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LINE@の使い方まとめ!アカウント作成方法と活用事例も紹介

掲載日:2019年3月7日更新日:2024年2月27日

LINE@(現:LINE公式アカウント)は、LINEユーザーに対して商品やサービスのプロモーションができるツールです。利用方法をマスターし、LINEを使って多くのファンやリピーターを獲得してみてはいかがでしょうか?この記事では、LINE@のアカウント作成から機能までを解説するので、ぜひLINE@の利用検討に役立ててください。

※「LINE@」は2018年12月より「LINE公式アカウント」へサービス移行しました。本記事は2019年3月時点の情報です。

LINE@アカウントの作り方

LINE@アカウントの作り方

LINE@を利用するためには、LINE@のアカウントを作らなければなりません。はじめに、LINE@のアカウントを取得する方法と、アカウントの種類について解説します。

LINEアカウントの取得

LINE@を利用するにあたっては、LINEのアカウントが必要になります。

具体的には、LINE@のアカウントを作成するときです。LINEのアカウントを入力する項目があるので、用意しておかなければそもそもLINE@のアカウントは作れません。

次に、管理画面へのログインに必要です。LINE@へのログインにはLINEのアカウントを使います。

その際心配なのが、LINEの個人アカウントの個人情報ですが、LINEのアカウントを使ったからといって、個人アカウントの情報が漏れることはありません。また、個人でLINEを引き続きできるようです。

LINE@アカウントの取得

LINEアカウントを取得、もしくはあらかじめ用意している場合は、LINE@アカウントの取得に移りましょう。公式ページから10分程度で開設でき、すぐに利用できます。

LINE@は企業や団体で利用するケースも多く、個人のアカウントでの登録は後々困るケースが出てくるかもしれません。その場合は、専用のアカウントを作ることをおすすめします。

団体や店舗専用の非個人の携帯端末を用意し、LINEアカウントを新たに取得しましょう。

アカウント設定

LINE@のアカウントには、『一般アカウント』と『認証済みアカウント』の2種類があります。

一般アカウントは個人・団体・法人を問わずに取得できるアカウントです。一方の認証済みアカウントは、LINE公式に申請して審査を受ける必要があります。

審査要項はいくつかあり、LINEユーザーの不利益にならないこと、法令・利用規約の遵守などがあります。最大の焦点はLINE公式が定めている規定をクリアすることですが、この規定は一般公開されていません。

審査に通った場合、認証済みのバッジが利用できるようになるのに加え、LINE内の検索に表示されるようになります。

LINE@の本格運用を考えている場合、認証済みアカウントの方がお得なので、申請してみてはいかがでしょうか?

LINE@のアカウントをPCで作る方法

LINE@のアカウントをPCで作る方法

続いて、LINE@のアカウントをPCで作る方法について解説します。LINEアカウントは必須ですので、用意してから作成に臨むようにしてください。

LINE@に登録

LINE@の公式画面を開いたら、『LINE@アカウントを作成する』という文字が画面中央に表示されているので、それをクリックします。

すると、『認証済みアカウントを申し込む』『一般アカウントを作成する』の2つの項目が表示されるので、どちらかを選んでください。

先述したように、認証済みアカウントの場合は審査があり、結果が出るまでに10日ほどかかりますが、その間も一般アカウントと同じ機能利用できるようです。

個人アカウントでログイン

アカウントの種類を選んだら、LINEのログイン画面が表示されます。このときは、通常のLINEアカウントで問題ありません。

ただし、初回ログインの際に本人認証が必要になります。この認証には別の端末が必要です。PCの画面に表示された本人認証を、携帯端末のLINEアプリの方に入力してください。

入力が済めば、PCの方の画面が切り替わって次に進みます。

必須項目を入力して申請

次の画面では、アカウント名や業種といった基本情報を入力していきます。内容を確認して間違っていなければ『完了する』をクリックしましょう。

これでLINE@のアカウント作成は完了です。開設後は初期設定を確認していきましょう。

LINE@のアカウントが作成できれば、スマートフォンなどの携帯端末からでもLINE@を利用できます。その際、LINE@のアプリをダウンロードと、本人認証がスマートフォンでも発生する点は覚えておきましょう。

またPCでも、別のインターネットブラウザを利用する場合は、新たに本人認証をしなければなりません。

LINE@のアカウントを企業で作成・管理する方法と注意点

LINE@のアカウントを企業で作成・管理する方法と注意点

最近では、企業がLINEを使って自社商品やサービスを宣伝するケースも増えています。

そこで、次はLINE@のアカウントを企業で作成・管理をする方法と、その際の注意点について解説します。

企業の固定電話での登録

企業でアカウントを作成するにあたって、携帯端末よりも固定電話を考えている場合もあるでしょう。LINE@は固定電話の番号で登録できるか、疑問に思っている担当者もいるのではないでしょうか?

結論から言うと、固定電話でもLINEのアカウントを作ることは可能です。電話番号を入力した後に認証番号を入力する画面が表示されます。その際、『通話による認証』を選択してください。

固定電話にはメール機能がないので、この方法でないとアカウント認証ができません。すぐに電話がかかってきて、告げられた番号が認証番号です。

友だち追加やパスワード管理の注意点

『友だちへの追加を許可』を有効にしてしまった場合、LINEユーザーのアドレス帳に企業の電話が登録してあると友だちに追加されてしまいます

企業の電話ですので、ほかのユーザーが電話帳に登録している可能性は高いでしょう。そうなると、意図せず相手からメッセージが送られてくるかもしれません。事情を説明する手間も発生するので、必ず無効にしておきましょう。

また、アカウントには企業情報を多く記載することになりますので、パスワードの管理は慎重を期さなければなりません。

LINE@の基本的な機能と使い方

LINE@の基本的な機能と使い方

LINE@はLINEとはさまざまな部分で用途や機能が異なってきます。そこで、基本的な使い方について知っておきましょう。

一斉送信の機能

アカウントをフォローしている友だちに向けて、メッセージを一斉に送信する機能です。1回の操作で大勢に送信できるので、キャンペーンや告知したいことがあるときには有効です。

利用方法はスマホとPCで少々異なりますので、それぞれ説明します。まずスマホですが、LINEアプリのスタート画面から『メッセージ』→『新規メッセージ作成』をタップしてください。

送信するメッセージが作成できたら、後はそれを送信すれば完了です。送信時間やホーム同時投稿も併せて設定しましょう。

続いてPC版の方は、LINE@のサイトにログイン後、メニューの中にあるメッセージ作成をクリックします。

新規作成フォームが表示されるので、日時の指定・ホーム同時投稿・属性範囲についての設定をし、メッセージを作成して送信ボタンをクリックすれば完了です。

自動応答の機能

自動応答機能は、ユーザーから問い合わせがあったときに自動で返信してくれる機能です。回答のあるサイトへ誘導や、元からメッセージを作成しておけば簡単な回答もできます

時間帯やキーワードの条件を定めて内容を変えることや、友だち追加してくれた人への自動返信も設定可能です。

『新規メッセージの作成』の中から自動応答メッセージが作成できますので、問い合わせ内容を想定してあらかじめ複数のメッセージを作成しておきましょう。

1:1トークの機能

1:1トーク機能は、問い合わせのあったユーザーに対し1対1でやりとりをする機能です。

トーク画面に通知されますので、それからトーク画面を開くことでトークができるようになります。ユーザーに対する個別の質問や込み入った対応は、この機能を利用することでできるようになるでしょう。

ただし、この機能を利用するにあたっていくつか注意点があります。まず、相手からトークルームが開かれた場合にしかLINE@側ではトーク機能が使えないという点です。

また、トーク機能を利用する場合、あらかじめトークモードを有効にしておかなければならないという点も気を付けましょう。

LINE@のメッセージ配信は便利?メリットや使い方を紹介

LINE@の便利な機能と使い方

LINE@の便利な機能と使い方

LINE@ではLINEユーザーにより友だち登録をしてもらうため、また商品やサービスのファンになってもらうための便利な機能がいくつもあります。

代表的な機能について紹介していきますので、参考にしてみてください。

タイムライン

タイムライン、あるいはホームと呼ばれる機能です。ここでは、投稿したものが時系列順に表示されます。

タイムラインに投稿したトークは、基本的にユーザーに対し通知がいかない点には注意してください。ユーザーに通知したい場合、メッセージとの同時投稿をする必要があります。

タイムラインにのみ投稿する内容は、閲覧するのに投稿からある程度時間が空いても良い内容が望ましいでしょう。今後のキャンペーン予定や基本的なプロフィール情報を掲載するのに向いています。

ショップカード

ショップカードは、LINE上で無料利用できる機能です。配布枚数に制限がないのも特徴で、電子データのために印刷費などのカード作成費用がかかりません

デザインやポイントの還元率、有効期限の設定も自由に行えます。ユーザーにとって使いたくなる割引券などの特典を用意することで、リピーターを増やす効果が期待できるでしょう。

初めてカードを取得したユーザーに対してボーナスポイントを付与するなど、新規の獲得に期待が持てるのも、LINE@のポイントカードの特徴です。

持ち運びは電子端末があれば良い点も、ユーザー視点のメリットでしょう。持ち運ぶ必要もなく、盗難や紛失の心配もありません。

クーポン

メッセージと共に、お店で使えるクーポンをユーザーに配布できます。クーポンの種類は、以下のものから自由に選択可能です。

  • 無料クーポン
  • プレゼントクーポン
  • キャッシュバッククーポン
  • 割引クーポン
  • その他クーポン

有効期限や使用回数といった設定が可能です。同じクーポンを別の期間で再利用する場合には、クーポンの複製も可能です。

公開設定にすることで、ユーザーが友だちとクーポンを共有できるようになります。新規獲得やリピート率の向上に期待が持てるでしょう。

PC版でのLINE@の機能活用例

PC版でのLINE@の機能活用例

LINE@は、スマホアプリとPCのLINE@の公式サイトから利用する方法の2つがあります。

画像の編集や入力の手間を考えると、基本的な操作はPC版でするのがおすすめです。さらに、PC版で利用した方が有効に使える機能について、ここで紹介していきます。

抽選ページ

上記で紹介した割引クーポンやプレゼントクーポンなどが当選する抽選イベントを行える機能です。当選確率、当選人数については自由な設定ができます。

作成方法は、まずLINE@にログインした後、メニューバーの中にある『クーポン・イベント作成』→『抽選ページ』の順に選択してください。タイトルや画像、イベント内容の説明などを記載していきます。

抽選有効期間や当選確率、友だちと共有できるかどうかなどの詳しい設定もこのときにしましょう。プレビューから内容を確認し、問題がなければ内容を保存してください。

その後、抽選が始まったら、抽選ページから参加人数や当選数の確認ができます。

リサーチページ

リサーチページは、ユーザーからのフィードバックを目的とした機能です。投票やアンケート機能が活用できます。

投票には『リスト形式』『vs形式』『パネル形式』の3種類があり、アンケート機能は記述式の回答です。調査したい内容に合わせて回答形式を選び、ユーザーに対して配信しましょう。

LINE@をPCで活用しよう。サービスの概要や使い方の例

LINE@の導入・活用事例

LINE@の導入・活用事例

続いて、LINE@を実際にどのような企業やグループが利用しているのか、その実態や利用内容について見ていきましょう。

店舗

LINE@の導入事例として、居酒屋や飲食店が代表的と言えるでしょう。割引クーポンやキャンペーンは、ユーザーにとって非常に魅力的です。

通常のSNSやウェブサイトによる告知は、ユーザーが情報獲得にアクティブに動かなければなりません。しかし、LINE@ならユーザーに通知がいくので、高確率で知ってもらえるという利点があります。

また別の事例として、1:1トーク機能を用いてオーダーメイドの発注やデザインを引き受ける、サポート体制を整えるといったことも可能です。

イベント

福岡県福岡市では、市民マラソンの大会をLINE@で告知したという例もあります。LINE@は、ほかの広告媒体と違って費用がとても安く済むのも大きなメリットで、このような薄利のイベントでも使いやすいのが特徴です。

リサーチページによって、参加者の満足度や内容に関するアンケートが容易にできるのも大きな利点と言えるでしょう。

教室や学習塾

学校の教室が学習塾といった場面でも、LINE@は利用できます。近年は、電話による連絡網ではなく、LINEで連絡をする教育機関が増えているようです。

LINEの利用率が高い現環境において、LINE@は役立ちます。例えば、子供の授業風景を撮影した画像を保護者に対して送信する、1:1トーク機能を利用して休みの連絡や相談をするといった使い方が可能です。

子供が塾や学校でどう過ごしているか気になっている保護者も多いですし、連絡も頻繁にする教育現場において、LINE@の導入は大きなメリットがあります。

LINE@のサービス統合について

LINE@のサービス統合について

法人向けアカウント『Redesign(リデザイン)』の発表に伴って、LINE@は2019年に大きな仕様変更があります。

どのような変更が入るのかを詳しく見ていきましょう。

サービスの統合による変更

2019年春に、LINE@は『LINE公式アカウント』に統合されます。LINE公式アカウントは、LINE@機能をより大きな法人向けにしたもので、メッセージの大量配信やAPIが活用できるものでした。

今回、LINE@との統合によって、本来LINE@のユーザーであった人も、『API型公式アカウント』『LINE ビジネスコネクト』『LINE カスタマーコネクト』が利用できるようになります。

LINE@ユーザーにとってはユーザビリティが大幅に向上するため、嬉しい仕様変更と言えるでしょう。

LINE@は何が便利?基礎知識や活用例、始め方のまとめ

まとめ

LINE@は企業や団体、メディアや個人のデザイナーなどさまざまな人が情報を発信したり、集客率をアップさせたりするために利用されています。LINEユーザーの多さもあって、高い効果が期待できるでしょう。

ポイントカードやクーポン、抽選イベントなどユーザーにとって魅力的なサービスを提供できるのは大きなメリットになります。

また、営業や宣伝のためだけでなく、教育機関や自治体でも、保護者が子供の様子を知るためのツールとして、また自治体の連絡網として利用されているようです。

今後はLINE公式アカウントとの統合によってますます便利になっていきますので、これをきっかけにLINE@の利用をはじめてみてはいかがでしょうか。

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