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ウェビナーに最適なマイクの選び方とおすすめ3選|特に講演会形式は音質にこだわろう

掲載日:2020年9月4日更新日:2024年2月21日

音質の良さが大切なウェビナーでは、マイクにこだわりましょう。ウェビナーの形式に合うマイクを選べば、参加者がストレスを感じることなく聞き取りやすくなります。マイクの種類や特徴を知り、高音質のウェビナーを開催しましょう。

PCやカメラに内蔵のマイクでは不十分か

PCやカメラに内蔵のマイクでは不十分か

PCやカメラにはマイクが内蔵されています。このマイクでもウェビナーの配信はできるのでしょうか?

外部マイクを使うことでより明瞭に

ウェビナーの配信は、PCやWebカメラに内蔵のマイクでもできます。ただし、音質はあまり良くありません。

講師と内蔵マイクの間には距離があるため、周りの雑音を拾いやすく、ノイズ混じりの音声になりやすいのです。

そのため、たくさんの参加者に向けて発信するウェビナーでは、音が遠くはっきり聞こえないと言われる可能性があります。

内蔵マイクの不明瞭な音質を改善したいときには、『外部マイク』を使用しましょう。マイクの形状や性能を比較して選ぶことで、鮮明な音声を参加者に届けられます。

視聴者にストレスを感じさせない音声を届けるには?

視聴者にストレスを感じさせない音声を届けるには?

ウェビナーでは音声の質がとても大切です。参加しても、音声が悪く何を話しているのか分かりにくい状態では、内容に集中できません。

視聴者にストレスを感じさせる、遠くくぐもった音声は、機材やマイクテストで解消しましょう。

オーディオインターフェースを使用する

PCに外部マイクを接続するときには『オーディオインターフェース』を使用します。オーディオインターフェースとは、マイクから入力された音声をデジタルに変換する装置です。

音声をデジタルへ変換する機能はPC内部にもあります。しかし、あまり性能は期待できず、音質は低下しがちです。

音質にこだわった配信をするなら、マイクとPCの間にオーディオインターフェースを接続した方が、よりクリアな音声で届けられます。

そのため、外部マイクを購入するときには、同時にオーディオインターフェースも選びましょう。

必ずマイクのテストを行おう

外部マイクでウェビナーの配信をする場合でも、マイクのテストをすることが大切です。事前にテストをすることで、音声の質を確認したり調整したりでき、視聴者が聞き取りやすい状態で配信できます。

代表的なツールであるZoomでマイクのテストをする場合、まずは設定からオーディオセクションへの移動が必要です。そこで、マイクが音を拾っているか確認します。

「マイクのテスト」をクリックすると、録音が始まります。テスト音声を話し終わったら「レコーディング」をクリックし、再生される音声をチェックします。

調整は、手動でも自動でも可能です。ちょうどいいと感じる音声になるよう調整しましょう。

マイクの選び方とおすすめマイク3選

マイクの選び方とおすすめマイク3選

マイクは形状ごとに特徴があり、向いているシーンが違います。そのため、ウェビナーの形式に合ったタイプを選ぶことが大切です。

マイクの形状と特徴

音質にこだわるマイク選びの選択肢として、まず挙げられるのが、単体のマイクです。使用する人数に合わせた機能を持つマイクを選ぶと、鮮明に音声を拾えます。

マイクと口元の距離がより近く、クリアな音声を届けやすいのはヘッドセットです。ただし、講師が出演するウェビナーでは、見た目が気になるかもしれません。

そのようなときには、胸元に付けて使用できるピンマイクが便利です。コンパクトですっきりと装着できます。

また、複数人で配信するディスカッション形式では、全員の音声を拾えるスピーカーフォンの使用が便利です。

動きのあるウェビナーに Ashuneru XO-V001

Ashuneruの『XO-V001』はピンマイクの形状をしている感度の高いコンデンサーマイクです。胸元に装着して使えば、講師が移動しながら解説するといったシーンで使いやすいでしょう。

360°全方位からバランス良く集音できる全指向性タイプです。ケーブル不使用でスマホに取り付ければ、ハンディーマイクとしても使えます。

小型でかさばらないため、装着しても見た目がすっきりしています。収録場所までの持ち運びや保管のしやすさもポイントです。

講義形式は単一指向のコンデンサーマイクを

1人の講師が出演して配信する、講義形式のウェビナーでは『単一指向性のコンデンサーマイク』がぴったりです。単一指向性というのは、一方向の音声のみ拾うマイクという意味です。

講師が1人の場合、その他の場所から聞こえる音は必要ありません。そのため、ノイズが入りにくい単一指向性のマイクが向いているのです。

また、ウェビナーは室内で配信することが多いため、感度の高いコンデンサーマイクを選びます。感度の数値はマイナスで表示されていますが、0に近いほど高感度です。

決まった方向の音のみを高感度で拾えるタイプのため、講師の声をクリアに配信できます。

振動板口径、感度ともに十分 audio-technica AT2020

audio-technicaの『AT2020』は専用スタンドマウントが付属しているコストパフォーマンスの高いコンデンサーマイクです。−37dBと、十分な感度を備えています。

単一指向性のため、正面からの音声を的確に集音可能です。音質に影響する振動板の大きさも十分のため、クリアな音声でウェビナーを配信できます。

側面から音を拾うサイドアドレス型のため、マイクの上部ではなく側面が講師の口元を向くように配置すると良いでしょう。

ポップガードを使用するとなお良し

ウェビナーに向いているマイクを選んだら、発話者とマイクの間に設置する『ポップガード』を使用するとさらに音質を高められます。

ポップノイズという、強く息を吐き出しながら発音したときの、空気が割れるような音をマイクが拾わないようにすることができます。

他にも、息継ぎのブレス音や、服がこすれる音などが、マイクに乗らないようにしてくれます。

マイクトラブルの解決方法

マイクトラブルの解決方法

外部マイクを使用すると、設定や接続の仕方によってトラブルが発生する可能性があります。トラブルごとの対処法を知り、解決に役立てましょう。

音が聞こえないとき

PCとマイクを接続しているのに音声が聞こえないときには、PCの設定かウェビナーを配信するツールの設定が間違っている可能性があります。

それぞれの設定をチェックし、マイクを『有効』にすると解決することがほとんどです。

PCの設定でマイクを有効にしても音が出ない場合には、アプリの設定でマイクへのアクセスがオフになっている可能性があります。使用しているアプリの設定もチェックし、オンにすると音が出るはずです。

ウェビナーを配信するツールでマイクがミュートになっている可能性もあります。ミュートの状態ではマイクの音は聞こえませんので、解除しましょう。

雑音が聞こえるとき

マイクで拾った音声に雑音が混ざるようであれば、マイクの『接続で不備』が起きている可能性があります。接続部分にほこりがたまり、うまく接続できていないなら、まずは掃除をしましょう。

同時に、ジャック部分の劣化がないかチェックします。劣化により接触不良を起こしている可能性があるからです。

それでも雑音が入る場合には、メーカーの点検や修理を検討します。場合によっては、買い替えが必要かもしれません。

ハウリングが発生するとき

耳をつくようなハウリング音が発生することもあります。これは、スピーカーの音をマイクが拾い、その音がスピーカーから流れ、さらにマイクが拾い・・・、と繰り返されることで発生する音です。

そのため、マイクを接続する前に、他のマイクやスピーカーを無効にしておくと対策できます。その上で、音量を調節すれば、ハウリングは発生しません。

まとめ

ウェビナーはPCやWebカメラに内蔵されているマイクでも実施できます。しかし、これらのマイクでは音質が悪く、視聴者がストレスを感じやすいのです。

ウェビナーの内容に集中しやすい環境作りを目指すなら、外部マイクを使用しましょう。

講師1人で実施するウェビナーであれば、単一指向性のコンデンサーマイクが向いています。加えて、マイク単体・ヘッドセット・ピンマイクなど、マイクの形状で選ぶと使いやすいでしょう。

ウェビナーの形式や使いやすさからぴったりのマイクを選ぶことで、音質にこだわった配信ができます。

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