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予約管理システムのセキュリティ対策方法と重要性とは?

掲載日:2020年9月4日更新日:2024年2月21日

お客様の個人情報を扱う予約管理システムはセキュリティが不安という方もいるでしょう。まずはセキュリティについての知識を身につけましょう。具体的にどのような対策があるのかも解説します。システム選びのポイントを知り、安心して利用できる予約管理システムの導入に役立てましょう。

予約管理システムのセキュリティの重要性

予約管理システムは個人情報を扱います。そのため、セキュリティが甘いと、情報漏洩につながる可能性があります。セキュリティの重要性を認識し、十分な対策を取ることが求められています。

巨大組織だけがターゲットではない

ハッキングの対象になるのは、大きな企業や組織だけだと思っていませんか?大企業には多くの情報が集まるため、厳重なセキュリティが施されています。そのため、攻撃を仕掛けても簡単に情報を奪えません。

そこで狙われるのが、セキュリティ対策が不十分な可能性のある個人や中小規模のサイトです。例えば、企業や組織の関係者の端末にハッキングを仕掛け、予約管理システム内に不正アクセスし個人情報を盗むのです。

こうしたことから、セキュリティ対策は会社やサイトの規模にかかわらず必要です。

情報管理や対策は厳重に

情報はどこから狙われるか分かりません。そのため、常に厳重な情報管理が大切です。端末にセキュリティソフトをインストールして、不審なメールやアクセスに対する警戒を高めましょう。

同時に、物理的な情報管理も徹底しましょう。机の上に放置した書類やUSBからも情報が漏れる可能性があるからです。

どのような手法があるのか、ハッキングの手口を知ることもポイントです。代表的な攻撃方法を知っておくと、不審なメールやファイルに気付き、被害を出さずに済むかもしれません。

考えるべきセキュリティ対策とは

考えるべきセキュリティ対策とは

不正アクセスから予約管理システムを守るためには、セキュリティ対策が重要ということが分かりました。では、具体的にどのような対策をするとよいのでしょうか?

社内の体制づくりや教育

まず実施するのは、『ルールづくりと社員への教育』です。厳重なセキュリティシステムを導入したとしても、運用する人の意識レベルが低い場合、セキュリティのレベルが下がる可能性があります

そのため、定期的な教育の場を設けることや、具体的な注意事項を随時共有することなどを通して、社員全員のセキュリティ対策への意識を高める必要があります。

例えば、USBメモリなど外部メディアの持ち込み・持ち出しの制限を設けたり、ログイン情報のメモをパソコンに貼り付けをしないよう指導します。

不正アクセスの防止

不正アクセスされないように対策することも大切です。まずは、予約管理システム構築の段階で、不正アクセスを遮断するようにつくります。

ハッキングの手法はどんどん新しいものが出てくるため、システム運用後は対応するためのアップデートが必要です。

定期的に脆弱性診断も実施しましょう。脆弱性が確認された場合には、早急に対策をすることも重要です。

情報漏洩の防止

対策していても、不正アクセスが成功することがあります。そこで、不正アクセスされても情報が漏れないよう対策することが大切です。

例えば、重要な情報を扱うページは、全て暗号化して通信を行います。すると、情報を盗み出したとしても暗号が読み取れません。そのため、情報が漏れるのを防げるのです。

セキュリティ面における予約管理システム選びのポイント

セキュリティ面における予約管理システム選びのポイント

セキュリティを重視して予約管理システムを選ぶ場合、どのような点がポイントになるのでしょうか?

導入を検討しているシステムがあるなら、以下のポイントを満たしているか確認して決定しましょう。

SSL対応

情報が漏れないようにするために、暗号化して読み取れなくするという方法があります。その際に使用されるのが『SSL』という暗号化の技術です。

暗号化されていないページをブラウザー上で閲覧すると、情報を盗み見される可能性があります。しかし、SSL対応で暗号化されていれば、見られていたとしても何が記載されているのか分かりません。

そのため、予約管理システム選びでは、SSLに対応しているかどうかをチェックしましょう。

ISMS認証

情報セキュリティの評価制度といえば『ISMS認証』が有名です。こちらは、財団法人・日本情報処理開発協会(JIPDEC)が定義した評価制度となっています。

この『ISMS認証』を受けている事業者の予約管理システムであるかということも選定時のポイントです。認証を与えられているということは、セキュリティマネジメントシステムが一定以上のレベルに達している証明になります。

加えて、個人情報保護法の要件や、プライバシーマークの対象範囲も、ほぼ網羅している認証のため、ISMS認証を受けている事業者のシステムであれば、個人情報の取り扱いに関して一定以上の信頼ができます。

ISMSクラウドセキュリティ認証

予約管理システムの中にはクラウド型もあります。クラウド型は、サーバーを事業者が管理し、他社と共有する仕組みです。自社で管理できないという点に不安を感じて、導入できないでいる企業もあるでしょう。

その不安を解消するためにつくられたのが『ISMSクラウドセキュリティ認証』です。経済産業省を中心としてつくられたガイドラインを元に、認証制度化されました。

ISMS認証ではカバーしきれていなかったクラウドのセキュリティについて、信頼が置けることを証明しています。そのため、この認証を受けている事業者であることもチェックしましょう。

まとめ

予約管理システムを導入するときには、セキュリティ対策が大切です。セキュリティシステムを導入することはもちろん、システムを運用する社員の教育やルールづくりも同時に実施します。

また、予約管理システムがSSL対応になっていることや、ISMS認証・ISMSクラウドセキュリティ認証を受けている事業者であることもチェックしてシステム選びをしましょう。

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