―スパイラル®導入後、セキュリティ強化のため、運用方法も変更したようですが。
各フォームから来た問い合わせは担当部署用に設置されたDBに振り分けて保存されるのですが、それぞれのDBはマルチアカウントを付与された人しか見ることができません。また、IPアドレス制限もかけ、社外からDBにアクセスできないようにしました。フォームを作り直したことで問い合わせ件数も増え、その分、個人情報を扱う量も増えましたが、こうした状況に見合った高いセキュリティを確立することができました。
―新しいフォームの運用を始めるまでにどのくらい時間がかかりましたか?
そもそも、セキュリティ強化が目的だったため作業は急ぎました。フォームの制作や設定は自社で行ったのですが、パイプドビッツさんの営業やユーザーズデスクに教えてもらいながら実質1カ月くらいで完成させています。全体のスケジュールを見ても、スパイラル®の利用申し込みから新しいフォームが完成するまでは2カ月半くらいです。
―自社で開発や設定を行うメリットは何でしょうか?
当社はかねてから、自社で開発などを行っていこうという文化がありました。今回も、社内に対応できる人材がいたので、スパイラル®の設定やページの制作などを自社で行っています。やはり、社内でこうしたことができることで、スピード感もあり、情報の伝達も有利に働いています。社内の人間なので、1つのことを言えば大体を分かってもらえるという点もメリットですし、ミスも少なくできると思います。