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メルマガ配信に最適な曜日・時間はいつ?送信方法やツールの選び方

メルマガで重要なポイントは何かご存じでしょうか?それは『タイミング』です。せっかく手間を掛けてメルマガを配信するのですから、できるだけ多くの人に読んでもらいたいものですよね。メルマガの配信のタイミングやその他のポイントについて解説します。

メルマガの基礎知識

メルマガの基礎知識

メルマガがどういうものか漠然とした知識を持っている人は多いでしょう。そして、実際に登録して購読している方も多いのでないでしょうか。しかし、配信する立場となったときには当たり前ですが受信側とは異なる知識が必要になります。

まずはメルマガを配信する立場として、知っておいてほしいポイントと用語の解説します。

メルマガで大切なポイント

メルマガを配信する上で大切なポイントは『相手に読んでもらえる文章』かどうかという点です。

例えば、健康食品を取り扱っていて、その商品情報をメルマガで配信するとします。この際に、発信者の売りたい商品ばかり羅列されていたら、それはただの広告です。受信者の立場としてはあまり読みたいと思いませんよね。美容食品を売りたいなら、もたらす効果や著名な方や顕著な成功事例、お得なキャンペーン情報など、どんなプラスがあるのかなど受信者が知りたい・読みたいと思う情報を盛り込むことが大切です。つまりそれはユーザーのニーズと商品の市場をしっかりと把握していることが前提となります。

魅力的で読まれる文章や内容を提供することが、メルマガを継続的に購読することににつながりファンをつくり収益を伸ばすことになるでしょう。

メルマガの送信方法とは。書き方や押さえておきたいポイントの紹介

メルマガスタンドとは

メルマガスタンドとはメルマガを配信するためのシステムです。メルマガを効率よく配信することができます。

個人のPCスペックとは関係なく使用できるのがメリットで、無料と有料のものが選べます。
無料の場合は機能制限があるものや、広告が勝手に表示されるといった場合が多くあります。有料のものでは、広告の表示がなかったり、送信元のアドレスを任意で指定できるものがあります。

途中から有料への切り替えもできるので、最初は無料版で様子を見てから有料版に切り替えるといった方法も良いかもしれませんね。

メール配信スタンドとはどんなもの?メリットや選び方のまとめ

メール配信ソフトとは

メール配信ソフトとは自社のPCにメール配信ソフトをインストールして利用するパッケージとサービス型があります。パッケージソフト自体は無料のものが多く、クラウド型のように事業者の都合で配信できなくなるといったリスクもありません。

ただし、配信スピードはPCのスペックによるところが大きく、トラブルなどがあった場合に配信がストップしてしまうリスクはあります。セキュリティに関しても自社で対策を練らなければなりません。

社内の管理体制を整えられるかどうか、十分なPCスペックを用意できるかどうかなどを検討してから使う必要があるでしょう。

メールソフトは何を使ってる?基本を理解して使いこなそう

メルマガの送信方法

メルマガの送信方法

メルマガを配信するといっても、内容のクオリティを保たなければなりません。また、ある程度のメールの頻度(数量)がなければ、ユーザーが離れてしまいます。

メルマガを送信する方法は大きく分けて2つに分けられます。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

定期配信

定期配信は、週に1回、月に1回などのペースでメルマガを配信するというオーソドックスなスタイルです。

メルマガを定着させるには、コンスタントに配信して顧客との接触頻度を上げていき、信頼関係を構築していく必要があります。

ただし、注意しなければならないのが、ある程度はクオリティを担保する必要があるということです。中身が薄くて面白味のない配信では、ユーザーはついてきてくれません。

面白くないメルマガが毎日送られてきてしまってはスパムメールと同じです。クオリティを維持できるペースで配信するようにしましょう。

定期配信メールの書き方

定期配信メールの目的は、購読者との距離感を縮めると同時に信頼関係を構築して深めていくことです。伝えたい情報だけでなく、購読者にとって役立つ有益な情報を含んだ内容を意識しましょう。

ポイントは、ユーザーと共通できる身の回りの情報や、企業としての考え方・役立つ情報を交えることです。

例えば「最近、寒くなってきました」ではただの報告で終わってしまいますが、「寒くなって、汗をかきにくくなってきた」という話からダイエットの話題につなげていくなど、自然に発展させることで、有益な情報を盛り込めるでしょう。

「お客様からこんな報告が届きました」など、商品使用者の声をメルマガに載せて発信するという方法もあります。毎回同じにならないように書き方には工夫が必要です。

ステップメール

ステップメールとは、ある行動を起点として事前に設計されたシナリオどおりのタイミングで順番に送り届ける方法です。

定期配信とは違って、登録者がすべてのメールを受け取ったら完了します。定期配信では最新号のメールから受け取ることになるので過去分は受け取れませんが、ステップメールは、どの時点で登録しても最初のメールから受け取ることになります。
ステップメールの良いところは手間がかからず成果に結び付けやすいという点でしょう。いったん全てのメールを作成してしまえば、後は登録者に自動で届けることができます。

ステップメールについても定期購読同様に、登録者との信頼関係を築くのが目的ですから、商品の紹介ばかりしていてもあまり意味がありません。

ステップメールの詳しい書き方については次項で見ていきましょう。

ステップメールの書き方

ステップメールを書く際には、まずは明確にストーリーを創ることが大切です。1通目のスタートから、商品やサービスを案内するゴールを想定しなければなりません。

1通目は特に重要です。ビジネスメールであれば、自社がどういう企業なのか、どういったものを目指しているのかなど企業方針を開示してメールマガジン登録者との距離を縮めるようにしましょう。

メルマガがどういった主旨のものなのか。最終的に登録者にどうなって欲しいのかなど、ゴールに向けた道筋をある程度開示すると良いでしょう。

2通目以降の内容は1通目に開示した道筋に添う必要があります。ただし、この時点でメルマガの登録者はまだ目標未達という点は考慮すべきです。

そして最終的に、企業として売りたい商品にたどり着いてもらうよう登録者との信頼関係をしっかりと築いていきましょう。過去の成功事例から、コンバージョンに至ったユーザーについて心理状態、行動状況と間隔などをしっかり分析しながら、ニーズにあった行動シナリオを組めることが秘訣です。

メルマガの送信方法とは。書き方や押さえておきたいポイントの紹介

メルマガ配信に最適な曜日・時間

メルマガ配信に最適な曜日・時間

メルマガをより多くの人に読んでもらうには、送信時間に気を配る必要があります。
たとえ質の高い良い内容の文章が作成できたとしても、他のメールに埋もれてしまって読んでもらえなくなることもあり得るからです。

配信時間をあらかじめ設定できるのであれば、効果的なタイミングについても考えてみましょう。

メルマガ配信に最適な曜日とは

一般的に1番開封されやすい曜日は火曜日といわれています。

これは、月曜には土日に溜まったメールの処理や周辺業務の整理をして、落ち着いた火曜日ごろにメルマガを閲覧する時間が作れると考えられるからです。

ただ、他のメルマガも火曜日に集中することが考えられますので、少し時間をずらしたり、タイトルを工夫したりして、発信したメールが埋もれない努力をしましょう。

メルマガ配信に最適な時間帯とは

メルマガ配信に最適な時間帯は、ターゲット層によって異なります。ターゲット層の特徴に合わせてメールを配信する時間を考えましょう。

例えば、ビジネスパーソンに向けたメルマガなら、通勤時間帯である朝7時〜9時、お昼休みである12~13時ごろ、そして帰宅時間帯の夕方18〜19時が良いと考えられます。主婦に向けたものであれば、家事が一段落して夕飯の準備を始めるまでの15時ごろの配信が適切です。

どういった時間帯に手が空くのかなど、ユーザー層の行動を検証することが、メールを読んでもらうためのポイントになります。

メルマガのベストな配信時間は?反応が高い時間帯や測定方法を紹介

特定電子メール法への対応

「特定電子メール法」という、メール配信に関する法律があるのはご存知でしょうか?違反の状況によっては、法人の場合3,000万円以下の罰金が課せられることもあります。対応すべき点をチェックしましょう。

メルマガの受信許可を取ったアドレスへ配信する

メール配信を行うには、受信者がメルマガの配信に同意していることが必要です。こうした同意の確認をオプトインといいます。名刺交換で取得したメールアドレスや、ホームページなどで公表しているメールアドレスなど、一部の例外を除いて受信者の同意がある場合のみ配信を行いましょう。

配信拒否ができる設定を行う

メール配信の同意があったアドレスでも、受信者が配信停止を希望した場合は、メルマガの配信はできません。こうした、配信停止の依頼をオプトアウトと呼びます。

メルマガを配信する際は、オプトアウトの設定が必要です。メールの文末に配信停止専用のフォームへのリンクを設置することや、配信停止依頼を送るメーラーが立ち上がるなど、受信者が簡単にオプトアウトできる仕組みが必要です。

担当者の氏名、連絡先を記載する

担当者の氏名、正確な連絡先、サービス名称もメール内に記載しましょう。正確な情報を記載することで受信者が迷惑メールと誤って認識することを防ぐことができます。またオプトアウトのさいの連絡先としても利用ができます。

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メルマガスタンドやメール配信サービスの導入メリット

メルマガスタンドやメール配信サービスの導入メリット

メルマガを配信するためのツールとして、メルマガスタンドやソフトを使うのが一般的です。どういったメリットが生まれるのかを見ていきましょう。

確実な配信や効率化

メルマガは個人メールから大量に配信するとスパム扱いされて相手の手元に届かないケースもあります。しかしスパム扱いされることを避ける機能を備えたメルマガスタンドを利用すれば、確実な配信につなげることができます。

また、メール作成の補助機能や自動配信機能によって、メルマガ作成から配信まで時間をかけず、効率的に行えるようにもなるのです。

効果測定やマーケティング機能

多くのメルマガスタンドは、メールの送り先でのクリック率や開封率を測定する機能があります。それによって、より多くの人に読んでもらうにはどうすればよいのか、改善点が見やすくなるのがメリットです。

また、ユーザーの属性や趣味嗜好に合わせて配信するために、セグメント別の配信や、ユーザーに合わせたメールを送れるようになるといったマーケティング機能を供えたものもあります。

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メール配信サービスの選び方

メール配信サービスの選び方

メルマガ配信は、どういった配信ツールを選ぶかが重要なポイントです。メール配信ソフトやメルマガスタンドによって機能や価格が大きく異なっていますから、自社のビジネスモデルにあったツールを選定するようにしましょう。

ポイントに着目して選ぶべきかを解説していますので、参考にしてみてください。

機能

前提として、配信するユーザー層やビジネスモデルの規模を考えて、どの程度の配信数が必要になるのかをまずは考えましょう。そして、どのような機能が欲しいかを考えます。

自動登録やステップメール機能が利用できないスタンドもあります。また、セグメントを絞った配信や、自動的に本文に名前を差し込むようなユニークなサービスができるかどうかも確認しましょう。

セキュリティが整っているか、メールの開封率の測定ができるかなど、機能をしっかり検証していくのがポイントになります。

料金

料金体系も様々です。無料で使えるソフトもあれば、定額制や従量制など様々です。

従量制には、アドレス数で料金が決まるものと、メールの配信数で料金が決まるタイプの2種類があります。

無料版については、広告が表示されることや、配信数の上限が低いなどのデメリットがありますので、必要な機能を満たしているかどうかをチェックしてから選びましょう。

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まとめ

インターネットが生活の基盤になりつつある現代において、メルマガの配信は有効な営業方法といえるでしょう。

うまく活用するために、送信するタイミングや、どういった内容を送信するのかはきちんと考えなければなりません。

メルマガスタンドやソフトを使って、より効率的な配信体制を整えましょう。

また、メール配信から運営・分析まで全てをワンストップで効率化していきたい方には弊社のメール配信サービス「SPIRAL®」もおすすめです。問い合わせ・資料請求は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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