―開発支援サービスをお知りになったきっかけ、導入の決め手を教えてください。
営業担当の方からご紹介いただいて知りました。以前から技術的な問題にぶつかるたびに「スパイラルのエンジニアに直接相談できたらいいのになぁ…」と思うことが多々ありましたし、営業担当の方へ直接「“エンジニアつきっきりサービス”みたいなものないですか?」と相談をしていたこともあったので、開発支援サービスのお話を伺ったときはまさに「待望のサービスが来た!」と思い、嬉しかったですね。
ちょうど、SPIRALを使用した大手食品会社様の会員サイト改修案件が動き出すタイミングでもあったので、すぐに導入を決めました。この会員サイトでは、SPIRALは会員情報を管理するデータベースとしての役割がメインで、本体として別に存在するCMSとAPIでつなぎこみをする形なのですが、SPIRAL ver.1で同じ仕組みの構築実績があったものの、SPIRAL ver.2で実装するのは初めてだったのです。開発支援サービスにより、専任のSPIRALエンジニアから技術的支援が受けられることで、弊社エンジニアの負担を軽減しつつ開発力強化が図れそうだと感じたことが導入の決め手でした。
―開発支援サービスを利用したシーンや感想を教えてください。
導入当初は、SPIRAL ver.2の認証APIについてSPIRAL ver.1との仕様の違いなど、2つのサービスにおける違いについて質問すること多かったです。spirers board(スパイラーズボード)という専用のコミュニケーションツール上で、スパイラルのエンジニアの方とやり取りするのですが、まず回答クオリティの高さに驚きました。技術的に踏み込んだ質問にもしっかり答えてくれますし、我々のドキュメントの見落としに対する指摘はもちろん、ドキュメントには無い内容まで教えてくださいます。目の前の疑問解決だけでなく、我々の開発プロセスを踏まえながら先を見据えた支援をしていただけることに安心感を覚えました。
サンプルコードの作成依頼にも快く対応いただけるので、とても助かっています。ある案件で「複数の画像を一括アップロードしたい」というニーズがあったのですが、標準機能では対応していないため、API/PHPを使って機能を実装する必要があることは想像できていました。ソースコードの記述方法も、なんとなくイメージはついていたものの、検証まで含めると相当の時間がかかりそうだったので、SPIRALエンジニアへ相談したところ、そもそも実現可能かの回答に加え、サンプルコードを提供いただきました。サンプルコードは他の案件でも流用できますし、確実に我々のナレッジとなるので大変ありがたいですね。
質問への回答スピードも速く、基本的には質問したその日には回答をいただいています。回答までのリードタイムが「0.5営業日以内」など、契約するコースごとに明確に決まっている点も良いですね。
spirers boardにはメンバーそれぞれの質問履歴が残り、社内での情報共有がしやすい点も良いと思います。質問・テーマごとに項目立てされるので、質問履歴をさかのぼって参照できるのは非常に便利です。
開発支援サービスはライトコースから利用を始めましたが、その後官公庁が主催する国際会議関連の案件が決まったこともあり、まもなくスタンダードコースにグレードアップしました。支援範囲が広がったことで、より一層強力に開発をサポートしていただいており、とても助かっています。