導入事例

CUSTOMERS

SPIRAL マネージドクラウドとWordPressで、
手軽さと高いセキュリティを両立!
Webサイトの内製化を実現できた背景に迫る

株式会社モードツー

業務内容
WEB制作・運用・改善支援
使用サービス
SPIRAL マネージドクラウド、SPIRAL® ver.2
URL
https://www.mode2.co.jp/
代表者
取締役会長 小栗 政克
代表取締役社長 杉村 大介
本社
東京都港区芝3-1-14 芝公園阪神ビル6F
課題
複雑なCMSからWordPressへの乗り換え。セキュリティ対策と運用の内製化が課題に
解決策
SPIRAL マネージドクラウドによる、ステージング環境と本番環境の同期機能&自動アップデート機能をフル活用
効果
サイト構築から運用までの取り組みやすさと、高いセキュリティ環境を両立し、Webサイトの内製化を実現

インタビュー

INTERVIEW

「創造を想像以上のカタチに。」をミッションに掲げ、Webサイト制作から運用、改善支援までを手がけた株式会社モードツー。同社では、大手携帯キャリアや大手ハウスメーカー、老舗食品メーカーなど、さまざまな分野のWebサイトを手がけた技術力と提案力を武器に事業を拡大しています。

今回のプロジェクトでは、自社WebサイトのCMSを乗り換えたいというクライアントのご要望を受け、CMSにWordPressを採用し、その構築と運用を支援するSPIRAL マネージドクラウド、そしてお問い合わせフォームの構築にSPIRAL® ver.2を採用することを決定しました。

プロジェクトでWebサイトの構築を担当した可瀬圭一様に、導入の背景にあった課題や導入後の成果についてお話を伺いました。

複雑なCMSからWordPressへの乗り換え。
セキュリティ対策と運用の
内製化が課題に

今回のプロジェクト全体の概要をお聞かせください。

モビリティ事業を展開している大手企業系列のクライアントから自社WebサイトのCMSを乗り換えたいとのご相談をいただいたことが、今回のプロジェクトの出発点です。対象となるWebサイトは、コーポレートサイトと会員様向けサイトの2つでしたが、CMSの乗り換えを機に統合しています。

クライアントからは、Webサイト内コンテンツの内製比率を高めたい+セキュリティを強化したいという、大きく2つのご要望がありました。

以前にクライアントが導入していたCMSによる運用には、どのような課題があったのでしょうか。

一番の課題はCMSの操作性でした。マーケティング系の機能が揃ったエンタープライズ向けのCMSだったのですが、複雑なUIで操作が難しく、ちょっとした修正をするにも大変な労力を費やしていたと伺っています。Webサイト上で自社の商品やサービスの情報を、速やかにアップしたいにも関わらず、内製化が難しいがためにそれが叶えられずにいたのです。

もう1つがコストの問題です。先述の通り、Webサイトのカスタマイズにあたっては自社内での対応が難しい場合があり、その際は別の協力会社に作業依頼をされていたそうなのですが、軽微な内容でも高額な改修費がかかっていたようです。また、CMSのバージョンアップに伴い、旧バージョンのサポートが終了することもあり、このタイミングでCMSの移行を決められたようです。

クライアントからのご相談を受けて、どのようなご提案をされたのでしょうか。

Webサイトの内製比率を高めたいというご要望を受け、まずWordPressの導入が決定しました。CMSの中でも非常に高いシェアがあり、少し調べれば多くのノウハウが見つかるという、学習コストの低さとカスタマイズの柔軟性が導入の理由です。

しかし、WordPressにはセキュリティ上の懸念があります。実際、過去にもその脆弱性を狙ったサイバー攻撃が発生したニュースもあり、クライアントからの「セキュリティは重視したい」というご要望にお応えするには、WordPressだけでは不安がありました。

そこで、WordPressと併用してセキュリティ面を強化し、安心してWebサイトの保守管理ができるサービスの導入を検討し始めました。

SPIRAL マネージドクラウドによる、ステージング環境と本番環境の
同期機能&自動アップデート機能をフル活用

SPIRAL マネージドクラウドを選定した理由をお聞かせください。

セキュリティや改ざんの監視、自動と手動のバックアップといったセキュリティ面が導入の決め手です。ステージング環境と本番環境を速やかに同期できる機能が標準で用意されていたことは、Webサイトの運用、管理を内製化したいというクライアントのご要望にぴったりの要素でした。ワンクリックですべて同期できること、その同期時間の短さ、そしてステージング環境で仮に操作を失敗しても、バックアップからすぐに復旧できることは高評価でした。

その他、以前のCMSで課題になっていたバージョンアップデートについても、SPIRAL マネージドクラウドであれば自動対応できることもポイントです。実際にはパイプドビッツの専門スタッフの方が対応してくださるのですが、WordPress本体あるいはプラグイン、いずれも脆弱性の検知からアップデート対応まで、こちらが何もしなくても対応していただけるのはとてもありがたいことでした。

SPIRAL® 導入前後運用イメージ

併せて導入された、SPIRAL® ver.2はどういった理由で導入されたのでしょうか。

コーポレートサイトと会員様向けサイトを統合するにあたり、これらに搭載していた複数のお問い合わせフォームも移行の必要がありました。SPIRAL® ver.2であれば、フォームの運用からお問い合わせ受付後の対応管理までできる、かつ高いセキュリティで会員情報を守ることができる点がクライアントから評価され、導入に至っています。

サイト構築から運用までの取り組みやすさと、高いセキュリティ環境を
両立し、Webサイトの内製化を実現

実際にクライアントのWebサイトを構築、運用してのご感想と成果をお聞かせください。

導入の決め手にもなった、ステージング環境と本番環境がすぐに同期できるおかげでスムーズに案件を進めことができました。本番環境に影響がでないステージング環境で開発を進め、本番環境でも実際に問題がないか確認することができたのです。また、任意のタイミングでバックアップを取得できることも助かりました。何か小さなトラブルがあれば、調査前に一度バックアップを取ってから作業を進めることができました。

今回のプロジェクトのような高いセキュリティ要件の場合、本来はセキュリティ環境の構築に4週間以上かかるケースも珍しくありません。しかし今回、SPIRAL マネージドクラウドを導入したことで、1週間ほどで要件通りのセキュリティ環境を構築することができています。

また、Webサイト公開後に、比較的大きな改修を一度実施しているのですが、この際にもステージング環境を活用したことで、一般的なリリース期間よりも1ヶ月ほど短縮することができました。

Webサイトの運用に関して、クライアントからのご感想と成果をお聞かせください。

最初に操作方法をレクチャーした際に、「操作が分かりやすい」とのご感想をいただきました。現在は、自社で内製されたコンテンツを一度ステージング環境にアップロードし、問題がなければすぐに本番環境へ反映するという作業が自社内で完結できています。月に1、2本の記事を公開されていると聞いていますので、利用頻度も高いはずです。

また、セキュリティの脆弱性が報告されたプラグインは、SPIRAL マネージドクラウドは自動でアップデートしてくれるため、運用の手間が省けています。

今後の展望についてお聞かせください。

今回のプロジェクトを振り返って、SPIRAL マネージドクラウドを導入することの一番のメリットは、WordPressによるWebサイト構築と運用の取り組みやすさをそのままに、高いセキュリティ環境を構築できることだと思います。

WordPressそのものを知らないWeb担当者はいないと思いますので、今後も機会があれば、積極的にSPIRAL マネージドクラウドによるWebサイト構築をご提案していきたいですね。

SPIRAL マネージドクラウドは、どのような企業におすすめできるでしょうか。

セキュリティリスクにリソースを割く必要がなく、安心してWebサイトの運用ができるのはとても大きなメリットです。セキュリティリスクを懸念される企業様にこそ、SPIRAL マネージドクラウドをおすすめしたいですね。

(2022年11月24日掲載)

株式会社ロキテクノ

会員サイト構築

NPO法人ICYEジャパン(特定非営利活動法人 国際文化青年交換連盟日本委員会)

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