2023年6月1日、株式会社パイプドビッツは「スパイラル株式会社」に生まれ変わりました( 詳細はこちら
お客様事例

SPIRALを使って開発するエンジニアを強力に支援!
開発プロジェクトを成功に導く内製化・開発支援サービス

  • アプリ開発 会員サイト構築

株式会社ワンゴジュウゴ

代表者
代表取締役 秋山 政紀
本社
東京都千代田区紀尾井町3-6 紀尾井町パークビル7F
業務内容
Webサイト企画制作およびサイト運用支援サービス
Webシステム開発・アプリ開発サービス
Webサイト運営スタッフの派遣および常駐サービス
Webサイト運営BPOサービス
URL
https://www.wan55.co.jp/
使用サービス
SPIRAL ver.2
使用サービス
内製化支援サービス
課題
API/PHPを用いた高難度な開発案件において、技術的な相談ができる窓口が無くエンジニアの負担が大きかった
解決策
専任のSPIRALエンジニアからサポートが受けられる「内製化・開発支援サービス」(※)を導入。技術的な相談やサンプルコード提供など、開発支援が受けられるように
効果
強力な技術サポートによりSPIRALの開発スピードが大きく向上。プロジェクト全体がスムーズに進行できるように

※:内製化・開発支援サービスとは
「SPIRAL ver.2」を用いたアプリケーション開発において、専任のSPIRALエンジニアによる開発支援体制を提供するサービスです。
詳しくはこちら:
内製化支援 https://knowledge.spirers.jp/insourcing/detail/4449
開発支援  https://knowledge.spirers.jp/insourcing/detail/5126

インタビュー

Webサイトの企画制作や運用のほか、Webシステムやアプリ開発なども手掛ける株式会社ワンゴジュウゴ。2017年に開発会社向けパートナープログラム「SDP(SPIRAL Developers Program)」に入会して以来、SPIRALを用いてさまざまなWebサイトやWebシステムをお客様へ提供してきた同社は、開発力のさらなる強化を図るべく、2022年12月より「内製化・開発支援サービス」(以下「開発支援サービス」)を導入しました。

今回は、アカウントセールス部の横山様、土樋様、新倉様に、SPIRALを用いた提案や開発において抱えていた課題や、開発支援サービス導入に至った経緯、導入後の効果やご感想についてお話を伺いました。

目 次

API/PHPを用いた高難度な開発案件において、
技術的な相談ができる窓口が無くエンジニアの負担が大きかった

―貴社におけるSPIRALの利用状況について教えてください。

当社はWebサイトの企画から制作、運用までを一気通貫で提供しています。我々アカウントセールス部は、営業やディレクター、エンジニアなどが一つのチームとして所属し、お客様へのご提案から要件定義、構築作業を経て納品後の保守・運用まで、一連の対応を部内で行っています。

提案に用いるツールは要件によってさまざまですが、例えばお客様から「会員サイト」や「ログイン管理」といった単語が出てきたら、まずSPIRALの利用を検討することが多いですね。主に会員情報を扱う案件や、セキュリティ要件が厳しい案件などに関しては、部内ではSPIRALを提案しようという動きが定着していると思います。最近では、SPIRALのカスタマイズ性を活かして、JavaScriptやPHP、APIなどを使った高度なシステム要件に対応することも多いです。

―その中で課題となっていたことは何ですか。

主に気になっていたのは、SPIRALで開発を行うエンジニアの負担です。

エンジニアがSPIRALで構築作業を行う際、わからないことが出てきたときにはサポートを利用させていただくのですが、SPIRALの通常サポートは標準機能や基本的な仕様に関する質問には回答いただけるものの、API/PHP周りの技術的な質問についてはサポート範囲外となります。そのため、自力での解決を迫られることがしばしばありました。例えばソースコードの記述に関しては、サポートサイトで提供されているサンプルプログラムや、管理画面からダウンロードできるテンプレートアプリのソースコードを解析して動作を理解し、その後自分たちが実現したいことに落とし込む…という感じで、一から地道に調べる必要がありました。大変な時間と労力がかかるので、納期に余裕が無い時にはかなり精神的に追い詰められましたね。

その他、開発に着手した後になってオプション設定が必要だと判明することがあったり、お客様からAPI/PHP周りの質問を受けてもスムーズに回答できなかったりすることもありました。構築段階だけでなく、提案や要件定義のフェーズも含めてエンジニアの負担が大きいと感じていたので、どうにか解決できないかと思案していました。

専任のSPIRALエンジニアからサポートが受けられる「内製化・開発支援サービス」を導入。
技術的な相談やサンプルコード提供など、開発支援が受けられるように

―開発支援サービスをお知りになったきっかけ、導入の決め手を教えてください。

営業担当の方からご紹介いただいて知りました。以前から技術的な問題にぶつかるたびに「スパイラルのエンジニアに直接相談できたらいいのになぁ…」と思うことが多々ありましたし、営業担当の方へ直接「“エンジニアつきっきりサービス”みたいなものないですか?」と相談をしていたこともあったので、開発支援サービスのお話を伺ったときはまさに「待望のサービスが来た!」と思い、嬉しかったですね。

ちょうど、SPIRALを使用した大手食品会社様の会員サイト改修案件が動き出すタイミングでもあったので、すぐに導入を決めました。この会員サイトでは、SPIRALは会員情報を管理するデータベースとしての役割がメインで、本体として別に存在するCMSとAPIでつなぎこみをする形なのですが、SPIRAL ver.1で同じ仕組みの構築実績があったものの、SPIRAL ver.2で実装するのは初めてだったのです。開発支援サービスにより、専任のSPIRALエンジニアから技術的支援が受けられることで、弊社エンジニアの負担を軽減しつつ開発力強化が図れそうだと感じたことが導入の決め手でした。

―開発支援サービスを利用したシーンや感想を教えてください。

導入当初は、SPIRAL ver.2の認証APIについてSPIRAL ver.1との仕様の違いなど、2つのサービスにおける違いについて質問すること多かったです。spirers board(スパイラーズボード)という専用のコミュニケーションツール上で、スパイラルのエンジニアの方とやり取りするのですが、まず回答クオリティの高さに驚きました。技術的に踏み込んだ質問にもしっかり答えてくれますし、我々のドキュメントの見落としに対する指摘はもちろん、ドキュメントには無い内容まで教えてくださいます。目の前の疑問解決だけでなく、我々の開発プロセスを踏まえながら先を見据えた支援をしていただけることに安心感を覚えました。

サンプルコードの作成依頼にも快く対応いただけるので、とても助かっています。ある案件で「複数の画像を一括アップロードしたい」というニーズがあったのですが、標準機能では対応していないため、API/PHPを使って機能を実装する必要があることは想像できていました。ソースコードの記述方法も、なんとなくイメージはついていたものの、検証まで含めると相当の時間がかかりそうだったので、SPIRALエンジニアへ相談したところ、そもそも実現可能かの回答に加え、サンプルコードを提供いただきました。サンプルコードは他の案件でも流用できますし、確実に我々のナレッジとなるので大変ありがたいですね。

質問への回答スピードも速く、基本的には質問したその日には回答をいただいています。回答までのリードタイムが「0.5営業日以内」など、契約するコースごとに明確に決まっている点も良いですね。

spirers boardにはメンバーそれぞれの質問履歴が残り、社内での情報共有がしやすい点も良いと思います。質問・テーマごとに項目立てされるので、質問履歴をさかのぼって参照できるのは非常に便利です。

開発支援サービスはライトコースから利用を始めましたが、その後官公庁が主催する国際会議関連の案件が決まったこともあり、まもなくスタンダードコースにグレードアップしました。支援範囲が広がったことで、より一層強力に開発をサポートしていただいており、とても助かっています。

フロー図

強力な技術サポートによりSPIRALの開発スピードが大きく向上。
プロジェクト全体がスムーズに進行できるように

―開発支援サービス導入による効果はいかがでしょうか。

私たちが最も困っていた、API/PHP周りの技術的な疑問は以前と比べ短期間で解決できるようになったので、開発スピードは間違いなく向上しています。納期がギリギリでプレッシャーがかかるような案件でも、SPIRALエンジニアによる強力なバックアップがあるおかげで、精神的にも余裕をもって開発に取り組めるようになっています。

また、お客様と接するフロント営業としても、技術的な質問にすぐ回答できるようになり、顧客対応の質が上がっていると実感しています。提案や要件定義の段階でも、SPIRALにおける疑問をしっかり解決できるようになったことで、設計精度が上がり、結果プロジェクト全体のスムーズな進行につながっていると思います。

―最後に、今後の展望について教えてください。

開発支援サービスにより、SPIRALの開発体制は確実に強化されてきているので、これと同様に提案・要件定義を担当する営業やディレクターの提案力強化を図っていきたいと考えています。今のところ、エンジニアの技術相談場所のようなイメージで利用していますが、例えば提案内容を事前にレビューしていただいたり、要件に合った最適な設計をご教示いただいたりすることで、全体の設計や工期などの見込みがより正確になり、精度の高い対応ができるようになると思います。提案から構築まで一貫して対応している我々のようなチームにとって、開発支援サービスはとても心強い存在です。今後も最大限に活用していきたいです。

(2023年06月29日掲載)

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