Webフォーム作成の記事
ARTICLEフォームの作成方法の種類。基本や特徴、作成時のポイントまとめ
Webサイトやイベント企画などで、フォームを利用する企業が増えています。フォーム作成は一見難しそうに見えますが、今はフォームを簡単に作成できる方法や、作成サービスが充実しています。この記事では、フォームの作成方法の種類や作成時のポイントを紹介していきます。一緒に確認していきましょう。
フォームとは？
インターネットの分野でフォームという言葉は、ユーザーからの入力欄を指します。最近はPCだけでなく、スマホにも対応したフォームが増えています。
まずは、フォームの種類やどのようなサービスやツールを使って作成するのかなど、概要から知っていきましょう。
さまざまな種類がある
フォームはユーザーの用途によって多くの種類があります。
アンケートや問い合わせといった、ユーザーの意見を聞くためのフォームもあれば、会員登録や資料請求のように、個人情報の扱いに注意が必要なフォームもあります。
フォームによって、フォームから得たユーザーの情報の取り扱い方を決めておく必要があります。
また、エクセルのデーターベースで利用するフォームは、ユーザーではなく企業内のデータを管理するものになるので、少し用途が変わってきます。
フォームの作成方法
フォームを作成する方法として、自作するという手もあるのですが、フォーム作成サービスやツールといった外部サービスを利用するのが一般的です。
理由としては、プログラミングの知識が要らないことが挙げられます。Webサイトにフォームを設置するには、Webサイトの仕組みについて知らなければなりません。
しかし、フォーム作成サービスを利用すれば、そのような知識は不要で、誰でも簡単に、低コストでフォームを作成することができます。また、フォームの改善や修正も容易にできます。
フォームの具体的な作成方法とツール
それでは、フォーム作成の具体的な方法について述べていきます。フォーム作成に利用できるサービス・ツールも紹介しますので、参考にしてください。
Googleフォームでの作成方法
Googleフォームは、フォーム作成サービスの中ではシェアが高い部類に入るでしょう。支持率の高さの理由として、初心者が気軽に使えることと、多機能であることが挙げられます。
Googleフォームの利用に、プログラムの知識は必要ありません。にもかかわらず、さまざまなアンケートの回答形式やデザインのカスタマイズ、フォームによって受信したデータの管理や編集ができます。
また、Googleが提供する、スプレッドシートをはじめとした他サービスと連携して使えるのも大きな強みです。Google側のサーバーでデータ保管ができるため、膨大なデータを保管しても、自社サーバーに負担を掛ける心配はありません。
Googleのアカウントを持っていれば無料で利用できるので、フォーム作成を考えるならGoogleフォームを利用してみてはいかがでしょうか。
Excel(エクセル)での作成方法
エクセルは、保管したデータを管理・編集するためのソフトです。そのため、フォームの用途はこれまで紹介してきたものと少々勝手が異なります。
エクセルのフォームは、データの編集や修正に利用されます。データのリスト1行分の項目が、ひとつの画面にまとめて表示されるので、項目数が多いデータの編集をする場合などにとても便利です。
一覧の中から選択したい項目をクリックするリストボックスや、項目をクリックしてオンとオフを切り替えるチェックボックスなどを使ってフォームをカスタマイズすることもできます。リストの連絡先に自動でメールを送信するといったような、より高度な機能を追加したい場合は、VBAというプログラミングの知識が必要です。
Access(アクセス)での作成方法
アクセスは、データ管理に特化したソフトです。エクセルよりも扱えるデータ量が多く、膨大なデータ処理を得意としています。
アクセスのフォームもエクセル同様、データの検索や抽出をする際に便利です。フォームによって、アクセスに詳しくない人でもデータの編集が可能になります。フォームの種類も豊富です。用途に合わせたフォームを選びましょう。
Access(アクセス)でフォーム作成する方法！基本やメリットも紹介
フォームのセキュリティ対策方法
フォームは、オンライン上でユーザーが利用します。セキュリティ対策はしっかりしておきましょう。
主なリスクとSSLについて
Webフォームを利用する際の主なリスクは、第三者による不正アクセスやデータの閲覧です。個人情報を入力するフォームや会員ログインが必要なサイト、また、決済時にクレジットカード情報などを入力する必要があるサイトなどはとくに注意が必要です。
まず、フォームを設置するサイトの通信自体を暗号化しておくことが基本です。送受信されるデータをSSL化などの方法で暗号化し、簡単にデータを閲覧されるリスクを防ぎます。『http』の通信を暗号化すると『https』になり、サイト訪問者からも判別が可能です。サイトの信用性にも繋がるので必ず導入しておきましょう。
自己対策
暗号化やプログラムの監視といったセキュリティは、フォーム作成サービス側で行っている場合もありますが、それのみに頼らず、自社側でもしっかりと対策を施しましょう。
ポートを制御するファイアウォールをはじめ、IPSやWAFのように外部からの不審なアクセスを遮断するセキュリティの導入や、ログイン認証の二重化などが挙げられます。
アプリケーションを利用している場合、アップデートを怠らず最新にしておくのも、セキュリティ対策の一環として重要です。
フォームのセキュリティについて考えよう。主なリスクや対策とは
まとめ
フォームは自分でプログラムを学んで作成する方法もありますが、最近ではフォーム作成サービスやツールを使うことで簡単に、低コストでフォームを作ることが可能です。
セキュリティの面から見ても、外部サービスを頼った方が安全なケースも多いようです。フォームを作るなら、まずはフォーム作成サービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか？
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