―実際にクライアントのWebサイトを構築、運用してのご感想と成果をお聞かせください。
導入の決め手にもなった、ステージング環境と本番環境がすぐに同期できるおかげでスムーズに案件を進めことができました。本番環境に影響がでないステージング環境で開発を進め、本番環境でも実際に問題がないか確認することができたのです。また、任意のタイミングでバックアップを取得できることも助かりました。何か小さなトラブルがあれば、調査前に一度バックアップを取ってから作業を進めることができました。
今回のプロジェクトのような高いセキュリティ要件の場合、本来はセキュリティ環境の構築に4週間以上かかるケースも珍しくありません。しかし今回、SPIRALマネージドクラウドを導入したことで、1週間ほどで要件通りのセキュリティ環境を構築することができています。
また、Webサイト公開後に、比較的大きな改修を一度実施しているのですが、この際にもステージング環境を活用したことで、一般的なリリース期間よりも1ヶ月ほど短縮することができました。
―Webサイトの運用に関して、クライアントからのご感想と成果をお聞かせください。
最初に操作方法をレクチャーした際に、「操作が分かりやすい」とのご感想をいただきました。現在は、自社で内製されたコンテンツを一度ステージング環境にアップロードし、問題がなければすぐに本番環境へ反映するという作業が自社内で完結できています。月に1、2本の記事を公開されていると聞いていますので、利用頻度も高いはずです。
また、セキュリティの脆弱性が報告されたプラグインは、SPIRALマネージドクラウドは自動でアップデートしてくれるため、運用の手間が省けています。
―今後の展望についてお聞かせください。
今回のプロジェクトを振り返って、SPIRALマネージドクラウドを導入することの一番のメリットは、WordPressによるWebサイト構築と運用の取り組みやすさをそのままに、高いセキュリティ環境を構築できることだと思います。
WordPressそのものを知らないWeb担当者はいないと思いますので、今後も機会があれば、積極的にSPIRALマネージドクラウドによるWebサイト構築をご提案していきたいですね。
―SPIRALマネージドクラウドは、どのような企業におすすめできるでしょうか。
セキュリティリスクにリソースを割く必要がなく、安心してWebサイトの運用ができるのはとても大きなメリットです。セキュリティリスクを懸念される企業様にこそ、SPIRALマネージドクラウドをおすすめしたいですね。