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小売店がLINE活用するための4つのポイントと事例を紹介

掲載日:2017年12月25日更新日:2024年2月26日

【LINE活用をしたい、小売店向けの記事です】
今の時代、若い世代に限らず「連絡を取ると言えばLINE」といえるほどに、日本に定着して来たLINE。

LINEが、多くの人に使われるプラットフォームになってきている以上、小売店でも何とか活用していきたいですよね。

LINEはビジネス向けに様々なサービスを打ち出していますが、「そこまでITに詳しくないし、実際どうやって活用すればいいかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では、LINEを小売店で活用する4つのポイントと実際に活用できている事例を解説していきます。

LINE@の機能については「LINE@は何が便利?基礎知識や活用例、始め方のまとめ」をご一読ください。

LINEを小売業で活用する4つのポイント

「どうすればLINEを活用できるのか」というポイントを具体的な事例と共に、4つにわけてご紹介していきます。

まず、4つのポイントは以下のものです。

  1. 業務効率化
  2. 働きやすさ改善
  3. 売上げアップ
  4. 販促

ではそれぞれのポイントとその事例を詳しくご紹介していきますね。

1. LINEで業務効率化の事例 :LINEビジネスチャット活用により、取引先の満足度アップ

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株式会社富士通パーソナルズは、社内だけでなく取引先とのコミュニケーションを改善するために、LINEWORKSを導入しました。

元々の課題は大きく2つ。

  • 外出の営業が多く、社外からメールを確認するには、PC立ちあげ→モバイルWiFiを使って社内LANに接続という不便さがあった
  • 取引先である家電量販店の人たちは、店舗で立ちながら接客していることがほとんどなので、メールでは確認までに時間がかかっていた

というものです。

その点、LINEはスマホから簡単に確認できるので、ちょっとした空き時間でも連絡ができます。

そのため、上記の問題を一度に解決することができ、社内のコミュニケーション効率化だけでなく、取引先とのコミュニケーションスピードの改善が実現しました。

※参考:【導入事例】株式会社富士通パーソナルズ|LINE WORKS

2.LINEで働きやすさ改善とその事例 :LINEのグループチャットで育児中の社員の働きやすさが改善

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せっけんなどを販売する株式会社ラッシュジャパンでは、出産・育児中の社員の働きやすさを高めるために、LINEWORKSを導入しました。

育児中の悩みというのは会社によっても変わってくるものですよね。そのため、同じ会社の先輩に相談するのが効果的なアドバイスにつながることが多いです。

ただ、多数の店舗を構えるLUSH(ラッシュジャパンの実店舗)では、自店舗以外の人と知り合う機会もあまりないため、自店舗以外の社員に気軽に相談することが難しい状況でした。

そこで、気軽にコミュニケーションが取れるようにLINEを導入。社員の要望の多かった「子供の年代別トークルーム」を作って、0歳~中学生以上などの各年代ごとに活発なコミュニティが出来上がっています。

その結果、気軽な相談・コミュニケーションがとれるようになり、働きやすさが改善されただけでなく、社員の会社への帰属意識も高まるという効果が出ています。

※参考:【導入事例】株式会社ラッシュジャパン|LINE WORKS

3.LINEによる売上アップとその事例 :成約までのスピードアップ。顧客満足度アップと、競合との差別化に成功

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中古車販売の株式会社IDOM (旧:ガリバーインターナショナル)では、社内での連絡にメールか電話が必要だったため、やりとりに時間がかかっている状況でした。

当然、お客様をお待たせすると満足度は低下し、購入率も下がってしまいます。 そこで、LINEWORKSを導入することにより

  • お客さまとのやりとりを社内でタイムリーに共有。スムーズに社内で相談し、お客さまへ素早く最適な提案ができるようになった
  • 店舗→本部間のやりとりも気軽になり、社内での相談、回答がスピーディーになった
  • お客様も、電話やメールよりもLINEの方が手軽ということで、「スペアキーを作りたい」「車検をどうしたらいいか」などの質問が増加。車体購入後も様々な商品を自店舗で購入してもらえることが増えた

などの多くのメリットがありました。

※参考:【導入事例】株式会社IDOM|LINE WORKS

4. LINEで販促とその事例:LINE@キャンペーンで売上アップ

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実店舗とネットショップを持つ、沖縄のファッション専門店「MAJUN」。

販売会で出会ったお客様に対し、DMやメルマガを送っていましたが、かかる手間やコストの割にお客様の反応が悪い状況。「手軽」かつ「低コスト」でお客様にアプローチする方法を検討していました。

そこで、LINE@を導入したところ、

  • お客様の連絡先リスト(友達登録)が集めやすくなった(1回の販売会で500名の登録)
  • 限定クーポンの開封率は50%超となった
  • 抽選キャンペーンへの応募が30%となった

という高い反応が得られ、結果として昨対比で売り上げ130%を記録しました。

※参考:売上が昨年対比約130%!!沖縄のかりゆし専門店のLINE@活用方法とは

LINEでお客様に合わせて、セグメント送信することで開封率アップ&ブロック率ダウン

上記の例のようにLINEはメルマガよりも遥かに開封率、送客率が高いという大きなメリットがあります。

ただ、せっかくLINE@に登録してもらっても、お客様にとって不要な情報を流し続けると、簡単にブロックされてしまいます。
ブロックされるということは、心象が悪い状態ですし、解除の手間もかかるので、ブロック解除してもらうのは実質不可能といえます。

そこで「お客様のニーズに合わせた連絡だけができればいい」と考えられますよね。
とはいえ「60代男性」と「20代女性」で同じニーズをもっているとは考えにくいですし、「イベント情報を知りたいお客様」と「商品紹介を知りたいお客様」でもニーズは異なります。

つまり、全てのお客様のニーズに合わせた連絡だけをするというのは困難を極めます。

そこで、あるお客様に向けた情報が、他のお客様の邪魔になるという問題を解決するために、当社が提供しているサービス/機能の1つが「LINE配信」オプションです。

例えば

  • 年齢や住所などの属性
  • イベント情報が欲しいのか、商品紹介が欲しいのかなどのニーズ

によって、お客様の属性やニーズごとに最適な情報を送信することができます。

もちろんそのセグメントごとに連絡をすることになるので、手間は増えます。ただ、開封率や購入率が大きく上がるため、その手間以上のリターンがありますし、お客様に嫌がられることも減るので、企業のブランド的価値が下がる心配も減ります。 機能などの詳細については、以下のページをご参照ください。

SPIRAL®「LINE配信」オプション|LINE連携ソリューション|ソリューション | スパイラル株式会社公式HP

LINE@の企業アカウント開設方法については、「LINE企業アカウントの開設方法とマーケティングに活用方法」をご覧ください。

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