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アンケートの作成方法には何がある?作成の流れやポイントのまとめ

掲載日:
2019/03/07
更新日:
2023/06/01

ソリューション

アンケート作成

効果的な回答を得られるアンケートを作成するには、意識すべきポイントがあります。ポイントを的確に押さえることで、有用性の高いアンケートを作成できるでしょう。アンケートの基本的な知識から作成のポイントなどについて、詳しく解説します。

アンケート方法について知ろう

アンケート方法について知ろう

まず、アンケートにはどのような種類があり、どのような回答の仕方があるのでしょうか?また、それぞれの種類によって適した実施方法はあるのでしょうか?アンケートの例と実施方法について解説します。

主なアンケートの例

アンケートといっても、その種類はさまざまです。対象は誰なのか、どこで実施されるものなのかによって分類できます。

企業が顧客に対して行う『顧客アンケート』は、今後の改善や商品開発につなげていく目的で実施されます。代表的なのは、商品アンケート・利用者アンケート・ブランドイメージ調査・お客様アンケート・パッケージ調査などでしょう。

また、社内の環境改善のためにもアンケートを実施することもあります。従業員満足度アンケート・ストレスチェックなどの『社内アンケート』です。

セミナーアンケート・イベントアンケート・展示会アンケートなどは『会場アンケート』と呼ばれます。地域や教育の現場で行われる、住民アンケート・授業評価アンケートなども代表的なアンケートです。

アンケート用紙での回答

専用の用紙に回答を記入してもらう方式のアンケートは、幅広い年代の人に回答してもらいやすいのが特徴です。特に、パソコンやスマートフォンに慣れていない高齢世代に向いています。

一方で、回答してもらった結果の集計や分析に手間がかかるという点がデメリットです。回答を入力している際に、誤字脱字や判読不能な手書き文字を見つけることもめずらしくありません。

また、大量のアンケート用紙を作る場合、コストがかかるのもデメリットといえます。

アンケート用紙への回答が適しているのは、店頭でのアンケートやセミナーアンケートです。店頭には幅広い年齢層の方がやってきますし、セミナーアンケートは空いた時間に記入できると回答率が高まるからです。

セミナーアンケートの作り方については、「効果的なセミナーアンケートの作り方。ビジネスチャンスに繋げるには」をご一読ください。

アンケートフォームでの回答

パソコンやスマートフォンからアンケートフォームで回答してもらう方法もあります。紙に出力しないのでコストを削減できますし、集めた回答を簡単に集計することが可能です。誤字脱字で有効回答が減ってしまうこともありません。

ただし、事前に専用のWebページを作成したり、システムを準備したりしなければいけないのはデメリットです。また、パソコンやスマートフォンに不慣れな人からの回答は得られにくいでしょう。

アンケートフォームによる回答が向いているのは、展示会や大型イベントでアンケートを実施する場合です。

展示会ならブースにタブレットを設置しておくと、手軽に回答してもらうことができるでしょう。大型イベントは会場でのアンケート回収が難しいという点で、アンケートフォームが向いているでしょう。

LINEなどアプリでの回答

より手軽に回答して欲しい場合には、LINEなどアプリを使ったアンケートが向いています。

LINEであれば『投票機能』を使うことで、グループメンバーに向けたアンケートが作成可能です。設定によって、より適した回答の仕方にすることもでき、匿名での回答もできます。

また、事業者向けのLINE@にも『リサーチ機能』というアンケート機能があります。アンケートに答える特典としてクーポンを付与すれば、回答率の上昇も見込めるでしょう。

これらの機能は作成も回答も簡単なので、設問の少ないアンケートや若い世代向けのアンケートに最適です。

アンケートの集計方法について詳しくは、「アンケートの集計はどのように行う?手段や方法についてのまとめ」をご一読下さい。

アンケートの主な作成方法

アンケートの主な作成方法

Word・Excelといった一般的なソフトのみでも、アンケートは作れます。専用の無料ツールを使えば、より手軽に本格的なアンケート作りが可能です。

アンケートの作成に人員を割けない場合には、代行業者を使うのもよいでしょう。それぞれの方法について、詳細を解説します。

WordやExcelで作る

Wordでのアンケート作成方法は、設問の文章に表を組み合わせるだけです。チェックボックスで選択項目を作れば、より回答しやすいアンケートの作成が可能です。

チェックボックスを作るには、まず開発タブを表示させましょう。『ファイル→オプション→リボンのユーザー設定→開発にチェック』で表示されます。

あとは、チェックボックスを入れたい場所にカーソルを合わせ、開発タブから挿入するだけです。

Excelでアンケート作りをするときは、セルのみを使用して、集計しやすくしましょう。パソコンから回答してもらう際に、不正な値の入力や回答欄以外への入力を防ぐための対策も必要です。

具体的には、入力規則を使って選択式の回答にしたり、シートの保護をしたりして誤入力を防止します。

Googleフォームなどの無料ツールを使う

インターネットで利用できるアンケートフォームには、Googleフォームなど無料で使えるものがたくさんあります。

こうしたアンケート作成ツールを使えば、簡単にインターネット上で回答してもらえるアンケートを作れます。順番に質問項目を入力し、回答方法を選択するだけで、見やすく回答しやすいアンケートの完成です。

デザインもシンプルで整っているものが多いので、どんなシーンでも使いやすいでしょう。作ったアンケートは、ホームページに設置するのはもちろん、メールで送信することもできます。

Googleフォームの使い方は、「フォーム作成はGoogleフォームが便利。メリットや使い方まとめ」をご覧ください。

代行業者に頼む

アンケートの作成を代行業者に依頼する方法もあります。アンケートの作成や集計を専門に行っている業者に依頼すれば、目的に沿った適切なアンケートが実施可能です。

全ての工程を代行業者が対応してくれるので、自社でアンケートを作成した場合にかかる時間を、本来の業務にあてられます。

人員に限りがあり、アンケートに関する業務をできるだけ簡略化したいときによいでしょう。

アンケート作成のコツは、「アンケート作成にコツはある?設問や回答率アップのために考えること」をご一読ください。

アンケート作成の流れ

アンケート作成の流れ

いきなり設問を作り出しても、回答が集まるアンケートの作成はなかなかできません。アンケート作りには、正しい順番があるのです。どういった順序で作成するのがよいか、アンケート作成の流れを解説します。

アンケート目的を明確に

まずすべきことは、アンケートの目的をはっきりさせることです。目的が曖昧な状態でアンケートをとったとしても、せっかく集めたデータをうまく利用できません。

不要な設問が入っていたり、必要な設問が抜けていたり、ということにもつながります。

目的がはっきりしていれば、必要な設問を適切にアンケートに組み込めます。たとえば、男女別の違いを知りたいなら、性別に関する設問が必要です。見込み客の連絡先を知りたいなら、連絡先を記入する項目を入れます。

合わせて読みたい記事「セミナーアンケートの作り方。事前準備から項目作成までの流れ

アンケート実施方法や設問の決定

目的がはっきりしたら、どのような方法でアンケートを実施するか、どのような設問にするかを決めましょう。

目的がはっきりすれば、アンケートの対象となる人も決まります。対象となる人が回答しやすいのは、アンケートフォームでしょうか?回答用紙でしょうか?

設問も目的に合った内容で決定しましょう。このとき、回答しやすい形式にすることも大切です。回答の難易度が上がると回答率が下がってしまうからです。わかりやすく回答しやすい設問で、アンケートの回答率を高めましょう。

アンケート用紙やフォーム作成

目的と実施方法・設問の内容が決まったら、実際にアンケート用紙やフォームを作成します。

アンケート用紙を作るなら、Word・Excel・テンプレートなどを利用するのがおすすめです。パソコンとプリンターがあれば簡単にアンケート用紙が作れます。

インターネットを通じて回答してもらうなら、アンケートフォームを作成しましょう。フォーム作成ツールの利用が便利です。

また、大量の回答を集めたいなら、アンケートリサーチサービスが役立ちます。

アンケートの用途に応じて作成方法を選んでください。

アンケート作成の手順・コツは、「アンケート作成を理解してテンプレート化しよう。手順やコツのまとめ」をご一読ください。

回答形式の種類を知っておこう

回答形式の種類を知っておこう

アンケートの回答率は、設問の回答形式によって左右します。そのため、より多くの対象者に回答して欲しいなら、回答形式も工夫しましょう。ここでは、代表的な回答形式について特徴を解説します。

ラジオボタンやチェックボックス

ラジオボタンやチェックボックスは、選択式の回答方法です。

提示した選択肢からどれか1つを選ぶときには、ラジオボタンを使用します。「次の選択肢から最も〇〇なものを選んでください」といった設問の場合です。

チェックボックスは、同じ選択式の回答方法ですが、複数回答が可能な場合に使用します。「次の選択肢から当てはまるものをいくつでも選んでください」といった設問の場合です。

どちらの回答方法も選択肢があるので、回答の手間がかかりません。

5段階評価やマトリックス

「どのくらい当てはまりますか?」「どのくらい満足していますか?」などの設問に、段階的に評価してもらいたい場合に使用するのが、5段階評価やマトリックスです。

5段階評価は1つの項目について評価するのに対し、マトリックスは複数の項目に同じ選択肢で評価するときに使います。

答えにくい内容の設問になっていると、5段階評価の『3』や『どちらでもない』の回答が増えてしまい、有効な回答が得られない可能性もあるので注意しましょう。

自由記述

設問に対して、自由に意見や感想を書いてもらう回答方式が自由記述です。「〇〇が好きな理由を自由に記述してください」といった設問のときに使います。

自由な回答だからこそわかることもありますが、反面、どのように回答すればよいかわからないといったことも起こりがちです。

特にアンケートの最初の方に自由記述を配置すると、最初から回答につまずいてしまい、回答率が悪くなってしまうこともあります。

セミナーアンケートの選択肢については、「セミナーアンケートの回答例と選択肢。答えたくなる工夫で回答率UP」をご一読ください。

アンケート作成時のコツ

アンケート作成時のコツ

アンケートに正しく回答してもらうには、迷わず回答できるアンケート作りをするのが大切です。回答者が「あれ?」とつまずくことなく、スムーズに回答できるアンケート作りのコツを紹介します。

流れや時系列を整える

迷わず回答できるアンケート作りのコツは、時系列に沿って設問を配置することです。過去・現在・未来の流れに沿って設問が並んでいると、自然な流れで回答しやすくなります。

たとえば、食材の宅配サービスの利用について設問を作るなら、

  • これまでに宅配サービスを利用したことがありますか
  • 現在、宅配サービスを利用していますか
  • 今後、宅配サービスを利用したいと思いますか

という順番に配置するのです。

また、スムーズに回答できる流れで設問が並んでいることも重要です。そのため、最初の設問は簡単に答えられる内容と回答方法のものにします。

たとえば、年齢や性別といった属性についての質問なら、簡単に回答できるでしょう。

曖昧な表現は避ける

回答者が迷う表現は、アンケートの回答率を左右したり、誤った回答につながったりする可能性があります。曖昧な表現や専門用語の使用はやめて、誰にでもわかる言葉で設問を作りましょう。

たとえば『最近』という言葉は曖昧です。『過去1カ月』なのか『1週間以内』なのか、はっきりさせて記載しましょう。具体的な期間を明示することで、誤った回答が少なくなります。

専門用語も、人によって解釈が違ったり、理解ができなかったりする場合があります。そのため、専門用語はなるべく一般的な言葉に言い換えるようにしましょう。

アンケート作成にコツはある?設問や回答率アップのために考えること

回収率を上げるためのポイント

回収率を上げるためのポイント

アンケートをより多く回収するにはポイントがあります。できるだけ多くの回答を集められるよう、ポイントを押さえて回収率を高めましょう。

手間や時間をとらせないことを意識

回答者にとって、アンケートは手間です。そのため、最小限の手間と時間で実施できるものにしましょう。設問の数は必要最低限に絞り、選択肢もできる限り減らします。

次の予定があって急いでいるため回答できないという人にも回答してもらいやすくなるよう、所要時間を記載しておくのもおすすめです。

3分ならアンケートに協力できるというときに「平均的な所要時間は3分ほどです」と書いてあれば、回答してもらえる可能性が高まります。

無記名の採用とわかりやすい文章

個人情報への意識が高まっているため、名前・住所・電話番号といった個人情報を記載するアンケートは、回答率が低い傾向があります。アンケートの目的に個人情報が不要なら、入れない方がよいでしょう。

どうしても記名が必要なアンケートの場合には、プライバシーポリシーや個人情報の使用範囲をきちんと説明する文章を加え、安心して回答できるようにしてください。

インセンティブの設定

アンケートの回答に対して、プレゼントをつけるのも有効です。特に、設問数が多くて面倒なアンケートの回答率を高めるのにおすすめします。

インセンティブを発送するのに個人情報が必要なため、名前や住所を記入してもらうアンケートも回答してもらいやすくなります。インセンティブとしてよく使われるのは、景品・現金・ギフトカードなどです。

また、インセンティブを抽選式にすることもあります。この場合、評価を落とす回答がしにくいという心理が働き、偏りのある結果になる恐れがあることに注意してください。

アンケートの回答率を上げるポイントは、「イベントアンケートで回答率を上げるには?ポイントや作成方法まとめ」をご一読下さい。

押さえておきたいポイント

押さえておきたいポイント

アンケートは、単に設問が答えやすければよいというわけではありません。ほかにも、押さえておくべきポイントがあります。それは、回答者の印象を左右する依頼文や分析です。ポイントを押さえて、アンケートを有効活用しましょう。

依頼文もきちんと書こう

設問の前には依頼文を必ず書きましょう。依頼文があることで回答者への礼儀を表せますし、回答率のアップも期待できます。

依頼文には、回答時間の目安・インセンティブがあるならその内容・個人情報の取り扱いについてなどを記載しましょう。

メールでアンケートの依頼をしている場合には、回答期限を示すことも大切です。同時に「アンケートに回答してください」というように、次にするべきことを明記するのも回答率アップに役立ちます。

集計して終わりではない

アンケートを活かすには、データの分析が必須です。ここでは、代表的な5種類の分析手法を紹介します。それぞれの特徴を理解し、目的に合った分析で役立てましょう。

  1. クロス集計
  2. ロジスティック回帰分析
  3. アソシエーション分析
  4. 決定木分析(ディシジョン・ツリー)
  5. クラスター分析

『クロス集計』は、属性ごとの傾向を知りたいときに利用する、基本的な分析方法です。

『ロジスティック回帰分析』は、発生確率を予測します。マーケティングで使われることが多い分析手法です。

『アソシエーション分析』は、膨大な量のデータから関連性のあるものを抽出するのに役立ちます。

『決定木分析(ディシジョン・ツリー)』は、項目別に作った樹形図で起こり得る可能性を探る分析方法です。リスクマネジメントに利用されます。

『クラスター分析』は、似た性質を持ったもの同士を集めてセグメントを絞り込むのに役立つ分析方法です。

アンケート分析について詳しくは、「アンケートは分析までが大切。集計や分析の手法とポイント」をご一読ください。

まとめ

アンケートを作成するには、まず目的をはっきりさせましょう。目的が明らかになれば、必要な設問が明確になり、対象者が決まるので実施方法も決まります。

設問の文章は、誰にでもわかりやすい言葉づかいにすることを意識しましょう。誤った回答につながるような曖昧な言葉や、専門用語の使用は避けます。

ポイントを押さえた作成方法で、回答率の高いアンケート作りを目指しましょう。

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