元営業でも実装できた!? SPIRAL®×eKYCで認証DXを推進します!!【やまざき調べvol.31】

掲載日:
2021/10/06

ソリューション

金融/保険

こんにちは!金融カスタマーサクセス部やまざきです。

今回は、最近お問い合わせが増えているeKYC連携について、金融本部のシステム連携担当、ハセガワさんに話を聞いてみました!

そうですね。よろしくお願いいたします。
ハセガワさんって、普段一緒にユーザー様のサポート対応していますよね。連携案件の対応もされていたんですね。
はい。前々からSEに興味があったので、スキルを身に着けるために連携の検証を担当しはじめました。スパイラルを使ってデジタル化することで、利便性向上や業務効率化される未来を目指して日々挑戦しています。eKYCが第一弾ですね。最近では社内で使うデジタルギフト連携も担当しました。
最近だと、横浜銀行様千葉興業銀行様のデジタル化に弊社で貢献しましたよね。eKYC連携の相談は最近一層増えているので、連携できるサービスを増やしていきたいですね!
そうですね、はい。例えば口座開設アプリを作るとして、eKYCや公的個人認証を使わずにSPIRAL®だけで開発すると、どうしても転送不要郵便とか本人限定受取郵便を使わないといけなくなってしまうんですよ。なので口座開設の手続きが終わるまでに数日かかってしまうんです。
うっ、あまり記事にしたくないような弱点を・・・
でもそこにeKYCが組み込まれることで、飲食店でメニューが来るまでの空き時間でも口座開設手続きが完結して、家に帰る頃にはもう口座が使えるようになっている。そんなスピード感にできるわけです。事務担当者様の作業もすごく楽にできるんですよ。図にするとこんな感じですね。便利じゃないですか?
eKYCにすれば転送不要郵便も不要になりますもんね。煩わしい手続きがなくなってうれしいですね!
はい。ただのデジタル化ではなく、利便性の向上や業務効率化に繋げられるので、DXを推進している実感がありうれしいです。

eKYCとは

eKYCとは、「electronic Know Your Customer」の略称です。金融業界で実施される本人確認を「KYC」と呼びますが、それに「electronic」がつくことで、電子的に完結する本人確認方法全体を示しています。

もともと電子完結する本人確認方法としてはマイナンバーカードをスマホやリーダーにスキャンする「公的個人認証」が認められていましたが、2018年に犯収法(はんしゅうほう)が改正。容貌画像の送信など複数の手段を組み合わせた電子完結の本人確認方法が認められるようになったことで、eKYCサービスが国内に普及し始めました。

2018年に追加された電子完結の本人確認方法は、下記のとおりです。

犯収法については、過去の記事で詳しくご紹介しています!

また、改正翌年の2019年に調査した際には、本人確認書類のアップロードに転送不要郵便などを組み合わせた方法が主流でした。転送不要郵便が必要となる本人確認方法は、厳密にはeKYCにはなりません。

eKYCサービスとSPIRAL®との連携

コロナ以前に頂いていたご相談はコスト削減やスピード対応が優先だったと思うので正直デジタル化までの対応が多いと感じていますが、ここ最近はeKYCをはじめとする他サービスとの連携相談が増え、DX化に貢献できている実感があります。

SPIRAL®は情報資産を安全にお預かりすることには特化したクラウドサービスです。公的個人認証を使ったSPIRAL本人確認サービスも提供しています。しかし、2018年に犯収法で許可されたようなeKYCの仕組みは持っていませんし、いちから開発するとなると莫大な費用と時間がかかってしまいます。

そこで、他社が提供するeKYCサービスとSPIRAL®を連携させて、本人確認を含む各種手続きをオンライン化する仕組みを作れないか検討することになりました。連携先として選定したのが、株式会社ACSiON様が提供するeKYCサービス「オンライン本人認証proost(プルースト)」です。

2020年の1月ごろは弊社あてにeKYC連携のご相談がちょうど増えていました。銀行様が利用を検討しているeKYCサービスとして名前が上がっていたこともあり、proostとSPIRAL®の連携検証をこちらからACSiON様に提案しました。

ACSiON様のeKYC「オンライン本人認証proost(プルースト)」はどんなサービス?

今回ハセガワさんがシステム連携を検証しているproostは、

2020年6月に「セブン銀行とJCB、顔認証による新型ATMでのプリペイドカード申込受付の実証実験を開始」したのがニュースになりましたが、セブン銀行の新型ATMと連携し、スマホだけでなく、ATMと連携した本人確認サービスの提供が可能になっています。ATMとの連携は9月27日から東京都内のATMで限定的に先行開始されており、今後、段階的に全国の新型ATMへの拡大が予定されているそうです。

ATMでの引き落としも顔認証でパスできたらいいのになあ~、でもそんなことしたら使いすぎてしまいそう。なんて思いながらネットで記事を読んでいた記憶があります。まさか自分のコラムでご紹介する日が来るなんて思いも寄りませんでした。

proostで一度本人確認をすると、諸届申請やチケット購入、レンタカー利用などproostを導入していれば他社のサービスでも本人確認手続きを簡略化できるそうです。

連携までの過程

システム連携の検証って、どんなふうに進めていくんですか?
ACSiON様と連携を取りながらサービスの概要や仕様を確認して進めてく感じですね。検証でつまづくこともありますが、ACSiON様にすぐに連絡を取って原因の把握と解決に尽くしました。プリセールスのTさんや、SDP会員のNさんなどにもご協力いただいています。
プチやまざき調べvol.31-1 SDPとは?

「SDP」とは、Web制作・開発会社様向けに提供しているプログラムです。クライアントへ納品するWEBアプリ開発にSPIRAL®をご利用いただくことで案件の工数やコストを削減しつつ、信頼性の高いSPIRAL®のDBや配信機能を提供することでクライアントの安心感を高めることができます。

SDP会員となった開発会社様には、パイプドビッツから案件の開発や制作のご相談を差し上げることがあります。

eKYC連携の検証って大変ですか?
そうですね、はい。連携もハードル高かったんですけど、データの復号処理が難しかったですね。
復号というと、暗号化された情報をもとに戻す作業でしたっけ。
はい。SPIRALで使えるPHP関数が決まっているので、それを考慮して処理を作るのが大変でした。

SPIRAL®×proostの申請フローはどうなる?

預金口座開設申し込みをSPIRAL®×proostで受け付ける場合、利用者側はSPIRAL®の申込みフォームに必要情報を入力して送信後、proostの本人確認画面に移行。そこでセルフィー撮影や本人確認画像の提出などを行い、情報を送信して申し込みは完了です。

その後、まずはproostで送信された情報を元にACSiON様の本人確認事務チームが本人確認や反社チェックを行い、確認した結果に応じて提出情報の修正を依頼します。問題がなければ銀行側に判定結果を通知。銀行側で本人確認の内容を承認後、口座開設手続きをしていただくだけです。口座開設手続きも、SPIRAL®で構築した管理者用のマイページ上で手続きステータスなどを確認できるようにすることで、複数のご担当者様にお手続きいただく場合でもリアルタイムで申請状況を共有できます。

ハセガワさんから最後に一言!

これからもeKYCだけではなく他のサービスとも連携を検証していきます。SPIRALと他のサービスと連携したサービスをご利用いただけるように頑張ります!連携のご相談、いつでもお待ちしています!
うまくいったらまたやまざき調べでご紹介させてくださいね!ハセガワさん、ありがとうございました!

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