株式会社パイプドビッツ（東京都港区、代表取締役社長CEO　林哲也、以下「パイプドビッツ」）は、製薬会社向けに、「研究助成公募管理システム」を開発し、本日2019年9月10日より提供開始しました。
　本システムは、製薬会社が大学や公的研究機関などに対して研究助成の公募を実施する際に、主に紙面で行ってきた公募の受付から審査、結果通知までの業務をWebで完結し、情報を一元管理することで、双方の業務負荷およびコストを軽減し、業務効率化を実現します。なお、本システムはパイプドビッツの情報資産プラットフォーム「スパイラル®」を基盤に構築されています。

「研究助成金公募管理システム」

「研究助成金公募管理システム」の導入メリット

（1）紙による業務コストを削減

　これまで大学や公的研究機関などの申請者から紙で受け付けていた研究助成の申請書を、Webフォームから受け付けることで、紙の印刷や発送などにかかる物理的なコストが抑えられます。また、Webフォームから登録された情報はデータベース化され、管理画面から申請情報の一覧をいつでも確認できるため、製薬会社は紙で受け付けた申請書をデータ化する作業が省けます。

（2）研究助成公募に関する一連の業務フローを一元管理

　Webフォームから受け付けた申請内容は、管理画面で社内の承認者とリアルタイムで共有できるため、審査をスムーズに行えます。申請結果をシステムに登録すると、自動的に申請者へメールで通知することもできます。また、助成を受けた申請者の研究結果の報告書をWebフォームから受け付けることで、製薬会社は申請の受付から審査、結果通知、報告書の提出まで、申請者にひもづく一連の情報を一元管理することができます。

（3）申込情報は金融庁や大手金融機関も導入する「スパイラル®」で安全に管理

　本システムは、パイプドビッツが提供する情報資産プラットフォーム「スパイラル®」を基盤に開発しており、本システムに登録される申請情報は、厳格なセキュリティが求められるメガバンクや金融庁、100以上の金融機関も採用している堅牢な「スパイラル®」で安心して運用いただけます。保管庫にかかっていたセキュリティ対策も不要となります。

　パイプドビッツは、今後も製薬業界における、様々なシーンで業務効率を改善するソリューションを創出してまいります。