１．調査結果抜粋

（１）支持政党
～ 日本維新の会が自民党を押さえ、最多支持政党に ～

　最多支持政党は、日本維新の会13.3%、2位自民党11.6％、3位公明党6.6％、4位日本共産党3.3％、5位（同率2党）民主党／みんなの党1.7％になりました。
　橋下氏のお膝元ということもあり、維新の会が自民党をわずかに上回り最多支持政党になりました。なお、過半数にあたる59.1％が支持政党なしと回答しており、大阪府においても無党派層が高い割合を占める結果になりました。

（２）橋本市政への評価、大阪都構想への賛否
～ 支持・不支持は拮抗 ～

　橋下市政に対する評価は、「高く評価する」8.3％と「評価する」33.1％をあわせた支持派が41.4％、「評価しない」17.7％と「まったく評価しない」15.5％をあわせた不支持派が33.2％と賛否拮抗の結果になりました。自由記述で寄せられた意見からは、橋下氏個人に対する評価が橋下市政への評価に繋がっていることが伺えました。

　橋下氏が推進する「大阪都構想」への賛否は、賛成22.7％、反対16.0％、まだ判断がつかない42.5％、内容がわからない18.8％になりました。橋下市政への評価別にみると、支持派では大阪都構想に賛成が多く、不支持派では大阪都構想への賛成は0％でした。なお、橋下市政への評価にかかわらず、内容がわからないと回答した層がまんべんなく存在することがわかりました。

（３）橋下氏の辞職と出直し市長選への評価
～ 評価されていない辞職・出直し選挙 ～

　橋下氏の辞職・出直し選挙については過半数の51.4％が「評価しない」と回答しました。「どちらでもない」が33.7％、「評価する」はわずか14.9％にとどまり、大阪市長選挙が実施されることへの評価は極めて低いことがわかりました。自由記述の意見でも、選挙の意義への疑問が多数寄せられました。

（４）大阪市長選への投票予定と新市長に期待すること
～ 予想される低い投票率 ～

　大阪市民に大阪市長選挙に行く予定かを問うと、「必ず行く」32.2％、「行くつもり」22.0％、「気が向けば行く」10.2％、「行かない」23.7％、「決めていない」11.9％という結果になりました。
　自由記述で寄せられた意見からは、大阪市長選に対する有権者意識の啓発の必要性が伺えました。
　新市長に期待することを自由記述で問うと、力強いリーダーシップを発揮しつつ、市民に寄り添う市長を求める姿が伺えました。

　「政治山」の調査報告ページでは、意識調査結果の考察や自由記述回答などの詳細なレポートに加えて、グラフや図表を多数掲載しておりますので、是非併せてご覧ください。

第16回政治山調査「既婚女性に聞いた！2014年大阪市長選挙に関する意識調査」

２．調査概要

３．政治・選挙プラットフォーム「政治山」とは

　政治山は、情報資産プラットフォーム「スパイラル®」を中心とするクラウドサービスの豊富なノウハウを有するパイプドビッツが、全国の自治体や議会、政党や政治家の政策や行政の情報をストックし、官公庁、自治体、政党などがそれぞれ所有、管理する政治情報を一元化することで、有権者の政治参画の利便性の向上を目指して、2011年3月に誕生した政治情報や選挙情報のプラットフォームです。
　今後も「政治山」が発信する情報が市民と政治の距離を縮め、地方自治や政治などへの関心や参加意欲を高めるきっかけとなることを目指した活動を展開してまいります。
　なお、「政治山」は、「スパイラル®」を用いて開発、運用しております。

４．主婦特化型マーケティング調査サイト「暮らしの根っこ」とは

　株式会社うるるが運営する「暮らしの根っこ」は、女性・主婦10万人を擁する主婦特化型のリサーチサイトです。企業のマーケティング活動に活用できる女性・主婦の“生の声”を低価格・効率的に把握できる調査サイトとして多くの企業さまからご利用いただいております。

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