2023年6月1日、株式会社パイプドビッツは「スパイラル株式会社」に生まれ変わりました( 詳細はこちら
お客様事例

SPIRAL×WordPress×MAによる会員サイト構築!
顧客が望むマーケティング施策を、セキュアなローコード開発環境でしっかり支援

  • 会員サイト構築

みらいマーケティング株式会社

代表者
代表取締役 深沢 光慈
本社
東京都足立区梅島 3−33−6 エンブレム西新井 2-29
業務内容
・マーケティングに関する総合コンサルティング業務
・マーケティングに関する運用業務の代行
・マーケティングに関する研修事業
URL
https://mirai-marketing.com
使用サービス
SPIRAL ver.1
課題
限られた時間の中で、MAツールとWordPressを連携させたセキュアな会員サイトを構築する必要があった
解決策
WordPress公式プラグインで開発時間を短縮しながら、セキュリティ性の高い会員制オウンドメディアを構築
効果
信頼性の高いサイトで見込み以上の会員数を獲得。専門的スキルがなくても「顧客が望むマーケティング」が可能に

インタビュー

「デジタルマーケティングに関するコンサルティングや、MAツールの導入・運用支援を行うみらいマーケティング株式会社。クライアントからの相談をきっかけに、Web制作・開発会社様向けのパートナープログラム「SDP(SPIRAL Developers Program)」に参画し、SPIRAL×WordPressで会員サイトを構築しました。

スケジュールに余裕がなく、限られた時間の中でセキュアな会員サイトを構築する必要性に迫られる中、SPIRAL導入の決め手となったのは、「機能とスピード感のバランス」だったと言います。

今回のプロジェクト全体を指揮された代表取締役の深沢光慈様に、SPIRAL導入の経緯や効果についてお話を伺いました。

目 次

限られた時間の中で、MAツールとWordPressを連携させたセキュアな会員サイトを構築する必要があった

―SPIRAL導入の背景をお聞かせください。

きっかけは、当社のお客様である機器メーカー様から、もともと使用しているMAツールを活かしつつ、セキュアな会員サイトを作りたいとご相談いただいたことでした。

ただ、ご相談いただいたタイミングからローンチ希望日まで約3か月。スケジュールに余裕がなく、開発にはスピード感が求められました。我々はデジタルマーケティングのコンサルティングを専門とする会社ですが、システム開発のためのエンジニアを擁しているわけではありません。そのため、システム開発の専門スキルが高くない人材でもスピーディーに開発ができる、ノーコードあるいはローコード開発環境が必要でした。

また、お客様からはもう1つ、CMSは使い慣れたWordPressにしたいという要望がありました。MAツールだけでなくWordPressとも連携でき、かつセキュアな会員管理システムを構築できるツールとなると、その時点で候補が絞られます。中でもSPIRALは、前職でメール配信機能を利用した経験があったので、どんな製品かおぼろげに理解していたこともあり、候補の1つとなりました。

WordPress公式プラグインで開発時間を短縮しながら、セキュリティ性の高い会員制オウンドメディアを構築

―SPIRALを選定した理由を教えてください。

候補に挙がったその他のツールと比較して、SPIRALは次の3点がすぐれていました。

1つは、WordPress公式プラグイン「WP Member Login by SPIRAL」により、ローコード開発が可能で開発時間が大幅に短縮できる点。当時他のツールを調査していた中で、こういったプラグインを公式に提供されているのはSPIRALだけだったと思います。

また、SPIRALは非常にセキュアな仕組みであることと、国産ベンダーであることから、柔軟性が高く、かゆいところに手が届くようなサポートが期待できそうだと考えました。

そして1番の決め手となったのは、機能とスピードのバランスが良いことです。ツールを選定するうえでは、機能面や価格面などさまざまな条件がありますが、SPIRALは機能とスピードのバランスにすぐれています。時間的な制約がなければ、より機能が豊富で安全性の高いサイトが作れたかもしれません。MAツールだけで簡易サイトを作る方法もあったでしょう。

しかし、限られた時間の中でサイトを構築する必要がある中で、SPIRALは「ちょうどいいスピード感でセキュアなサイト」を実現できるツールでした。安心して素早くサイト構築できる点で、非常にバランスがとれた良い製品だったのです。

―SPIRALを活用して構築されたサイトについて教えてください。

特定の業界向けの機器を販売するメーカー様が、見込み顧客や既存顧客に向けて最新情報や技術を紹介するオウンドメディアです。業界自体のデジタル化を推進するために、最新の技術について学べるコンテンツを作成して配信しています。サイト上のコンテンツは会員向けと非会員向けに分かれており、より多くの方に会員になっていただけるよう、会員向けの領域ではより良質なコンテンツをお届けして差別化を図っています。

この会員サイトにおいて、SPIRALは会員データベースやアプリのセキュリティ担保、ログイン認証機能として利用しています。また、お客様が利用されているMAツールとSPIRALを連携させ、MAツール側でメールによるナーチャリングなどを行なっています。

もともと、APIリファレンスが揃っていることは理解していたので、SPIRALで会員登録されたデータをMAツールに流し込んだり、MAツールの販路情報をSPIRALに戻したりといった部分は比較的スムーズに開発することができました。

みらいマーケティング フロー図

―実際の構築作業はどのように進められたのでしょうか。

外部のWeb制作会社と当社とで役割分担をしました。当社は全体の設計とSPIRALの主構築を、Web制作会社はWebデザインやコンテンツ作成を行いました。新規会員登録のフォームなどは、両者で協力しながら進めています。

SPIRALの設定作業はサポートページを見ながら、場合によってパイプドビッツのユーザーズデスクを利用させていただきながら進めました。

―パイプドビッツのサポートについては、いかがでしたか?

ユーザーズデスクに入ると画面共有をしてすぐに説明をスタートしてくれるのですが、この流れが大変使いやすいと感じています。これまでさまざまなツールを触ってきましたが、中でもパイプドビッツのサポートは非常にスピード感がありますね。また、担当の方々のスキルレベルも高いので、新しい機能がリリースされても安心して触ってみようと思えます。

提案時から導入、構築まで、みなさんすごく親身になって対応してくれて、我々としても安心して同じ船に乗ることができたなと感じています。

信頼性の高いサイトで見込み以上の会員数を獲得。専門的スキルがなくても「顧客が望むマーケティング」が可能に

―構築した会員サイトで、実際にどのような成果が得られましたか?

会員サイトがオープンしてから1年弱ですが、当初の予定よりも多い3,000名ほどの利用者から会員登録をいただいています。見込み以上の会員数獲得ができたのは、会員サイトとしての信頼性を含めて評価いただいた結果ではないでしょうか。

また、お客様の様子を見ていると「自分たちがやりたいマーケティング施策」が自由にできるようになったのではないかと感じています。例えば、SPIRALを使えば、専門的なスキルがなくても、WordPress公式プラグインのショートコード機能を使うだけで会員向け・非会員向けのコンテンツの出し分けができます。わざわざWeb制作会社に依頼せず、内製化できる範囲が増えたことで、より効果的な施策がスピーディーにできるようになったと思います。

―SPIRALは御社にとってどのような存在でしょうか。

SPIRALといえば「セキュアなデータベース」。セキュアな会員サイトを作りたいときに、まず選択肢に入ってくるツールだと言えます。会員サイトの構築は、万が一個人情報の漏えいがあった場合のリスクは計り知れません。SPIRALは縁の下の力持ちとして、まじめに取り組んでいるプロダクトというイメージがあります。

―今後の御社の展望をお聞かせください。

これまでマーケティングオートメーションに取り組むのは、大規模な企業が中心でした。最近ではそこに、中小企業も参入し始めています。こうした企業の中には、今回のお客様のように、特定の領域や業界に特化した製品やサービスを販売している方が少なくありません。

例えば、教育業界や行政など、デジタル化が必要な業界はたくさんあります。そういった業界に向けて学びを深める会員サイトを提供して、業界全体のレベルを引き上げることでDXを推進する。このコンセプトは非常に大切だと感じました。
今後はお客様の会員制サイトを構築するとともに、マーケティングオートメーションで獲得した会員に対してナーチャリングをするところまで貢献できるよう、一連の過程をパッケージにして提供していきたいと考えています。お客様にそうした価値を提供しながら、自らも成長していきたいですね。

(2022年12月22日掲載)

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