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セミナー開催費用・料金はいくら?人件費や会場使用料の目安も紹介

掲載日:2019年1月18日更新日:2024年2月21日

セミナーを運営するにあたり、まずは大体の予算を把握したいと考える人は多いのではないでしょうか。本記事では、セミナー運営に必要な料金の種類からコストを抑えた利用方法まで、費用にまつわる情報を詳しく紹介します。

セミナー集客や事務局代行に関する料金の相場目安

セミナー集客や事務局代行に関する料金の相場目安

セミナー成功の鍵は、集客にあるといっても過言ではありません。

集客や事務局代行など、セミナーの核とも言える部分の費用について見ていきましょう。

LPの作成料金

セミナーの集客に、LP(ランディングページ)を活用する企業は年々増加しています。LPはセミナーの内容にあわせて都度作成することでセミナー情報が充実します。それによりセミナーの魅力が上がることで、集客に繋がりやすく効果的なため活用する企業が増加しています。

このLPの作成料金ですが、インターネット経由で受注する制作会社の場合、5~50万円ほどと会社によって大きく料金が変わります。品質や納期などをしっかりと見極める必要があるでしょう。

一方、大手の代理店を利用した場合、インターネット経由にくらべて相場は上がる傾向にあります。そのぶん、知名度による安心感や一定の品質が期待できるというメリットがあるため、重視するポイントによって使い分けると良いでしょう。

集客、管理業務を依頼する場合

セミナーを運営するにあたって、主催者側の業務は、『顧客からの問い合わせ対応』『会員のデータ登録』『DM配送』『入金管理』『ホームページの管理運営』など多岐に渡ります。

それぞれ重要な業務ではありますが、ひとつひとつに担当者を配置するのはあまり現実的とはいえません。

そんなときに便利なのが、そうした業務を丸ごと委託できる専門業者の存在です。都内には、月7万程度から依頼できる業者もあります。検討の価値は十分にあると言えるでしょう。

セミナーの企画運営の委託について詳しくは、「セミナー運営を委託する流れとメリット。注意するポイントは?」をご一読ください。

無料集客方法や共催も視野に入れる

より効率的に、なおかつコストを抑えたセミナー集客を目指すのであれば、無料の集客方法や他社との共催も視野に入れると良いでしょう。

無料の集客方法として、まず挙げられるのがフェイスブックやツイッターなど、SNSを利用した集客です。もともとの利用者が多いことに加え、興味のあるキーワードからの検索が容易なため、潜在的な顧客を広く獲得できるでしょう。

セミナーのポータルサイトに、自社のセミナー情報を掲載するのもおすすめです。これは、すでに自社のセミナー内容に興味・関心の高い層を取り込む上で効果的な手段と言えるでしょう。

また、他社との共催には、1つのセミナーを複数の企業で運営することによってコストを分担できるというメリットがあります。

同業他社との共催はもちろんのこと、あえて他業種の企業とセミナーを共催するのもおすすめです。まったく新しい顧客層を発掘する、またとないチャンスになるでしょう。

セミナー集客の効果的な方法については、「セミナー集客の成功のポイントとは?効果的なアプローチ方法を紹介」をご一読ください。

セミナー会場の利用料金の相場目安

セミナー会場の利用料金の相場目安

セミナーの集客は、会場選びも重要なポイントです。セミナーに適した会場の種類や、それぞれにかかる一般的な費用について見ていきましょう。

ホールの利用料の相場・目安は?

多数の参加者が見込めるセミナーでは、会場としてホールを検討することもあるでしょう。

ホールの利用料は、セミナー会場のコストの中でも比較的割高な部類に入ります。たとえば、150~200名ほど収容可能な渋谷区のとあるホールでは、13~17時までの利用料金が45万円程度となっています。

一方、同程度の主要規模を持つ渋谷区の別のホールでは、同じく13~17時までの利用で20万円程度と、会場によって料金は大きく異なります。アクセスの良さや会場設備なども考慮した上で、もっとも適切な会場を選びましょう。

貸会議室は会場次第で予算を抑えられる

新宿区内のある施設では、210人収容可能な貸会議室を4時間利用した際の料金が24万円ほどです。

なお、貸会議室を利用した場合、料金以上に大きなメリットとなるのがその設備の充実度です。

貸会議室は、その多くが会議や講演会の開催を想定した設備を備えています。これはセミナーの運営にも共通するものですから、セミナー主催者側にとって非常に使い勝手の良い施設と言えるでしょう。

公共のセミナールームは低料金

セミナー会場として、もっとも低価格で利用できるのが地域の公共施設です。

千代田区のある公共施設では、207席を備えたホールの平日13〜17時までの利用料金が2万8000円ほどであり、ホールや貸会議室と比較して格安と言えるでしょう。

ただし、公共のセミナールームを利用する際には、いくつか注意点があります。

まず、一般の公共施設では、営利目的での利用が不可とされているケースが少なくありません。また、地域内の居住者や就労者のみ利用が許されていたり、登録が必要な場合もあったりします。

各施設によって詳細が異なるため、事前にしっかりと確認をしておきましょう。

セミナー開催にかかる費用全般について詳しく知りたい方は、「セミナー運営にかかる主な費用。料金体系の例と忘れがちなポイント」をご一読ください。

セミナー当日の運営に必要な費用の相場目安

セミナー当日の運営に必要な費用の相場目安

セミナー当日の運営に必要な費用として、講師・司会等の人件費や会場の機材代が挙げられます。それぞれの例を見ていきましょう。

講師や司会を依頼する場合

セミナーの内容によっては、専門の講師や司会が必要になることもあるでしょう。

講師の場合、仲介業社や契約内容、講師の知名度などによって差はあるものの、1日あたり30~50万円が相場です。

一方、司会の場合は、2時間半までの『短時間プラン』が2万5000円、8時間までの『1日プラン』が5万円など、料金は拘束時間によって変動する傾向にあります。

委託に関して、「セミナー運営代行会社の見極め方。プロに相談したい顧客管理と活用法」をご一読ください。

機材レンタルする場合

多くの人に向けて話をしたり、資料を参照する必要があるセミナーでは、マイクやプロジェクターなどの機材が必要不可欠です。

それらをレンタルした場合、都内のとある貸しホールでは、有線マイク2本と音響のセットで3万円、ホール用ビデオプロジェクターの利用が7万円程度となっています。

利用する会場によって異なるため、料金は事前に問い合わせましょう。

まとめ

セミナーにまつわる費用には、宣伝費や会場費、人件費など多岐に渡りますが、それぞれの料金の価格帯が広いため、選択次第でトータル費用は大きく変わります。

自社のセミナーに必要な条件をあらかじめ整理して、もっとも効果が高く、適切な費用でのセミナー運営を目指しましょう。

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