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政治山、「『女性活躍』に関する意識調査」を公開 ~「議員の理解が進んでいない」が過半数 ~

2016年11月25日

政治山、「『女性活躍』に関する意識調査」を公開 
~「議員の理解が進んでいない」が過半数 ~

 株式会社パイプドビッツ(東京都港区、代表取締役社長CEO 林哲也、東証1部パイプドHDグループ<証券コード3919>、以下「パイプドビッツ」)が運営する、政治・選挙情報サイト「政治山(せいじやま)」は、2016年11月11日から11月17日にかけて、全国の20歳以上の男女を対象に、女性活躍に関する意識調査を実施し2,214名から回答を得ました。本日11月25日に「政治山」で調査結果のサマリー版を公開しましたので、お知らせいたします。

第40回政治山調査「過半数が「議員の理解が進んでいない」と回答、女性活躍は数合わせではなく環境づくりから」

1.調査ハイライト:もっとも理解が進んでいないのは「議員」

 女性活躍について、人や組織10項目(※1)がそれぞれどの程度理解が進んでいるかを問うと、否定派(「進んでいない」+「どちらかというと進んでいない」)の最も多い回答は「地方議員・国会議員」50.2%となりました。政治の世界は未だに典型的な「男性社会」というイメージが強く、女性議員の少なさや男性議員によるセクハラ、女性蔑視発言が後を絶たないことから、議員に向けられる世間の目は厳しいことがうかがえます。一方、肯定派(「進んでいる」+「どちらかというと進んでいる」)の最も多い回答は「家族・友人」43.1%で、続いて「インターネットメディア」42.0%、「働く女性自身」41.6%となり、働く女性自身の理解も進んでいるとは言い難いことがうかがえる結果となりました。

(※1)働く女性自身/家族・友人/地域コミュニティ/同僚・部下/上司・管理職/企業・経営者/行政機関・職員/地方議員・国会議員/テレビ・新聞/インターネットメディアの10項目

グラフ1:女性活躍について、各役職や組織ではどの程度理解が進んでいると思いますか?

2.調査ハイライト:女性議員、「無理に増やす必要はない」が最多

 国会や地方議会で女性議員が増えるには、どのような施策がもっとも有効かを問うと、最多は「無理に増やす必要はない」27.9%となりました。続いて「女性議員が働きやすい環境(制度や設備)を整備する」19.9%、「女性に一定の議席数を割り当てる(クオータ制の導入)」11.7%、「議席数を男女同数に割り当てる(パリテ方式の導入)」7.0%となり、形式的に議席数を増やすよりも、まずは働きやすい環境づくりを優先し、自ずと増えていくことが望ましいとする考えが少なくないことがうかがえました。

グラフ4:国会や地方議会で女性議員が増えるには、どのような施策が最も有効だと思いますか?

グラフや図表、考察、他の設問やその結果などを掲載していますので、是非「政治山」の調査ページも併せてご覧ください。

第40回政治山調査「過半数が「議員の理解が進んでいない」と回答、女性活躍は数合わせではなく環境づくりから」

4.調査概要

対象者 全国の20歳以上の男女
回答者数 n=2,214
調査期間 2016年11月11日~11月17日
設問内容
【全体集計結果】

・対象の属性(性別・年代・地域・職業・未既婚・子供の有無・個人年収)

Q1:あなたは普段、どの政党を支持していますか?
利用者が見込めない/準備期間の短さ/投票所(スペース)の確保/従事者の確保/その他
Q2:女性活躍について、以下の人または組織はそれぞれ、どの程度理解が進んでいると思いますか?
働く女性自身/家族・友人/地域コミュニティ/同僚・部下/上司・管理職/企業・経営者/行政機関・職員/地方議員・国会議員/テレビ・新聞/インターネットメディア
効果はなかった/どちらかというと効果はなかった/どちらともいえない/どちらかというと効果はあった/効果はあった
Q3:政府や行政が実施または検討している以下の施策のうち、女性活躍の推進にはどの施策が有効だと思いますか?
家事・子育て・介護支援の充実/女性の健康、妊娠、出産、育児、介護の支援の推進/待機児童解消に向けた子育て基盤の整備/育児・介護休業等の取得促進/長時間労働の削減/非正規雇用の女性の待遇改善/男性の家事・育児等への参画を促す社会の気運醸成/女性のキャリアアップや起業の支援/ひとり親家庭等への支援/税制・社会保障制度等の見直し/テレワーク等場所の制約を受けない働き方の推進/性犯罪やストーカー、DV等への対策の推進/女性活躍推進法の着実な施行の推進/政治分野における女性の参画拡大/旧姓の通称としての使用の拡大/女性活躍推進企業の認証制度の推進/
Q4:もっとも活躍していると思う女性政治家は誰ですか?
Q5:国会や地方議会で女性議員が増えるには、どのような施策がもっとも有効だと思いますか?
 女性議員が働きやすい環境(制度や設備)を整備する/女性に一定の議席数を割り当てる(クオータ制の導入)/議席数を男女同数に割り当てる(パリテ方式の導入)/各政党が候補者数や比例名簿掲載順位などを調整する/男性議員の理解を促すために啓蒙啓発する/無理に増やす必要はない
Q6:あなたが「女性の活躍が妨げられている」と感じるのはどんな時ですか?
Q7:あなたが「女性の活躍が進んでいる」と感じるのはどんな時ですか?
Q8:政府や自治体、議員などへの要望があればお聞かせください。
調査手法 インターネット調査(政治山リサーチ)
実施機関 国立大学法人島根大学、株式会社パイプドビッツ 政治山カンパニー

5.政治・選挙情報サイト「政治山」とは

政治山は、国と地方に山積する諸課題の解決に向けた取り組みに焦点を当て、行政の施策や動向から地域社会の活動まで幅広く情報を発信することで、市民と政治の距離を縮め、街づくりや地方自治に主体的に関わるきっかけとなることを目指しています。

「政治山」に関するお問合せ先

株式会社パイプドビッツ
政治山カンパニー 担当:市ノ澤、緑川
受付時間:平日10:00~18:00(12/28~1/3を除く)
TEL:03-5549-1740

お問い合わせフォーム(政治山サイト)

報道関係者様お問い合わせ先

パイプドHD株式会社 https://www.pipedohd.com/
広報部:久保、宮古
TEL:03-6744-8039 FAX:03-3585-0620

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