パイプドビッツ、製薬・医療機器メーカー向け「透明性ガイドライン情報公開システム」を発表
~ 万全のセキュリティで2段階認証の個別開示を実現、運用の手間とコストを最小限に押さえた医療クラウドサービス ~
情報資産プラットフォームを活用したソリューションを提供する株式会社パイプドビッツ(本社 東京都港区、代表取締役社長CEO 佐谷宣昭、証券コード3831、以下「パイプドビッツ」)は、2014年8月18日に、製薬メーカーや医療機器/材料メーカーを対象として、「透明性ガイドライン」の個別開示に2段階認証で対応できる「透明性ガイドライン情報公開システム」を提供開始したので、お知らせいたします。
「透明性ガイドライン」は、2011年に、日本製薬工業協会(製薬協)や日本ジェネリック製薬協会(JGA)、日本臨床検査薬協会(臨薬協)、日本漢方生薬製剤協会(日漢協)、日本OTC医薬品協会などが策定した「企業活動と医療機関等の関係の透明性ガイドライン」、日本医療機器産業連合会(医機連)などが策定した「医療機器業界における医療機関等との透明性ガイドライン」に基づく行動基準です。医療の安全・安心のために、資金提供の情報開示を通して、加盟企業と医療機関との関係の透明性を確保し、高い倫理性を担保した上で企業活動が行われていることについて広く理解を得ることを目的としています。
加盟企業は、2013年度の決算発表後に2012年度分の、A.研究開発費等、B.学術研究助成費、C.原稿執筆料等、D.情報提供関連費、E.その他費用について年間総額等をホームページなどで発表しています。
さらに、2014年度の決算発表後には、医療関係者やマスコミなどの閲覧希望者からの開示請求に応じて、2013年度分のC.原稿執筆料等の個別の件数や金額を、○○大学(○○病院)○○科○○教授(部長):○○件○○円のように「個別開示」することが予定されています。
個別開示は、医師や研究者の個人名や金銭授受の件数や金額など、センシティブな情報になるため、加盟企業は、閲覧希望者の閲覧申請情報及び開示情報のセキュリティを担保したうえで、閲覧希望者に限った情報開示ができるシステム構築が求められています。
そこでパイプドビッツは、「透明性ガイドライン情報公開システム」を提供開始いたします。
「透明性ガイドライン情報公開システム」は、製薬メーカーや、医療機器メーカー、医療材料メーカーが、今夏にも公開開始する、「透明性ガイドライン」の原稿執筆料等の個別開示を、高セキュアかつ低コスト、短期間で実現する医療クラウドサービスです。
厳格なセキュリティが求められるメガバンクを含む100以上の金融機関が採用している情報資産プラットフォーム「スパイラル®」を用いるため、開示情報や閲覧希望者情報を安全に管理できることに加えて、「透明性ガイドライン」の個別開示に最適化してシステム構築されているため、業務負荷を最小限に抑えつつ短納期で運用開始できます。
今後も「スパイラル®」は、ご利用いただくお客様の業務や要望にフィットするクラウドアプリケーションを開発しやすいPaaSとして進化を続けてまいります。
「スパイラル®」は、官公庁、金融、サービス、教育機関など、幅広い業種・業態のお客様にご利用いただいている国内最大規模の情報資産プラットフォームです。販売促進やCRMにおける顧客情報から、給与明細のような従業員情報まで、皆様からお預かりする様々な重要情報資産を安全なプラットフォームで管理しています。
なお、「スパイラル®」はお客様ごとにCO2排出量をお知らせする唯一のASP・PaaS(クラウド)サービスであり、CO2排出量の可視化等の取り組みを通して地球環境保全の啓発にも貢献してまいります。
株式会社パイプドビッツ
医療・福祉ソリューション事業部 担当:杉山、近藤、渡邉
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株式会社パイプドビッツ
経営企画室 広報担当 立花
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