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これから広まる?!WEB相続【やまざき調べvol.8】

掲載日:2019年9月24日更新日:2024年3月6日

こんにちは!!入社1年目、金融お客さまリレーション部やまざきです。

これまでのやまざき調べでは、既存のWEB施策の取り組み状況を地道に調査してお伝えしてまいりました。

しかし、先日、コンテンツを決める会議をしたのですが、 「もう地道に調べるネタがない!」 と、いうことになりました(笑)

「調べるものがない!」と上司に相談したところ、
「こういう企画も面白いんじゃないの?」
とアドバイスを頂いたので、早速記事にすることにしました!

題して、「これから広まる?!」シリーズ!

弊社の営業担当にインタビューし、最近、商談現場で増えている相談の中でも、これから広まりそうなWEB施策について、ご紹介させていただく企画です。

早速、最新の相談内容について、ベテランの営業担当 F先輩に聞いてみました。

今熱いキーワードは「相続」!

F先輩、お疲れさまです。ぶっちゃけ今、やまざき調べのネタがなくて困っているんです。読んでいて面白いような商談現場の話とかないですか?これからどんな施策が流行りそうかとか、ベテランのFさんならもちろんご存知ですよね?(笑)
無茶振りだね・・・(笑) 最近増えてる相談があるよ。
ぜひ聞きたいです。
相続」だね。これは、広まっていくのは間違いないよ。
へぇ~。相続ですか。
三井住友信託銀行さんがついこの間、相続手続きをデジタル化するってニュースになってたし、1年くらい前にはみずほ信託銀行さんがWEB遺産整理のサービスもリリースしてるんだよ。

相続は増える

そうなんですか?
相続はねー、これから来るよ。間違いない。
言い切りますね。
大相続時代」だからね!
(大相続時代・・・?)
プチやまざき調べ vol.8-1.「大相続時代」とは?

内閣府が発表している「高齢社会白書」(令和元年)によると、2018年の総人口に占める65歳以上の割合(高齢化率)は28.1%。この割合はさらに増え続け、令和32年には37.7%にもなると言われています。
さらに、2018年時点で高齢者(65歳以上)のいる主世帯の持ち家率が82.7%と非常に高いです。そのため、大規模な相続が頻繁に行われる時代、「大相続時代」に突入しているとのこと。

相続の時に、相続人のメインバンクに資産が移転しやすくなるんだよね。自行のお客さまの預かり資産が他行に流れてしまうかもしれないし、他行から相続人を取り込めば、取引拡大につながるでしょ?
確かに、金融機関からしたら、なんとかそのチャンスを掴みたいところですね。

相続は苦行

相続って、被相続人が亡くなってから遺産を整理して、10ヶ月以内に納税しないといけないんだよね。
期限まで決められていたんですね。いつまでも放置はできないですもんね。
プチやまざき調べ vol.8-2 相続の期限はいつまで?

相続税法第二十七条(相続税の申告書)より、相続人はその人が亡くなったことを知ってから10ヶ月以内に相続税を収めなければいけません。

やってみるとわかるけど、10ヶ月の間に、何回も書類を書いて郵送したり、手続きしたりしないといけなくて、とにかくめんどくさいんだよね。
そうだったんですね…。
人によっては仕事を休まないと間に合わなかったりするし、もう、はっきり言って苦行だよ。被相続人側も大変だけど、金融機関側でも、書類の郵送とか確認とか、やること多くて結構大変。
金融機関にとっても、相続人にとっても、なかなかハードなんですね。
プチやまざき調べvol.8-3. 相続手続きはどこが大変?

内閣官房帳IT総合戦略室が2019年の4月に発表した「死亡相続OSS実現に向けた方策のとりまとめ2018(概要版)」によると、死亡・相続に関する手続きはこんなに大変!

遺産整理

最近は、LINEで相談できたり、WEB上で手続きができて、郵送とか電話でのやり取りの手間が省ける相続のサービスが少しずつ出てきてるんだよね。
楽になると嬉しいですね。
単に手続きが楽になっただけじゃなくて、郵送や電話と違って、24時間、自分の手の空いているタイミングで手続きが進められる分、スピードが上がるでしょ?期限に間に合わない不安も減るし、嬉しいよね!
さらに、遺産整理って1回で100万円くらい手数料がかかるんだけど……
100万円!!?そんなにかかるんですか!

高いよね~(笑)だから、遺産整理の手続きをWEB化して、対面対応の半分くらいの価格で、より多くのお客さまに利用できるようにしている例もあるんだよ。

私が相続人になるまでに広まって欲しいです(笑)

暦年贈与

遺産整理だけじゃなくて、暦年贈与の手続きのWEB化の相談もあったね。
れきねんぞうよ……?
生前贈与の一つだよ。生きているうちに贈与を始めちゃうの。
そんな事できるんですね!そのほうが、親戚とのトラブルに発展しにくいからですか?
親戚とのトラブルにも、なりにくいかもしれないけど(笑)、生前贈与にすると相続税が免除できたりするんだよ。
なにかとお金かかりますからね。免税になるのは嬉しいです!
金融機関にとっても、被相続人が亡くなる前からアプローチできれば相続人の口座を確保できるから、暦年贈与に力入れ始めるところも増えると思うよ。
そうなんですね~。

まとめ

営業担当のF先輩によると、相続は「苦行」と言えるほど大変で、金融機関側にとってもハードな業務ですが、一方で取引拡大のチャンスでもあります。

利便性の向上や、価格を抑える事によって取引拡大に繋げられることからも、相続関連のサービスのWEB化は今後浸透する可能性が高いとのこと。

今後は、相続をするにあたって必要となるFPや弁護士とのやり取りのWEB化や、士業の方々との相談をWEB上で予約できる金融機関も出てくるかもしれないですね。

「WEB相続」について詳しく聞かれたい場合は、ぜひお問い合わせフォームからご連絡ください!

おまけ

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