―商品の保証登録をシステム化する前は、どのように管理されていましたか?
従来の管理方法での課題はどのようなものでしたか?
保証書をFAXで受付し、Excelにお客様情報を入力するシンプルな方法で管理していました。しかし、Excelをデータベースとして使用するには限界があります。また、情報の更新や管理フローも確立されていなかったので、折角の情報を活用できず、ただデータを蓄積している状態でした。
―商品の保証登録・管理システムをスパイラル®で構築した経緯をお聞かせください。
スパイラル®は以前より、Webサイトでのカタログ請求やお問い合わせのフォームで利用をしており、個人情報の取り扱いで安心なことは実証済みでしたので、機能を拡張させる方法でシステムの改修をしております。システムの拡張という方法で費用も抑えられるメリットがあったこともシステム構築の後押しになっています。
―システムの構築で、大変だったことやアドバイスがあれば教えてください。
保証登録のシステムについては、費用対効果の可視化が難しいこともあり、大きな予算をとれないハードルがありました。ただ、スパイラル®は、豊富なWebアプリケーションを活用して機能を拡張することが容易であったため、費用を抑えて新しいシステムを開発する相談ができました。また、保証登録・管理システムは、お客様相談室、カスタマーセンター、全体の管轄をしている商品本部、スパイラル®︎の管理をしている経営企画部の4部門が絡んでおり、打ち合わせで全部門が揃うことが難しく、認識の統一が取りづらいことに手を焼きましたが、システムの仕様、業務フローを可視化したことで、各部門との連携が可能になりました。