一般財団法人 日本品質保証機構(JQA)は、国内でいち早くISOマネジメントシステム審査に取り組み、第一人者として実績を積み重ねてきました。JQAでは、最重要サービスである審査と合わせ、お客様のマネジメントシステムの効果的な運用のため、審査で得た知見やノウハウを、ISOマネジメントシステムにかかわる人材育成にも展開しています。2015年の品質/環境マネジメントシステム規格(ISO 9001、ISO 14001)の同時改定に際し、JQAでのISO 9001及びISO 14001の認証取得組織、計約10,000社には、新規格対応の内部監査を実施いただく必要があり、その内部監査員の育成が必要となりました。そこで、“場所と時間”を選ばず、認証組織の新規格内部監査員育成をサポートするeラーニング形式を模索し、2016年から順次スパイラル®を用いた新規格対応のeラーニングシステムをリリース。セミナー形式だけではカバーしづらかった地域の方も含め、これまでに延べ3,500人以上の方に受講いただいているそうです。今回は、事務局の審査事業センター審査技術部次長の福田歩氏と主査の下野治代氏に、システム導入についてお話をうかがいました。