パイプドビッツ(東京都港区、代表取締役社長CEO 林哲也、東証1部パイプドHDグループ<証券コード3919>、以下「パイプドビッツ」)は、情報資産プラットフォーム「スパイラル®」をバージョンアップし、2016年6月1日より新バージョン1.11.13の提供を開始します。本日4月12日に新バージョン1.11.13のβ版を受付開始しますので、併せてお知らせいたします。
新バージョン1.11.13 は、9 件の機能改善や2 件の仕様変更などを通じて、利便性向上とセキュリティ強化を図ります。
「スパイラル®」は、2012年11月にリリースしたバージョン1.11.3にて、データベース(以下、「DB」)、フォーム、一覧表などの設定オブジェクトを、利用用途に応じて自由にパッケージングできる「アプリ」機能を搭載して以来、「アプリ」機能強化を推進してまいりました。新バージョン1.11.13 では、「アプリ」機能を3点強化し、「スパイラル®」をご利用いただくお客様の作業時間短縮を図ります。
「アプリ」ショートカット機能拡張では、ショートカット編集画面にて選択できる項目を拡張します。従来より選択可能だった「DB オペレーション」の要素をより細かく選択できるように拡充し、「DB オペレーション・検索条件」、「DB オペレーション・検索結果一覧」、「DB オペレーション・新規登録」から選択できるようになります。この拡張により、例えば日々の業務でDB に新規登録をしている場合、「DBオペレーション・新規登録」ページへのショートカットを作成すれば、ワンクリックで設定画面にアクセスでき、よりスムーズな登録が可能になります。
アプリインポート時の重複エラー解消をスムーズにする改善では、アプリインポートのDB ステージにおいてフィールドの設定名やタイトルが重複した場合に、従来の1 つ1 つ修正する手間が不要になる一括編集機能を搭載します。この改善により、例えば定期開催イベントなどで「アプリ」を丸ごとコピーし設定を再利用する場合に、アプリインポートの手間を省き、操作時間を短縮できます。
官公庁や自治体をはじめ、100 以上の金融機関が導入している高セキュアなクラウドプラットフォームである「スパイラル®」は、10 年前から毎年専門家によるWeb アプリケーション診断(セキュリティ診断)を実施し、10 回ともすべて最高ランクを取得しています。
新バージョン1.11.13 においても、以下3 点の機能改善及び仕様変更を通じて、一層のセキュリティ強化を図ります。
まず、画像等をDB に格納できるファイル型フィールドの「スパイラル®API」において、database/select にて取得するURL プロトコルを、http からhttps へ仕様を変更します。この仕様変更により、ファイルダウンロードURL がhttps となり、ファイル取得経路が暗号化されるため、より安心してファイルを取得できるようになります。
また、通知先管理機能を強化し、S/MIME 通知メール用の「自己署名デジタル証明書」公開鍵の鍵長を、1024bit から2048bit に変更します。
さらに、マイエリア機能を改善し、パスワード変更Web フォームを作成する際に、エンドユーザーが入力したパスワードの強度を判定し5 段階のメーターで示す「パスワードメーター表示」を使用する場合の設定導線を見直しました。パスワード変更ページソース編集画面から、1 クリックでパスワードメーター付サンプルソースをダウンロードできるようになります。エンドユーザーにパスワード強度をわかりやすく示し、より強力なパスワード設定に繋げられていくことが期待できます。
今後もパイプドビッツは、より安心して便利にご利用いただくためのサービス改善に努めてまいります。
「スパイラル®」は、官公庁、金融、サービス、教育機関など、幅広い業種・業態のお客様にご利用いただいている国内最大規模の情報資産プラットフォームです。販売促進やCRM における顧客情報から、給与明細のような従業員情報まで、皆様からお預かりする様々な重要情報資産を安全なプラットフォームで管理しています。
なお、「スパイラル®」はお客様ごとにCO2 排出量をお知らせする唯一のASP・PaaS(クラウド)サービスであり、CO2 排出量の可視化等の取り組みを通して地球環境保全の啓発にも貢献してまいります。