2023年6月1日、株式会社パイプドビッツは「スパイラル株式会社」に生まれ変わりました( 詳細はこちら
お客様事例

SPIRALで不動産クラウドファンディングシステムを内製!
不動産業界のプラットフォーマーとしてさらなる高みへ

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株式会社ダイムラー・コーポレーション

代表者
代表取締役CEO 大村 昌慶
本社
神奈川県横浜市中区尾上町6-87-1 ダイムラービル
業務内容
収益不動産仲介・賃貸不動産管理・民泊運営代行・不動産エージェント仲介業・資産運用助言・クラウドファンディング
URL
https://daimlar.jp/
使用サービス
SPIRAL ver.1
課題
クラウドファンディング事業への参入を検討するも、システム開発の外注費用が障壁に。前例が少ない新規事業のため要件定義も困難だった
解決策
SPIRALでクラウドファンディングシステムを内製。ミニマムスタートながら拡張性のある開発プラットフォームで、要件変更にも対応できる柔軟なシステムを構築
効果
最小コストでシステム構築から運用までを内製化した経験を活かし、パッケージサービス「BLITZ CFS」を開発。不動産クラウドファンディング市場にてプラットフォーマーとしての地位を確立

インタビュー

不動産投資専門コンサルティング会社として創業14年目を迎えた株式会社ダイムラー・コーポレーション。同社は2017年に不動産事業の電子取引業務が解禁されると、いち早くSPIRALを用いてクラウドファンディングシステムを内製で開発。2021年にはパッケージサービス「BLITZ CFS」をリリースし、不動産会社目線での不動産ソリューションの提供に尽力しています。

今回は、クラウドファンディングシステムの開発を行った執行役員専務の畔辻智洋様に、SPIRAL導入前の課題や導入効果についてお話を伺いました。

目 次

クラウドファンディング事業への参入を検討するも、システム開発の外注費用が障壁に。
前例が少ない新規事業のため要件定義も困難だった

―SPIRAL導入前の課題をお聞かせください。

弊社は不動産投資のコンサルティング会社として、顧客の資産運用を支援しています。不動産投資クラウドファンディング事業に関しては、2017年の不動産特定共同事業法の改正で小規模不動産特定共同事業が追加され、電子取引業務が解禁されたことで、我々も事業に参入できるようになり「チャレンジしてみよう」と思ったのが始まりです。

業界の動きを見ながら検討を進めていた当時は、不動産不正融資問題があり、不動産投資の事業は世間から厳しい目を向けられていました。右肩下がりとも言われていたなかで、不動産クラウドファンディング事業は状況を打破する新しい潮流になるだろうと考え、参入を決めましたが、立ち上げ当初は多くの課題がありました。

例えば、当時の弊社にはIT事業部が無かったので、クラウドファンディングシステムの開発は外注しようと考えていました。しかし、その見積結果は「最低でも2,000万円」が当たり前。今後どうなるかわからない新しい市場に、ここまで多額の費用をかけるべきなのか、社内では不安の声が上がりました。

また、事業の要件定義の難しさもそうです。当時、弊社のある神奈川県内では不動産クラウドファンディング事業の前例が少なく、事業の申請窓口である県の担当者も手探り状態でした。状況が曖昧なままシステムを定義して発注すれば、あとから修正コストがかさむことは目に見えています。

こうした、開発コストや要件が変動するリスクをふまえると、外注ではなく内製したほうが良いのではと考えるようになりました。とはいえ、私もシステム開発に知見があったわけではありません。そこで、高度なプログラミングは必要ない、ローコードで開発ができるプラットフォームを検討することになったのです。

SPIRALでクラウドファンディングシステムを内製。ミニマムスタートながら拡張性のある開発プラットフォームで、要件変更にも対応できる柔軟なシステムを構築

―SPIRAL導入の経緯をお聞かせください。

はじめはWordPressでの開発も検討したのですが、WordPress単体では電子取引業務で求められるデータベースのセキュリティ要件を満たすことが困難でした。セキュリティ面や機能面などをふまえて、ローコード開発サービスについて3社ほどからお話を聞きましたが、一番早く実際の開発環境を試すことができたのがSPIRALでした。

「2,000万円の開発コストを、月数万程度に圧縮できるなら」。

そんな気持ちで、まずは試してみようと思ったのが正直なところです。

―SPIRAL導入の決め手は何でしたか?

決め手の1つ目は、開発環境です。SPIRALには直感的なインターフェースや柔軟な拡張性など、優れた開発環境が整っていました。

2つ目は、厳重なセキュリティです。県に事業申請を行う際、SPIRALが100社以上の金融機関で導入されているという実績は、システムの信頼性を証明する大きな交渉材料になりました。

ちなみに、知り合いの不動産会社もSPIRALでクラウドファンディング事業に参入しており、「SPIRALのサービスに満足している」とリアルな声を聞けたのも決め手の1つです。

―実際にSPIRALを導入された感想をお聞かせください。

当初はミニマムスタートで「試作品が開発できれば」程度の考えで導入しましたが、いざSPIRALを使ってみると、想像以上のパフォーマンスを発揮してくれて本格的な開発が進みました。

SPIRALは直感的にカスタマイズできるローコード開発環境です。プログラミング知識がなくてもスムーズにシステムを構築でき、感動したのを覚えています。

加えて、顧客データの入出力やメール配信など小回りの利く機能があらかじめ備わっていたのもありがたかったです。予想通り、県の窓口から求められる要件は日々変わっていたので、豊富な機能が揃ったSPIRALでなければ柔軟な対応は難しかったと思います。

2020年2月から開発に着手し、同年6月には弊社のクラウドファンディングサービス「DAIMLAR FUND」をリリースできました。必要な機能に絞ったシンプルなシステムですが、構築から運用まで最小コストで内製できたのは大きな成果でした。

最小コストでシステム構築から運用までを内製化した経験を活かし、
パッケージサービス「BLITZ CFS」を開発。
不動産クラウドファンディング市場にてプラットフォーマーとしての地位を確立

―貴社の不動産クラウドファンディング用パッケージサービス「BLITZ CFS」について教えてください。

「DAIMLAR FUND」が軌道に乗ると、弊社の内製したシステムが話題となり、同業他社から「興味がある」「やってみたい」といった問い合わせが届きはじめました。これに応えるべく開発したのが、パッケージサービス「BLITZ CFS」です。

「BLITZ CFS」は、一言でいうと「不動産投資クラウドファンディング事業のオールインワンパッケージ」のサービスです。役所への許認可申請から、システム構築、実務のサポートまで網羅して提供します。システムについては必要な機能を無駄なく搭載し、小規模事業者でも低コストかつ迅速にサービス構築できるよう開発しています。サイトデザインなどフロント部分はWordPress、データ管理などの内部にはSPIRALを用いることで、カスタマイズ性と高いセキュリティ性を両立しました。

また、「BLITZ CFS」はPaaS型サービスなので、ユーザーごとに開発環境を分けられるのが特徴です。そのためSaaS型サービスと比べて拡張性が高く、導入企業ごとに個別のシステムを連動させられるほか、アンケート項目やボタンの形を変えるなど細かな調整もできます。

そして最大の強みは「不動産会社である弊社が、不動産会社のために開発したものである」という点です。開発ベンダーの言葉ではなく、不動産会社の言葉でクラウドファンディング事業の仕組みやシステムを説明できるのは、ほかにはない利点ではないでしょうか。

ほかにもクラウドファンディングサービスはたくさんありますが、こうしたメリットをお客様に伝えると、ほぼ弊社を選んでいただけます。「不動産会社にフレンドリーなシステムを作りたい」という思いで開発しましたが、SPIRALはしっかりそれに応えてくれましたね。おかげで大きな武器を得たという実感があります。

―システム開発で工夫したこと、こだわったことなどありますか?

「BLITZ CFS」の前身である「DAIMLAR FUND」で苦労していたのが、犯罪収益移転防止法で義務化されている出資者への本人確認作業です。不動産特定共同事業者は不動産クラウドファンディングの契約に際し、マネーロンダリングなどの不正取引を防止するため、出資者の本人特定事項を把握しておく必要があります。「DAIMLAR FUND」では、本人確認のために提出された写真を目視で確認し、出資者の住所をCSVで抽出し、配送業者を経由して本人確認はがきを郵送するというアナログな手法で対応していました。時間も要しますし、大変でしたね。

そこで「BLITZ CFS」開発にあたり、本人確認作業のスリム化を検討していたところ、SPIRALでeKYCサービスと連携できることを知りました。API連携部分の開発のみ外部のエンジニアに依頼しましたが、そのほかの部分についてはほぼ弊社内で構築する形で実装を完了。2021年6月には、eKYCによるオンラインのセルフ本人確認機能を搭載した上で「BLITZ CFS」をリリースできました。

その後、弊社では専門エンジニアを登用し、日々SPIRALも活用して「BLITZ CFS」の開発・アップデートに取り組んでいます。現在では機能性はさらに向上し、安定的に運用できています。

―SPIRALへの評価と今後の展望をお聞かせください。

SPIRALおよびスパイラル社の営業対応ともに、とても満足しています。他のシステムベンダーと比較してもレスポンスが早く、説明もわかりやすいと感じます。

また、SPIRALはサポートサイトが充実しており、大抵の疑問はそこを読めば自力で解決できたのも良かったです。サポートデスクの対応も好印象で、ユーザーの理解度に合わせた説明でちゃんと回答をくれるので、非常に優秀なサポートだと思います。

今後弊社では、不動産会社が自社経験に基づき、不動産会社にとって最適な製品を開発していきます。「BLITZ CFS」をはじめとしたIT事業を広く行う不動産テック企業として事業の分社化も検討しています。現存の顧客には引き続き価値を提供しながら、さらに不動産会社にとって利便性の高いサービス開発にも注力する所存です。

同時に不動産業界においてクラウドファンディングを普及させることを使命とし、不動産業界のプラットフォーマーとして、投資家にとっても事業者にとってもメリットがある不動産特定共同事業法をさらに広めていけるような活動をしていきたいと考えています。

(2023年12月21日掲載)

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