１．提携の背景

　ウインローダーは、資源調達、卸・流通、消費者への配送などの消費に伴う物流を主な事業として行なっております。また、「循環型物流」を提唱し、使わなくなった商品を集荷後、リユース（再使用）、リサイクル（再資源化）、リアライズ（再価値化）し（以下「Re商材」）、限りなく循環させる「エコ物流」を独自サービス「エコランド」として展開するなど、環境に配慮したビジネスも展開しております。
　パイプドビッツは、顧客が有する様々な情報資産を、安全に保管・管理し、有効活用するためのシステムをクラウドで提供する「情報資産プラットフォーム事業」を展開しており、情報資産プラットフォーム「スパイラル®」とアパレル特化型ECプラットフォーム「スパイラルEC®」を組み合わせたインターネット展示会「WeeX®」を構築、運営してまいりました。
　今回のインターネット展示会「WeeX®」に関する業務提携は、それぞれが得意とする分野に注力することにより、サービス品質の向上やサービス内容の幅が広がることが期待できると判断したものです。

２．提携内容

　ウィンローダーは、インターネット展示会「WeeX®」の運営を担い、「エコランド」と「WeeX®」の相乗効果による独自性の高いサービスを展開してまいります。
　パイプドビッツは、「WeeX®」システムの基盤となる「スパイラル®」「スパイラルEC®」の保守・運用を行います。
　物流網を自前で持つウインローダーが「WeeX®」を運営することは、資材等の調達から販売、顧客への配送まで一気通貫のサービスを提供することになり、これまでより事業展開の規模とスピードを大きく向上させていくことができます。

３．今後の展望

　今回の業務提携によって、ウインローダーは、「WeeX®」を通して「スパイラル®」を活用することにより、「エコランド」の顧客リスト等の重要な情報資産を効率的に管理するとともに、販売促進や広告宣伝を目的としたWebやメール等の情報配信を通して、保有する情報資産を有効に活用できます。
　また、「スパイラルEC®」のEC機能を活用することにより、Re商材の販売経路と流通量の拡大が期待できます。さらに、「WeeX®」のSNS機能やスマートフォン対応機能を活用することにより、既存の顧客間のコミュニケーションの増加や潜在的な顧客層へのアプローチを通して顧客数の増加を狙います。
　パイプドビッツは、アパレル・ファッションに限定して取り扱ってきた情報資産に加えて、ウインローダーが取り扱うRe商材が「WeeX®」で展開されることを通して、情報資産プラットフォームとして管理する情報資産の種類と数が増加し、また、ウィンローダーが提案するスマートエコライフに関するビジネスが世の中に普及していくことに伴う、情報資産プラットフォーム上に新たなエコシステムの構築を支援いたします。
　今後もそれぞれの事業特性を活かし、さらにお客様にご満足いただけるよう、価値ある商品やサービスの創造に積極的に取り組んでまいります。

４．「WeeX®」（http://weex.jp/）とは

　「WeeX®」(Weekly eXhibition)に関する2012年5月29日付のパイプドビッツのプレスリリース（下記URL）をご参照ください。

株式会社ウインローダー 概要

株式会社パイプドビッツ 概要