開催概要

　近年、建設材料の高騰や職人の不足などにより、施設のコストや工期が従来の方法では困難なケースが増えていると言われています。一方、新しい技術であるBIMを活用することでローコスト、短工期で高品質な建築を実現させる動きが活発化しはじめています。
　本セミナーでは、物流施設発注者の立場から見た高品質・短工期・ローコストを目的としたBIM事例や、医療コンサルタントが医療施設の事業計画の可視化を目指したBIMの提案などをご紹介し、これからのオーナー主導型の施設建設のあり方を考えます。

BIMとは

　BIMとはビルディング・インフォメーション・モデリングの略で、コンピューターで建材等の情報をもった３Dモデルを組み上げ、バーチャルの世界に建物をまるごと一棟建築できる3次元の建築生産システムです。
　ITを活用したBIMによる建設は、建設プロセスにおける徹底的な無駄の削減と効率化を目指しており、建設コストと工期を大幅に削減できる可能性があるため、国内においても外資系企業を中心にBIMの取組みがはじまっています。

『JAPAN BIM化』プロジェクト　概要

　『JAPAN BIM化』プロジェクトは、KVH株式会社、株式会社さくらドラフトワークス、明津株式会社、シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社、エヌビディア合同会社、デル株式会社、株式会社クリーク・アンド・リバー、株式会社Digital Design Workshop、ペーパレススタジオジャパン株式会社の9社からなる共同プロジェクトです。
　建築、IT各分野の専門企業がチームを結成し、オーナー・発注者のためのBIMソリューションサービスを、クラウドを活用してワンストップで提供します。

セミナーに関するお問い合わせ先

ペーパレススタジオジャパン株式会社　http://bim.jp.net/
担当：近美（ちかみ）
TEL：03-5575-6643　FAX：03-5549-1743

記載された社名や製品名は各社の商標または登録商標です。