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ARTICLEフォーム作成はASP型が便利？サービスの活用例や選び方
フォーム作成は、ASP型のサービスが便利だというのは本当でしょうか。フォーム作成には様々な用途・方法がありますが、今回はASP型の特徴をピックアップしていきます。サービスの活用例や選び方について解説するので、参考にしてみてください。
ASP型のフォーム作成サービスとは
ASPとは『Application Service Provider』の頭文字を取った言葉です。業務用のツールをネットワーク経由で利用するサービスのことを指します。
SaaSやクラウドサービスといった言葉をご存知なら、それらとほぼ同じ種類のサービスだと考えれば理解しやすいでしょう。
では『ASP型のフォーム作成サービス』は、どのようなことに使われるのでしょうか。例を挙げて見ていきましょう。
受付やアンケートなどのフォームを作成可能
フォーム作成でよく使われるのが、イベントの申し込みや、アンケートの回答などです。ご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか。
インターネットの普及により、これらの回答や個人情報の登録まで、インターネット上で行う人が増えています。
ASPはオンライン上のシステムを利用するため、これらのサービス提供には適していると言えるでしょう。
初期費用が比較的安価で、利用しようと思ったその日から利用可能な事業者もあるので、急きょ必要になった場合にも対応できます。
データ収集・管理・分析までワンストップ
企業で管理している資産や顧客データは数百から数万、数十万を超えることもあります。そこから欲しいデータを探すのも一苦労でしょう。
フォームには、こういったデータをピックアップして、一目で判別できるよう視覚化する役割を担っているものもあります。
なぜASPが便利なのかと言いますと、PCの内部サーバーに頼らないためです。膨大な量を内部サーバーで保存したり検索したりする場合、サーバーやHD（ハードディスク）の容量を圧迫したり、PCのパフォーマンスが低下する怖れがあります。
しかし、ASPは外部サーバーを利用するため、PC内部のサーバーに負担をかけずに利用でき、PCのパフォーマンスが著しく落ちるといったこともありません。保存のためのストレージをわざわざ用意しなくて良いのもポイントでしょう。
フォーム作成方法について基礎的なことを知りたい方は、「フォーム作成は何を使ってる？基本や主な作成方法を紹介」をご一読ください。
フォーム作成サービスの活用例
続いて、フォーム作成サービスの活用例について見ていきましょう。ASPを利用するメリットとともに解説します。
キャンペーンの投票フォームから管理まで
インターネット上で、人気投票やキャンペーンをおこなっているのを見たことはありますか？
飲食店や食品メーカーなどであれば、キャンペーンをコンスタントに行う企業もあります。そのキャンペーンの度に、いちいち最初からフォームを作り直すのはコストも時間ももったいないです。
そういったケースでは、ASPの機能を用いて過去に作成したフォームを使い回したり、デザインを少し変更したりするという方法が便利です。また、元々アンケート等に使うフォームのテンプレートを用意している事業者も多いです。
重複登録を防ぐ機能や、どこのページからアンケートにたどりついたのかを確認する機能を持っているサービスもありますので、ぜひ活用してみてましょう。
アンケート結果をマーケティングに活かす
ASP型のフォーム作成サービスは、アンケート結果の集計や、登録された個人情報の管理もできます。
得られたアンケート結果や個人情報などのデータは、貴重な財産です。データを元に、顧客それぞれに合わせたダイレクトメールの配信や商品案内、自社のサービスや商品の質向上に役立てるなど、ビジネスにつながります。
ユーザーの満足度を高めるためにも、アンケート結果は積極的にマーケティングに活かしましょう。
フォーム作成のツールについては、「フォーム作成サービスで効率アップ。その他のツールや作成方法も紹介」をご一読ください。
ASP型のフォーム作成サービスの選び方
ASPサービスは、今や多くの事業提供者がいて、サービスもそれぞれに異なっています。
自社で導入する際に、どのような基準でサービスを選べばいいのか、そのポイントを解説しますので、参考にしてみてください。
利用目的に合った機能
前述したように、フォームには様々な利用目的があり、最適なフォームというのは用途によって異なります。
アンケートにしても、具体的な回答が欲しいものか、キャンペーン応募のための個人情報や情報源が欲しいのかでは、デザインも変わってくるでしょう。
また、データの管理・引き出しに使うフォームは、アンケートやキャンペーンのフォームとは明らかに用途が違います。
ASP型で提供されているサービスも、こういった目的ごとに異なっているのです。若年層のアンケートに強い、おしゃれなデザインテンプレートが豊富なサービスもあれば、処理能力に特化したサービスもあります。
どんな目的・用途に利用するのかを事前に決めてから、サービスを選びましょう。
アンケートフォーム作成については、「アンケートフォーム作成サービスとは。作成手順や選び方のまとめ」をご一読ください。
最適なサービスを選んでコストを抑える
大手の事業者が公開しているサービスには、機能が豊富に取りそろえられていますが、付属サービスがつく場合、多くはオプション式です。
また、複数のサービスを同時に使ってみたものの、気づけばあまり使われなくなっているということも起こりがちです。
ASP型のサービスは無料のものもありますが、企業レベルで利用するとなるとおおよそが毎月課金する方式です。そのため、サービス数やオプションをきちんと選択してコストを押さえる必要があります。
セキュリティやサポート
セキュリティやサポート面も、サービス事業者によって異なります。
手厚いサービスを行っているところは、メールだけでなく、電話対応や直接企業に訪問してアドバイスをくれるところもあるようです。
イベントの参加フォームなどでトラブルが起こった場合、対応の遅れがそのまま参加人数の減少に直結するケースもあります。迅速に手厚いサービスを受けられるところの方が良いでしょう。
また、オンライン上で個人情報の保管や、やりとりをするのですから、セキュリティ面も重要です。きちんとデータを暗号化するといったセキュリティ対策をおこなっている事業者を選ぶのもポイントでしょう。
個人情報の取り扱いについては『プライバシーマーク』を取得しているかが1つの基準になるので、プライバシーマークを表示している事業者を選ぶという手もあります。
まとめ
アンケートの回答やキャンペーンの申し込みをはじめ、銀行への情報登録などもインターネット上で行われる時代です。そのため、オンライン上でお手軽に利用できるASPを活用する企業は増加傾向にあります。
ASPの良いところは、パフォーマンスを外部に頼ることができるため、内部サーバーへの負担が比較的小さいという点です。用途によってサービスを使い分けることで、コスト面も含め、さまざまな負担を軽減することが可能となります。
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