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メルマガのベストな配信時間は?反応が高い時間帯や測定方法を紹介

掲載日:2019年1月18日更新日:2024年2月21日

メルマガには最適な配信時間があるのをご存知でしょうか。ユーザーの反応が高い時間帯を狙って『読まれる』メルマガを目指しましょう。さらに開封率の測定方法についてもご紹介します。戦略的にメルマガ配信を行えば、その効果はグンと高まるはずです。

メルマガの配信時間、気にしてる?

メルマガを配信する時、『時間帯』は意識していますか?

配信時間を軽視していると、せっかく送っても読まれない可能性が高くなってしまいます。深夜など非常識な時間帯の配信は、クレームにつながることもあるでしょう。

メルマガの効果を高めるには、配信時間を工夫する必要があります。その2つのポイントについて解説します。

メルマガ配信について知りたい方は「メルマガ配信は何が期待できるの?効果や方法についてのまとめ」をご確認ください。

日常にはSNSなどライバルが多数

メルマガは24時間いつでも送ることが可能です。しかし、配信時間によっては、読まれずに忘れ去られてしまうケースが多々あります。なぜなら、他社のメルマガや大量のSNS通知などに『埋もれてしまう』からです。

日常には、SNSなどライバルが多数存在します。ライバルたちに打ち勝つには、ユーザーが余裕のある時間帯に配信して『その場で読んでもらうこと』が大切です。その場で開封して読んでもらえれば、埋もれる心配はなくなるでしょう。

ユーザーの生活を想像する

ターゲットとしているユーザーの生活を想像してみてください。例えばビジネスマンなら『朝何時頃には通勤電車の中にいるな』、主婦なら『朝は忙しいけどお昼過ぎには余裕ができそう』、学生なら『夜何時以降は時間ができるな』と、まずは簡単なところからでかまいません。

ユーザーによって生活リズムは全く異なるので、まずはマーケティングの基本である具体的なターゲット設定がきちんとできていることが重要になります。それができていれば、自然と『読んでくれそうな時間帯』が見えてくるでしょう。

もしできていない場合は、まずはそこから始める必要があります。メルマガの効果を最大化するには、年齢や職業を基本とした具体的なターゲット設定が欠かせません。

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最適なメルマガ配信のタイミングは?

最適なメルマガ配信のタイミングは?

メルマガ配信には、一般的に最適と言われるタイミングがあります。その具体的なタイミングについて解説します。

ポイントは『曜日』『時間帯』『開封されるタイミング』の3つです。ターゲットによって異なる場合もありますが、まずはメルマガ配信の基本知識として覚えておくようにしましょう。

曜日

曜日だけとっても、メルマガが読まれやすい日とそうでない日があります。特に、平日と週末に分けるとその差は歴然で、週末は平日の半分ほどに下がってしまいます。ユーザーは、週末になるとインターネットから距離を置く傾向にあるといわれているからです。

平日の中でも、火曜日と木曜日は最も読まれやすい曜日と言われています。一方、月曜日と金曜日は他の曜日に比べ、やや低い傾向にあります。

曜日ごとの効果を踏まえると、特に大きな理由がない限りメルマガは『平日に配信した方が良い』と言えるでしょう。さらに火曜日もしくは木曜日に設定すれば、読んでもらえる可能性は高まります。

時間帯

時間帯としては、午前10時から11時が最もピークです。早朝の忙しさが落ち着き、一息つきながらメールチェックできる時間帯だからです。

一般的にインターネット全体のピークは、午前8時から11時と言われています。しかし、メルマガ配信については、その中でも少し遅めの10時以降がおすすめです。朝の慌ただしさが落ち着いた頃に配信すれば、中身をきちんと読んでもらえる可能性が高いためです。

深夜の時間帯は、メルマガの開封率が一気に落ち込みます。クレームにつながる可能性も高いので、十分に注意しましょう。

開封されるタイミング

メルマガは、その場で開封して読んでもらうことが重要です。曜日と時間帯をある程度絞ったら、あとは開封されるタイミングを考えてみましょう。開封を後回しにされる時間帯ではないか、もう一度ユーザーの生活リズムをイメージしてみるのです。

例えば、忙しいビジネスマンの場合、午前中にメールチェックしたとしても『メルマガは開封しない』もしくは『開封しても読まない』可能性があります。業務中のため、メルマガをじっくり読むほどの余裕はないためです。

この想定から、ターゲットユーザーがビジネスマンの場合、帰りの電車に乗っている時間帯の方が、開封されるタイミングとしては最適と言えるかもしれません。『自分だったらどの時間帯に読むか』と考えてみると分かりやすいでしょう。

ターゲット別の時間帯

前述したように、ターゲットによってメルマガの最適な配信時間は異なります。それぞれに生活リズムがあり、メルマガにゆっくり目を通してくれそうな時間帯は異なるためです。

『ビジネスマン』『一般ユーザー』『学生・シニア層』の主要ターゲット別に解説します。自社ターゲットにとって最適な配信時間をチェックしましょう。

ビジネスマンの場合

まず狙い目は、通勤時間帯である午前8時頃です。多くの場合、電車が混み合っているため新聞や本を広げる余裕はなく、スマホを見ているでしょう。仕事前なので、知識として役立ちそうな情報なら、読まれやすくなります。

また、ランチタイムの正午頃もおすすめです。スマホを見ながら昼食をとったり、昼食をパパッと済ませてスマホを見る人が多い時間帯です。

さらにビジネスマンの場合、午後9時から11時の間も開封率が高いです。夕食を済ませ一息つく時間帯なら、メルマガにも目を通す余裕があるでしょう。ただし会食などの多いビジネスマンがターゲットなら、通勤時間帯の方が良いかもしれません。

一般ユーザーの場合

主婦などの一般ユーザーは、午前10時から午後2時が狙い目です。家族を送り出し、家事がひと段落した時間帯と言えるでしょう。

夕方以降になると夕食の準備など忙しい時間帯に入るので、この4時間の間に配信した方が開封率は上がります。少し長めのメルマガも読んでもらいやすいでしょう。

特に午前11時と午後2時台は、ユーザーの反応が良いと言われています。これからメルマガの配信をスタートする場合、どちらかの時間帯を狙ってみてください。

学生やシニア層の場合

学生の場合、常にスマホを持ち歩き、いつでもメールチェックする習慣があります。そのため、あまり配信時間にこだわらなくても良いターゲットと言えるでしょう。

その中でも落ち着いてメルマガを読んでもらえる時間帯としては、授業やアルバイトなどが終わった午後9時から11時頃です。それ以降は深夜になるので、学生とはいえあまりおすすめしません。

シニアの場合、朝早く起きて活動する傾向にあるので、午前8時から12時が最適です。午前中なら、ゆったりメルマガを読んでもらえるでしょう。午後9時以降は寝る準備に入るなどインターネットからは遠ざかる時間帯なので、開封率は下がります。

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メルマガの開封率を測定する方法

メルマガの最適な配信時間は、その開封率を測定しながら検証していくことが大切です。その測定方法について解説しましょう。

Google Analytics

Google Analyticsを使えば、メルマガ単体はもちろん、メルマガの種類やキャンペーンごとにその効果を測定できます。無料なので、多くの企業が利用しているアクセス解析ツールです。

ただし、Google Analyticsにそのままメルマガのアドレスを登録するだけでは、エラー表示が出てしまい正確な解析ができません。メルマガのURLにダミーパラメータと呼ばれる分析に不要な値を除外する機能を持つワードを入れて、正確な数値が測定できるようにしましょう。

メール配信システムの機能

メール配信システムを使うと、開封率やクリック率などの配信レポートが確認できます。メルマガの効果が一目で分かるので、とても便利です。

具体的には、『メルマガの到達率』『開封率』『リンクのクリック率』が分かるほか、アンケートをとったり、配信エラーの原因を探ることも可能です。

検証を繰り返す

メルマガの開封率を測定したら、その情報を生かして次につなげることが大切です。検証を繰り返しながら、開封率の高い時間帯を突き詰めていきましょう。

検証を繰り返していくと、ターゲットユーザーの傾向がつかめてくるはずです。その結果、メルマガの開封率は上がっていくでしょう。

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目標はいつでも読んでもらえること

最適な配信時間について解説しましたが、メルマガの目標は『いつでも読んでもらえること』です。配信以前に、そのことを意識してコンテンツを作るよう心がけましょう。

どの時間帯であっても、『どうしても読みたいメルマガ』なら自分からメールボックスに探しに行くはずです。そのくらいユーザーから必要とされるようになることが大切です。最後に2つの注意点について解説します。

メルマガの開封率を下げる内容

基本的にユーザーは、『宣伝や広告が多い』『役に立たない』『配信頻度が高すぎる』メルマガを嫌います。つまり、これらは開封率を下げる原因です。最悪の場合、配信解除になってしまうこともあるでしょう。

開封率を下げる原因を心得て、『メルマガを開きたい』と思ってもらえるよう工夫をしましょう。開いてもらえなければ、せっかく時間とコストをかけて作ったコンテンツが無駄になってしまいます。

大切なのはメルマガの中身

当然ながら、大切なのはメルマガの中身です。役に立つコンテンツなら、ユーザーが積極的に読んでくれるようになります。その結果、開封率のアップにつながるのです。

配信時間を工夫すると同時に、コンテンツがユーザーにとって役立つ内容になっているか、再度チェックしてみましょう。

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まとめ

メルマガの配信時間は、ターゲットユーザーの生活リズムに合わせることが大切です。ユーザーがメルマガを読める状態の時を狙って配信すると、開封率は格段に上がるでしょう。

さらに、配信後の開封率を測定し、ユーザーの反応をチェックしながら進めるとベストな配信時間が分かるようになります。それでもメルマガの効果を実感できない場合は、『開封率が下がることをしていないか』『役に立つコンテンツになっているか』見直してみましょう。

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