電子証明書

読み：デンシショウメイショ

英語名：electronic certificate

電子証明書とは、一般的にインターネットの世界では「SSL証明書」「デジタル証明書」「公開鍵方式証明書」といわれ、認証局（CA）が発行する電子署名の公開鍵が正しいことを証明するデータ。

電子署名単独ではその公開鍵が本人のものであることを確認はできないが、電子証明書を電子署名に付属させることにより、データが改ざんされていないこと共に、データの作成者を認証局を通して証明することができる。

電子証明書は誰でも作成することが可能だが、その信頼性は認証局の信頼性に依存する。よって、本人確認を重要とする用途の場合、日本ベリサインやビートラステッドジャパンのような信頼のある認証局に電子証明書を発行してもらうことによって、データの出所を確実にすることが求められる。

・証明書に含まれる内容
　１．サーバーがCSRを生成した際に入力した項目を証明するもの
　２．公開鍵

なお、デジタル証明書の仕様はITU-T X.509で規定されている。