お客様事例

信頼に応えたい!
安全性と利便性を備えた「モニター会員情報管理システム」の構築

  • 会員サイト構築

ピジョン株式会社

本社
東京都中央区日本橋久松町4-4
業務内容
育児・マタニティ・女性ケア・ホームヘルスケア・介護用品等の製造、販売および輸出入、ならびに保育事業
URL
https://www.pigeon.co.jp/
課題
商品開発のために、赤ちゃんの成長発達に関する研究へのご協力、また実際に商品を使い意見をくださるモニター会員の個人情報を管理し、アンケートの集計やマイページ機能のあるシステムを求めていた。
解決策
近隣モニター会員管理システムをSPIRAL®で構築。アンケート回収・モニター応募・日々成長が著しい赤ちゃんの定期的な情報更新などをオンラインで完結できるよう実装した。
効果
モニター会員とのコミュニケーションがスムーズになり、情報も一元管理できるようになったことで、業務が削減されただけでなく、より多くの方にモニターにご協力いただけるようになった。結果、研究活動も効率化している。

インタビュー

子育てとは切り離せない哺乳びん、おしゃぶりといった製品を、独自の研究で医学的な知見のもと開発しているピジョン株式会社様。研究にはモニター会員様のご協力が不可欠だったので、その情報を管理するシステムとしてスパイラル®を導入いただきました。モニター会員様との信頼を担保するため、どのようなシステムを求めたのか、(当時)研究担当の大杉佳美様を中心に、同じく研究担当の吉部香苗様、 広報担当の都媛媛様に伺いました。

目 次

商品開発のために、赤ちゃんの成長発達に関する研究へのご協力、また実際 に商品を使い意見をくださるモニター会員の個人情報を管理し、アンケートの集計やマイページ機能のあるシステムを求めていた。

―改めて、貴社の事業内容について教えてください。

当社は60年以上にわたって、哺乳研究、乳幼児発達研究を通じて得た知見をもとに商品を開発し、育児に関する悩みを解決してきました。日本国内だけではなく、東南アジアや中東、インド、オセアニア、北米、欧州などにも幅広く事業を展開しています。「この世界を、もっと赤ちゃんにやさしい場所にする」をピジョングループの存在意義と捉え、その実現のため日々サービスに取り組んでいます。

―まずは研究が基盤で、そこから商品を開発しているんですね。

そうです。研究開発には30億円(2019年12月期)かけるなど注力しています。海外にも研究部門があり、連携を取りつつ、それぞれがローカルなニーズに沿った研究も独自に進めています。日本は、哺乳・授乳をメインに取り組んでいます。たとえば、母乳を飲むとき、赤ちゃんの口のなかで乳首がどのような形状になっているのか、エコーを使って調査しています。実は、口の中に入ると、どのお母さんの乳首サイズも大きく違いがないことがわかりました。これこそまさに、人類の不思議。この研究成果は、哺乳びんの吸い口形状や柔らかさに生かされています。このように、研究は商品開発に役立てられています。

―研究にはお母さんや赤ちゃんの協力が必要ですね?

まず、応募用紙でモニター会員登録していただきます。例えば、月齢1ヶ月の赤ちゃんが母乳を飲んでいる様子を調査したいときには、応募いただいた中からご協力いただける方をリクルートするという流れです。ピジョンブランドに対する信頼から、下の子も生まれたので、新たに登録くださる方もいらっしゃいます。授乳の調査のときなどは、肌を出していただくこともあるので、信頼関係をとても重視しています。我々の言動だけでなく行動一つとっても細やかさを忘れずに関係性を大事にしたいし、赤ちゃんの成長も一緒に見守りたいという思いが強くあります。

ただ、その大事なモニター会員様の情報に関しては、それぞれにファイリングしたカルテを鍵付きキャビネットで管理するというアナログな方法でした。研究メンバー以外、モニター会員様の情報に触れることはなかったので、管理上に問題がありませんでした。また、従来の方法で築き上げられた信頼でもあったので、変えたくなかったという思いもありました。

ピジョン

※モニター様のマイページデモ画面をチェック

近隣モニター会員管理システムをスパイラル®で構築。アンケート回収・やモニター応募・日々成長が著しい赤ちゃんの定期的な情報更新などを オンラインで完結できるよう実装した。

―そのようななか、今回システム導入に踏み切った理由は?

会社の規模が拡大し、よりスピーディな事業展開が求められるようになるに連れ、モニター会員様と開発担当、商品企画のメンバーも接する機会が増えていきました。情報を提供する際は、セキュリティ上の問題からカルテは直接貸し出せないので、その都度エクセルデータに必要なカルテの情報を貼り付けるという方法をとっていました。工数もかかるこの煩雑な作業をなんとかしたいという思いが募ったからです。

さらには、モニターのリクルートの方法にも課題を感じていました。従来は、1件1件お電話してリクルートしていたのですが、乳幼児を育てるお母さんがゆっくり電話に出られるのは、私たちの業務時間外の早朝や深夜の場合もあります。そのため、どうしてもつながりづらいのが実情でした。また、赤ちゃんの成長は個人差があります。哺乳について調べたくて、カルテから当該月齢の赤ちゃんのお母さんに連絡しても、研究に必要な母乳の量を飲めない、といったことも少なくはありませんでした。その結果、「この前、協力してくれたお母さんに、もう一度お願いしてみよう」と、モニターに選ばれる方が偏る傾向が出てきてしまいました。「せっかく協力の意志を示してくださったのに、選ばれない方が出てしまう」、この不公平感は長年の懸案事項でした。

そこで、2019年に会社の組織が刷新され、研究をより発展させようという機運が社内的に高まったタイミングで、モニター会員管理システムの導入に踏み切りました。

―システム開発にあたって、スパイラル®を採用した理由は?

部内ではシステムに詳しい人がそれほど多くはないため、会員などの情報管理システムを開発できる企業を手当り次第調べました。要件としては、セキュリティの高さはもちろんですが、モニター会員様との関係を重視していたため、モニター様側の管理画面も作り込めることを最重要視しました。また、お母さんたちはスマートフォンでの利用が大半だと想定されたため、それにも対応できる企業を探しました。システムをゼロからつくるSIerは今回の検討からは外していました。別件でシステム開発に関わったとき、まっさらな状態からつくると技術者の数も増え、コストが増すとわかっていたためです。

そのようななか、スマートフォンに対応したモニター画面をつくれると即答いただけたのがパイプドビッツ社でした。提案されたスパイラル®は、銀行、自治体など高いセキュリティが求められるところでも利用実績があり、安心感がありました。また、そのときは重視していませんでしたが、他のサービスと連携できる点も強くアピールいただき、広がりはあったほうがいいかもしれないと考え、トータルで選定させていただきました。

また、開発期間が3ヶ月あまりと非常に短かったのも大きかったです。ちょうど契約が秋ごろだったのですが、このスケジュールなら当社の期始めである1月にはシステムが完成しており、年度初めの4月には本格運用が可能です。何より、長年の懸案事項が3ヶ月で解決できるという期待に胸が踊りました。

営業の方が、わざわざ茨城県守谷市にある研究所まで来てくださったのも嬉しかったです。すごく熱意を持って接してくださいました。きっとよいチームになれると実感しましたね。

―完成したシステムの概要を教えてください。

モニター会員様がスマートフォン上の会員画面(認証機能付き)で自分と赤ちゃんの情報を登録し、モニター募集に応募できるようになっています。ご兄弟が生まれたら、新たに情報を追加できる機能があるなど、独自の仕様もスパイラル®で対応できました。

会員側の画面のほかに、ピジョン側の管理画面もあり、こちらではモニター会員様の個人情報や赤ちゃんの情報、どのモニターに参加しているのか、といったことが確認できます。実績報告の際に、年間のモニター数、参加者数もすぐに数値として確認できるため、とても便利です。

ピジョン フロー図

モニター会員とのコミュニケーションがスムーズになり、情報も一元管理できるようになったことで、業務が削減されただけでなく、より多くの方にモニターにご協力いただけるようになった。結果、研究活動も効率化している。

―システムの導入で、業務はどのように改善されましたか?

“紙”のカルテでモニター会員様の情報を管理していたころは、セキュリティの問題上、モニター会員様からメールアドレスを取得していませんでした。そのため、モニター募集のお知らせも直接電話でリクルートする際にお伝えしていました。今ではスパイラル®のメール配信機能で一斉に連絡できるため、お知らせに漏れがなくなりました。もちろん、対象者を絞り込んで送信することもできるので、従来とは比べ物にならないくらい効率的になりました。

さらに、このシステムの導入によって、モニター会員様自身が募集の案内を見て、ご応募いただくフローになりました。そのため、モニター会員様は参加への意識があり、こちらから折返しご連絡したときにも、すぐにリアクションいただけるようになりました。これも、大きく業務が軽減できたポイントです。

ちなみに、システムの運用早々、新型コロナウイルスの影響で全社的にリモートワークに切り替わりました。もし、電話のままだったら、モニター会員様と連絡を取るために出社し、返事を待たなければなりませんでした。モニター会員様にとっても、こちらの営業時間に関わらず応募や返信ができるため、お互いにとって改善されたと思います。

各種研究のモニター募集についても、一元管理できるようになりました。従来は、それぞれの研究担当が各自でモニターをリクルートしていたため、同じモニター会員様にご依頼が重複してしまうこともありました。しかし、システムで一元管理されてからは、モニター会員様の窓口担当が決まり、研究担当からの企画をもとにモニター募集を一括で受け持つことができるようになったのです。それによって、現在どのモニター募集が動いていて、全体で何人参加してくれているのか、各モニター募集が希望人数に達しているのか、見える化できるように。さらに、スパイラル®のアンケート機能を活用し、モニター募集の際の事前スクリーニングも可能となりました。

これらによって、研究活動はよりスムーズになりました。コロナ禍で研究活動にいろいろと制約は出ていますが、システムによる効率化のおかげで、オンスケジュールで成果を出せるようになりました。

―今後、スパイラル®に期待することは?

最初はそれほど重視していなかったのですが、今は機能の拡張性に期待が高まっています。たとえば、モニター会員様への謝礼の管理もデータベースに追加できるのではないかと考えています。これまでなら、謝礼の管理用に新たなシステムが必要だと思っていましたが、スパイラル®なら現在のシステムに追加機能を実装できるでしょう。私たちが利用していて、「もう少しこうしたい」と思ったことをスパイラル®に相談すれば、実現できるのではないかと考えるようになりました。

システムは、運用して使い勝手の悪いところを改善していくイメージはありましたが、スパイラル®の場合、“一緒に育てていく”というイメージです。これから私たちの研究や事業の発展拡大とともに、必要となる機能の追加や他のアプリとの連携を加えて、現在利用しているスパイラル®のシステムも成長していくのだと感じています。

その実現には、パイプドビッツ社のサポートがあってこそ。パートナーのように寄り添い、丁寧な資料と時間をかけての説明で、今も私たちを支えてくれています。今後もスパイラル®の可能性や便利な活用の仕方について、ぜひご教示いただきたいと思っています。

―ありがとうございました。

(2021年2月22日掲載)

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