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2016.5.24
開催報告を掲載いたしました

SBCF 2016 -REVIVE-とは

「SBCF(スパイラル ビジネスコネクターズフォーラム) 2016 -REVIVE-」は、主にSPIRAL®をご利用のお客様を対象にパイプドビッツが主催するイベントです。
※SPIRAL®を現在ご利用でないお客様もご参加いただけます。

約1年半ぶりに大きくリニューアルして戻ってきたSBCFの模様は、開催報告をご覧ください。

開催報告

パイプドビッツは5月20日(金)、「SBCF(スパイラル ビジネスコネクターズフォーラム) 2016 -REVIVE-」を東京・千代田区で開催いたしました。当日は過去最多の200名を超えるお客様にお越しいただき、みずほ銀行のデータベースマーケティング責任者が登壇した基調講演や、各業界に精通した当社のスペシャリストが事例をもとに最新のデータ活用やトレンドをご紹介する6つのセミナーを開催。それぞれ多くのお客様が熱心に耳を傾けていました。
お忙しいところお越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。

基調講演

みずほ銀行が取り組むデジタルマーケティング戦略
~現場責任者が語る挑戦の軌跡~

<登壇者>
塚本 聡士 様(株式会社みずほ銀行 ビジネス開発推進部 データベースマーケティングチーム 次長)
藤﨑 健一(株式会社カレン 代表取締役社長)
熊本 剛(株式会社パイプドビッツ取締役COO)

みずほ銀行ビジネス開発推進部次長・塚本聡士様と株式会社カレン代表取締役社長・藤﨑様をお迎えし、パイプドビッツのCOO・熊本がファシリテーターを務めた基調講演では、まず塚本様にみずほ銀行が取り組んできたCRMの背景や目的をご紹介いただき、現在活用中のマーケティング手法である「EBM」の現状や戦略、効果などをお聞きしました。また、顧客行動をもとにマーケティング戦略を構築する、同銀行が推奨する新しい概念である「BBM(BehaviorBasedMarketing)」の説明や取り組みについてもお話いただきました。藤﨑様は、こうしたデータベースマーケティングとSPIRAL®の関連やその活用について具体的に解説を行いました。


セミナー

初心者お断り!
ディープなSPIRAL®設定と開発

<講師>
渡邉輝明
(株式会社パイプドビッツ医療・介護ソリューション事業部長)

基調講演に続き開催されたセミナーは、医療・介護ソリューション事業部長の渡邉が開発・設定担当者に向け、SPIRAL®の基本機能やアプリ開発について5本の動画を使って解説しました。最初の動画では問い合わせ管理アプリを3分で構築する手順を実際の画面で紹介。このアプリを使ってフォーム、DB一覧表、マイエリアを設定する流れもそれぞれ動画を使い解説しました。一覧表制作ではDBの専門知識がなくても簡単に作業できるSPIRAL®の特長を紹介、マイエリアではさまざまな認証方法があることや権限設定が簡単にできることなどを詳しく解説しました。主に開発・設定担当者に向けたタイトルとなっていますが、詳しい専門知識ない方でも簡単に構築できるSPIRAL®の特長を理解していただける内容となっていました。

セキュリティは誰がために?
セキュリティ推進のための試行錯誤と取り組み事例

<講師>
志賀 正規
(株式会社パイプドビッツ 取締役 CISO)

「セキュリティは誰がために?」と題して行われたCISO・志賀のセミナーでは、「サイバー空間の脅威の現状を知る」「高まる脅威にどう対抗していくべきか」「わかりづらいセキュリティ、何を守るべきか」という3つのポイントに絞り解説しました。脅威の現状については、情報漏えいは地域や場所という概念ではなく、どこでも起こりうるリスクとして捉える必要があると指摘。実際に起こったセキュリティ事件を例示し、身近な脅威を知ることが対策の第一歩であるとしました。その対抗手段として、意識変革、行動促進、環境整備、情報共有の4つが重要とし、具体的な取り組みを紹介しました。最後に、守るべきものとして、データだけでなく、被害者・加害者にならないためにセキュリティ教育により「人」も守る必要があるとしました。

プロジェクトの成功に必須
ベンダーの目利きのポイントはここ!

<講師>
児玉 悠一
(株式会社パイプドビッツIoT・オムニチャネル推進部長)

IoT・オムニチャネル推進部長の児玉は、プロジェクトの成功にはプロジェクトマネージャ(PM)がポイントになることを、パイプドビッツが実際に取り組んだ著名プロジェクトを例に解説しました。まず、PMを見極めるポイントは「依頼範囲が正しく承諾されているか」「目標や成果の認識が一致しているか」「プロジェクト費用に納得感はあるか」3つをあげ、取り組み姿勢や体制といった面からそれぞれを詳説していきました。依頼範囲の承諾では、著名プロジェクトにおけるパイプドビッツの業務内容の変化を例に、PMがいかに対応してきたかを紹介。目標や成果の認識では、依頼内容の理解度を都度、確認することの必要性を説き、成果点を明文化するとともにSLAを締結するなどの方法を薦めていました。費用の納得感は、開発コストを適正に算出し利益を管理しておくことが重要としていました。

Web制作会社、開発会社さま向け
未経験者を最短でWebエンジニアに育てる方法

<講師>
小西 辰也
(株式会社パイプドビッツ 執行役員 CKO)

CKO・小西が登壇したセミナーでは、パイプドビッツのWebエンジニア育成方法を紹介しました。まずパイプドビッツでは、SPIRAL®を営業や設定代行の他、サポートを行えるようになるための実践能力を養う独自の育成プログラムを採用していることを紹介し、研修内容の解説を行いました。研修では、テクニカルサービス(設定代行)を中心に営業やサポートといった基本的な業務を学ぶ際に進捗に、取り組む人によって差が生じる「課題クリア型」を取り入れていることを紹介しています。また、教育を進める過程を具体的なカリキュラムを示しながら説明し、生産性や開発力の向上といった本教育制度の成果を示しました。

IoT/ビッグデータ時代に向けた
情報資産プラットフォームSPIRAL®の進化

<講師>
林 哲也
(株式会社パイプドビッツ 代表取締役社長 CEO)

「IoT/ビッグデータ時代に向けた情報資産プラットフォームSPIRAL®の進化」と題して行われたCEO・林によるセミナーではまず、IoTの現状を事例を交えて紹介するとともに、IoTはインターネット拡大の流れにあり必然であるため、今後も広がり続けるとの見解を示しました。また、IoT運用の中でのSPIRAL®の活用方法として、店舗の商品やポスターへの興味・関心を把握し、分析するマーケティング施策を紹介、さらにショッピングセンターでの顧客動線把握の仕組みも公開しました。その際に利用されるセンサー端末とシステム構成などのプランも紹介。さらに、マーケティング以外の活用方法として、設置機器の利用状況に応じたサポートサービスの提供などを提唱するなど、IoT時代の「情報資産」の活用を促していました。

どこからやればいいのか?
当社が取り組む、具体的事例をもとにした
顧客コミュニケーション

<講師>
藤田 豪人
(株式会社パイプドビッツ 取締役 CMO)

CMO・藤田のセミナーは、パイプドビッツのマーケティングの考えた方をもとに、顧客コミュニケーション強化策への取り組みを紹介しました。まず、実際の取り組みとして、販売促進部門と営業部門の現在の問題点を分析し、原因を絞り込んでいく過程を説明。その結果、パイプドビッツがどのような対策や環境作りを実施したかを例示しました。その他、ペルソナを設定した顧客分析や、事業部間や販売促進部門との連携、業界特化型事業部を生かしたコンテンツ配信などの顧客コミュニケーション強化策を公開しています。まとめとして、「販売促進の定義の見直し」「業務に合わせたシステム利用」「システムは小さく導入し大きく改善」「組織を超えた議論の場」などをポイントして上げました。


懇親会

タイムテーブル

16:00〜16:50
17:05〜17:30
17:40〜18:05
18:15〜18:40
19:00〜20:00

※プログラムは都合により変更になる場合がありますので、予めご了承ください。

開催概要

イベント名 SBCF2016 -REVIVE-
日時 2016年 5月20日(金)
16:00 〜 20:00
[開場 15:30より]
会場 TKPガーデンシティ永田町
対象 ・データ活用(情報資産活用)にご興味をお持ちの皆様
・スパイラル®ご利用中のお客様
SDP会員の皆様
参加費 無 料
定 員 200名
主催 株式会社パイプドビッツ

アクセス

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