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ファンクラブサイトの制作方法とは?導入の必要性や手順について

掲載日:2021年8月6日更新日:2024年2月21日

ファンクラブサイトは、アイドルやアーティストに関する情報入手やグッズ購入のために作られたファン専用のサイトです。この記事ではファンクラブサイトの必要性や制作方法、どのような機能を保有するべきかについて解説します。

ファンクラブサイトとは

ファンクラブサイトとは

ファンクラブサイトは、アーティストがファンクラブ会員に向けて限定コンテンツを配信する場として活用されています。欲しい情報をいち早く入手できたり、特別感のあるコンテンツが充実していたりすることから、ファンにとって欠かせない存在となっています。

ファンとのコミュニケーションを取る役割を担う

ファンクラブサイトに入会する人は、特定のアーティストに対する熱量が高いのが特徴です。ファンクラブ会員限定のコンサートやトークイベントを行うことで、よりファンとの距離が近くなりコミュニケーションが取りやすくなります。会員だけに向けた特別なコンテンツを配信することで会員に特別感を与えられるため、「もっと応援したい」というファンの気持ちを後押しできるとともに、より熱量の高いファンの育成が可能になります。

月額型と年会費型の2種類ある

ファンクラブサイトには月額型と年会費型があります。月額型はデジタルコンテンツを中心としたサービスを提供しており、ブログや動画、SNSなどを配信することが多いです。年会費型は紙ベースで作成された「会報」の郵送やチケット抽選が優遇されるといったサービスが特徴です。アーティストによっては、月額型と年会費型の両方を運営したり複数の月額型コースを用意していたりするなど、さまざまな運用方法があります。コースごとに特典が異なるため、複数コースに加入するファンも存在します。

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ファンクラブサイトはなぜ必要なのか

ファンクラブサイトはなぜ必要なのか

ファンクラブサイトは、アーティスト情報をいち早く手に入れたりチケットを入手する目的で利用されています。現在はインターネットが普及しているため最新情報はいつでも見られるようになっていますが、それでもなおファンクラブサイトが必要とされているのはなぜでしょうか。ここでは、ファンクラブサイトの必要性について解説します。

ファンに向けた特別なコンテンツを配信できる

ファンクラブサイトでは、ファンに向けたさまざまな限定コンテンツを配信しています。会員限定動画ではテレビでは見られないアーティストの素顔が見られたり、年賀状や誕生日のメッセージカードが届いたりするなど、熱狂的なファンであるほど嬉しいと感じる特典が多く用意されています。この特別感こそがアーティストを継続して応援する原動力になるため、継続課金に繋がるユーザーとなるのです。

コンテンツ配信やグッズ販売などの機能を一括で扱える

一般的なWebサイトでは商品購入時に別リンクで飛ばされてしまうことがありますが、ファンクラブサイトのシステムを利用することで音楽や動画などのコンテンツ配信やグッズ販売などを一括で管理できます。メルマガ配信などでサイト利用やグッズ購入を促進する機能を搭載することで、ファンに向けた効果的なアプローチができるようになります。

コンテンツのオンライン化が進んでいる

近年はオンライン化が急速に進んでおり、アーティストが配信するコンテンツもオンラインに対応したものが多くなってきています。十数年前までは気に入ったアーティストのCDやDVDを店で購入したり、電話をかけてコンサートチケットを入手したりとアナログな方法が一般的でした。現在はスマートフォンの普及によりダウンロード購入に対する敷居がぐんと下がったため、限定コンテンツを手軽に購入できるファンクラブサイトが選ばれるようになっているのです。

ファンクラブサイト作成のメリット・デメリット

ファンクラブサイト作成のメリット・デメリット

ファンクラブサイトはマーケティング面や利益確保の面で大きなメリットがあります。ターゲットが明確であるためサービスや商品の企画開発がしやすく、月額や年額の会費制度を採用していることから継続した利益確保が可能です。一方で、ファンのニーズを無視したコンテンツ配信を続けてしまうとファンが離れていく原因にもなります。ここでは、ファンクラブサイト制作に関するメリットとデメリットを解説します。

ターゲットを絞ったサービスや商品の企画が可能になる

商品の企画や開発には、ターゲットを想定してマーケティング分析を行わなければなりません。広く一般向けに開発する商品と比較すると、ファンクラブサイトに登録しているファンが期待するものは明確ですので、ターゲット想定やマーケティング分析がしやすいといえます。

ファンとの関係性構築がしやすくなる

ファンクラブ限定コンテンツやイベントを企画運営することで、運営側とファンとの距離が縮まり良好な関係性構築に役立ちます。また、ファンクラブサイトはファン同士のコミュニティも生まれやすく、共通の話題を通してコミュニティの輪が広がります。ファン同士の繋がりが強くなることで口コミが広がり、強い宣伝効果が期待できるのです。

継続課金導入で安定した売上に繋がる

ファンクラブサイトを利用するには月額または年額の会費を支払う必要があります。ファンクラブ会員であればチケットやグッズの先行予約ができるメリットがあるため、継続して利用するユーザーが多いでしょう。このように、同じユーザーから継続して一定金額を支払ってもらうことを「継続課金」といいます。ファンクラブサイトは継続課金を導入しやすいため、運営側としては安定した売上を見込むことができます。

ファンが納得するコンテンツを配信し続けなければならない

ファンクラブサイトを制作することで安定した利益を得られ、ファン同士の繋がりによる市場拡大の効果が期待できるでしょう。ところが、サービス提供側もファンに選ばれるコンテンツ内容を常に配信し続けなければなりません。配信が滞ったりコンテンツ内容のクオリティが低下したりすると、せっかくのファンが離れてしまいますので、ファンが納得するコンテンツを日々考えて配信しなければならない苦労もあります。

ファンクラブサイトの運用内容とは

ファンクラブサイトの運用内容とは

ファンクラブサイトは作成して終わりではありません。ファンクラブサイトを運用するには、コンテンツを定期的に配信するだけでなくグッズの企画やチケット販売、ファンクラブ会員管理まで多岐に渡ります。

メールマガジンや会誌の作成・発送

アーティストに関するさまざまな情報をメールマガジンで配信したり、数カ月にわたってアーティストを取材・撮影し、会報を作成したりする業務があります。ファンに特別感を与えるために、ファンクラブ会員が喜ぶ内容を企画しなければなりません。会誌は郵送することが多いため、会員情報をもとに封入・発送作業までを行います。

グッズの企画・販売

ファンクラブ会員限定のグッズを企画し、販売を行います。通年販売しているグッズだけでなく、コンサートツアー中にしか販売されない期間限定商品やアーティスト自らがデザインしたグッズなど、いかにファンの購買意欲を上げられるかが企画のポイントとなります。

チケット販売

チケットの申し込み状況を把握し、抽選管理などを行います。外部のチケット販売システムと連携させることで、電子チケットからコンビニ引き換えチケットまで幅広く対応が可能です。

ファンクラブ会員管理

ファンクラブの入退会処理や会費の請求、問い合わせに対する回答など、会員管理作業も大切な業務です。処理が適切に行われなかったりレスポンスが遅かったりすることで、運営に対する信頼を失くしてしまうことにもなりかねません。ファンクラブの規模が大きくなるほど情報量や処理件数が膨大になりますので、管理システムを導入するなどの対策を講じる必要が出てくるでしょう。

ファンクラブサイトに必要な機能

ファンクラブサイトに必要な機能

ファンクラブサイトに必要な機能は、会員情報を保存して管理する機能や決済機能、チケットや限定グッズを予約できる機能など多岐にわたります。ここでは、多くのファンクラブサイトに搭載されている基本的な機能を紹介します。

会員管理機能

会員管理機能は個人情報や購入履歴などを管理するための機能です。会費などの決済方法や決済履歴、イベントへの参加履歴まで記録しておくことが可能です。最新のシステムではファンの行動履歴や嗜好に関わる情報まで管理することが可能で、複数サイトやアプリにまたがって顧客行動の把握ができるようになっています。これらの情報を収集して分析することで、よりファンに寄り添ったサービス企画やグッズ開発にも役立ちます。

決済機能

ファンクラブサイトには決済機能を搭載していることが多く、会費の支払いやチケット代・グッズ代の回収をサイト内で行えるようにしています。決済段階で代行業者のページにリンクさせることも可能ですが、再度ログインの手続きが必要になるなどの手間がかかってしまいます。すべての決済をサイト内で行うことで、ファンの購入意欲を妨げることなく購入してもらえるでしょう。決済手段はクレジットカードやコンビニ決済、電子マネー支払いなどを用意することで、よりスムーズに決済を完了させられます。

コミュニティ機能

コミュニティ機能を設けることで、ファン同士の交流が盛んになりファンのエンゲージメントを高めることが可能です。せっかくファンクラブサイトに入会したのに、運営側から一方的に情報を提供されるだけでは熱狂的なファンを生み出すことは難しいでしょう。コンテンツに対するコメント機能をつけたり、自由に交流できる掲示板のようなスペースを設けたりすることで、新しい価値観の発見や似た嗜好を持つファン同士が出会えるなどのメリットを提供できます。

予約販売機能

チケットや限定グッズの予約販売機能は、ファンクラブサイトに入会するファンから一番必要とされている機能だといえるでしょう。チケットやグッズの先行予約受付はファンクラブ会員であり続けるためのモチベーションのひとつであり、ファンに喜んでもらうための重要な要素となっています。予約販売機能は運営側にとってもメリットがあり、予約数に応じて発送準備や受け渡しの段取りを事前に整備しておくことが可能です。また、先行予約の反響に応じて在庫を調整したりマーケティング計画を練り直したりできますので、軌道修正を行いやすい点もメリットだといえます。

SNSと連携した分析機能

スマートフォンの普及にともない、ファンのエンゲージメントを計測する材料としてSNSは欠かせないものとなっています。配信したコンテンツに対してどれほどの反応が得られたのかを、ハッシュタグや投稿数を計測して分析します。SNSに投稿された内容はファンからの率直な感想が記載されていることが多いため、アンケートとしての役割も兼ね備えているといえるでしょう。これらの情報を総合的に判断しながら次回コンテンツの企画を進めていきます。

ファンクラブサイトの作成方法と手順

ファンクラブサイトの作成方法と手順

ファンクラブサイトを制作するには大きく分けて3つの手順があります。ファンクラブサイト内で配信するコンテンツを検討し、必要機能を洗い出してからサイト構築に移ります。ここでは具体的な手順内容を解説します。

コンテンツ内容を決める

ファンクラブサイトを制作する前に、どんなコンテンツを配信するのかを検討します。会費を支払うファンが納得するようなコンテンツ内容を定めておかないと、満足度が低下しファン離れが加速してしまう原因にもなりかねません。単発で終わるコンテンツだけでなく、継続して配信し続けられるようなコンテンツ内容をいくつか決めておくとよいでしょう。

必要な機能を検討する

コンテンツ内容が決まったら、どのような機能が必要なのかを検討します。たとえば月額会員と年会費会員で見られるコンテンツを分けたい場合には、会員ランクごとにグループ分けができる機能が必要です。ほかにもコミュニティ機能の実装や限定ブログ公開ページなど、コンテンツ内容によって搭載すべき機能が異なります。構築時に迷うことがないよう、事前にしっかりと検討しておきましょう。

ファンクラブサイトを構築する

コンテンツ内容と必要機能が決まったら、いよいよサイト構築に入ります。ファンクラブサイトは自力でサイト構築をすることも可能ですが、より精度が高いサイトを構築したい場合は制作会社に依頼することも検討しましょう。

自分で制作する場合はWordPress利用や外注を検討する

自分でファンクラブサイトを制作する場合には、WordPressを導入するのがおすすめです。WordPressにはサイト構築に必要なプラグインが多数存在しますので、プログラミングの専門知識がなくても比較的容易にファンクラブサイトを制作できます。細かくカスタマイズがしたい場合はプログラミングの知識が必要ですので注意しましょう。プログラミング言語を学んでシステムを構築するか、システム制作会社やクラウドソーシングサイトなどで部分的に外注して制作する方法もあります。

既存サービスやプラットフォームを利用する方法もある

完全オリジナルシステムを導入したい場合は、制作会社に外注する方法もあります。コストと時間がかかりますが、要望に沿った最適なシステム構築が可能です。メルマガ配信や各種フォーム作成システムなど、必要機能をレンタルして利用する方法もあります。それぞれのシステムにレンタル費用がかかることと、システム間の連携を取るための手間がかかるデメリットがありますが、少しでも費用をおさえたい場合には有効だといえるでしょう。

ファンクラブサイト制作にかかる費用

ファンクラブサイト制作にかかる費用

ファンクラブサイト制作にかかる費用は、自分で制作する場合と既存サービスを利用する場合で大きく金額が変わります。ここでは、ファンクラブサイト制作に必要な金額の目安について解説します。

自分で制作すると低コストで作成できる

WordPressを利用してサイト構築を行う場合、プラグインは無料で高機能なものが多いため、基本的にはサーバーとドメイン代のみで制作できます。より高性能な機能を求める場合には有料版にアップグレードしなければなりませんが、費用としては数千円から数万円程度に収まることが多いです。

既存サービスは高クオリティのサイトを作成できる

プラットフォームなどの既存サービスを利用する場合は、月額費用がかかったり収益の数パーセントを手数料として支払う必要があったりします。月額費用はシステム内容によって価格が変わるため、問い合わせ後に見積もりを提示してもらい価格交渉することが多いです。完全オリジナルシステムを外注する場合は、簡単なシステムでも数十万円、高度なカスタマイズをする場合には数百万円かかることもあります。

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まとめ

ファンクラブサイトは、ファンに向けて特別なコンテンツを配信したりチケットやグッズの先行予約を行ったりする際に利用されます。ファンクラブサイトを制作するためには、どのようなコンテンツを配信するのかを事前に検討し、必要機能を洗い出した上で制作に取りかかります。ファンクラブサイトには会員管理機能や決済機能だけでなく、SNSと連携した分析機能を搭載することで顧客ニーズを把握できるため、サービス改善やコンテンツ内容の見直しにも役立ちます。