Webフォーム作成の記事
ARTICLEフォーム作成ツールの機能紹介｜フォームの基本や作成例も
問い合わせフォームをはじめ、フォームには会社の窓口としての役割があります。多くのフォーム作成ソフトがありますが、具体的にどんなフォームが作れるのでしょうか？フォームの作成例も合わせて、フォーム作成ソフトでできることを紹介します。
フォームの基礎知識
はじめに、フォームの基礎知識について学んでいきましょう。フォームをWebサイトに設置する意味やその役割、種類について確認します。
フォームの意味や種類
フォーム（Form）は本来『形』『書式』といった意味の英語です。IT関連の分野では、パソコン、スマートフォンなど、インターネットにつながった端末からの入力欄のことを指します。
アンケートの入力欄、キャンペーンなどの申し込み、サービスを利用するためのログインなど、用途によって種類はさまざまです。
このような企業がユーザーに対してWebサイトで設置しているフォームとは別に、データベースにアクセスした際に、データの抽出や編集を行うためのフォームもあります。
作成ソフトでフォームを作る
フォームを自作する場合は、Webプログラミング言語の習得が必須となります。機能やデザインを自由にカスタマイズするためには、かなりの習熟度が必要になるでしょう。
しかし最近では、フォーム作成ソフトを公開している事業者が増えています。自社にフォームを作るノウハウがない場合、そういった作成サービスを利用してみるという選択肢もあるでしょう。
フォームの基礎知識については、「フォーム作成の基礎知識まとめ。主なシステムやツールの使い方とは」をご一読ください。
フォーム作成ソフトやツールでできること
フォーム作成ソフトでどんなことができるのかを紹介します。フォーム作成ソフトの利用を検討する際の参考にしてください。
フォーム作成や自動集計
フォームの作成はもちろんですが、作成ソフトを利用すると、デザインを自由に決められるものも多いようです。サイトのイメージに合ったカラーや文字フォントにしたり、用途にあった記入欄を用意したりするのも簡単にできます。
また、アンケートフォームの回答の自動集計や分析といった作業を、自動でしてくれるフォーム作成ソフトもあるようです。
フォームを利用した人に自動でメールを送信する機能や、セミナーやキャンペーンに登録した人を、自動的にリスト化してくれるといった機能もあります。
人の手では作業が大変で、ミスが起きやすい部分を自動で行ってくれる作成ソフトは、日々のタスクを大きく削減してくれるでしょう。
フォームの作成については、「フォームの作成にはどんな方法がある？基本や主な方法のまとめ」をご一読ください。
データベース機能から出力まで
エクセルやアクセスといった、データの管理をメインとしたソフトにおけるフォームの役割は、データの抽出や編集です。
膨大なデータの中から欲しいデータを探すときにフォームは役立ちます。条件を設定して検索、他ソフトでの閲覧、印刷用に出力することも可能になります。
入力可能なPDFフォーム
PDFファイルは、企業間での見積書や発注書などをメールに添付したり、FAXで送信する際に利用されるファイルです。
従来、PDFファイルはその用途上、記載してある内容の編集はできません。PDFファイル出力後に内容や数値を修正したいときは、元のファイルを編集して再びPDF出力をしなければなりません。たとえ軽微な修正であっても元のファイルを編集する必要があり、少々手間がかかります。
そんなときは、PDFファイルに入力可能なフォームを作成できるソフトを利用してみてはいかがでしょうか。ただし、PDFファイルは修正できないことがセキュリティ上重要ですので、企業間でやりとりしたPDFファイルの扱いには十分注意が必要です。
フォームの機能について詳細は、「フォーム作成ツールの機能はどれが良い？ツール別の機能や作成例を紹介」をご一読ください。
フォームのセキュリティ対策方法
Webサイト上でフォームを扱う場合、フォームにはユーザーの個人情報が入力されることが多くあるでしょう。そのため、セキュリティ対策は必須です。
フォーム作成ソフトを提供している事業者のセキュリティ対策を紹介します。
合わせて読みたい記事「フォーム作成ツールの使い方とは？セキュリティもしっかりと」
Webサイト上での主なリスクとは
Webサイト上での主なリスクは、悪意ある第三者によるウイルス感染や、データを盗み見られるといったものです。どのようなものがあるか具体的に紹介していきましょう。
XSS（クロスサイトスクリプティング）は、脆弱性のあるWebサイトから、悪意のあるプログラムを訪問者に送りつける攻撃です。
CSRF（クロスサイトリクエストフォージェリ）も大きな脅威でしょう。Webサイトに自動転送するプログラムを仕込むことで、閲覧者を別のWebサイトにアクセスさせ、そこで意図しない操作を行わせます。
クリックジャッキングは、Webブラウザを乗っ取ってユーザーの意図しない操作を行わせる攻撃方法です。
セキュリティ対策がなされていない問い合わせフォームなどは上記のような攻撃をされるリスクがあるため、十分なセキュリティ対策を行う必要があります。
フォームのセキュリティリスクを知りたい方は、「フォームのセキュリティについて考えよう。主なリスクや対策とは」をご一読ください。
SSLなどセキュリティ対策
セキュリティ対策として一般的なのは、取り扱っているデータを暗号化することです。これによってデータを盗み見られるリスクを減らすことができます。
暗号化にはSSLなどが一般的で、暗号化されたサイトではURLの横に鍵のマークがつきます。フォーム作成ソフトを利用する場合、こういったセキュリティ対策が施されているかも確認しましょう。
また、利用者側もファイアウォールやIPS・WAFなどの、自分でできるセキュリティ対策をしておくことも重要です。
SSL化についてより詳しく知りたい方は、「お問い合わせフォームに潜むセキュリティリスクと「SSL化」とは？」をご一読ください。
まとめ
フォーム作成ソフトで作れるフォームの種類やデザインは、どんどん進歩しています。作成ソフトを利用することで、自社で作成するよりもリソースやコスト面でさまざまな恩恵を受けられるでしょう。
フォームをWebサイトに設置する際に、フォーム作成ソフトの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
また、簡単に予約フォーム作成をしていきたい方には、弊社のマルチデバイス対応のフォームが簡単操作で作成できる Webフォーム作成サービス「SPIRAL®」もおすすめです。問い合わせ・資料請求は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。
