情報資産プラットフォーム「スパイラル®」新版1.12.8を発表
~ 柔軟なアプリケーション開発・運用保守を実現 ~
株式会社パイプドビッツ(東京都港区、代表取締役社長CEO 林哲也、以下「パイプドビッツ」)は、情報資産プラットフォーム「スパイラル®」をバージョンアップし、2019年7月31日より新バージョン1.12.8の提供を開始します。本日7月9日に新バージョン1.12.8のβ版を受付開始しますので、併せてお知らせいたします。
「スパイラル®」は、アプリケーション開発プラットフォームとして、アプリケーションの設計・設定・運用業務を支援するため、スパイラルAPI、各種WEB機能、スパイラルPHP管理など、機能開発や改善を継続的に重ねてきました。新バージョンver1.12.8では、スパイラルAPIの利便性向上など、柔軟なアプリケーション開発・運用を実現するより魅力的なプラットフォームに進化します。
今回のバージョンアップで追加した「アカウント内API」では、フォームやマイページなど、「スパイラル®」のWebページでAPIを利用する場合(内部呼び出し)に限り、APIトークン・トークンシークレットを省略した場合も記述したスパイラルAPI(プログラム)が安全に動作するようになります。これにより、これまで以上にAPIトークンの記述を意識することなく、柔軟なアプリケーション開発ができます。
また、アプリセンター(※1)を使用してスパイラルアカウント同士でアプリケーションを受け渡しする際に、APIトークン情報の修正作業が省略できることで、受け渡し後の修正が最小限に抑えられ、アプリケーションをすぐに利用開始できます。修正作業により発生しうるミスがなくなるため、テストを含めた工数を削減できるとともに、より安心安全なアプリケーションの運用を開始できます。
カスタムモジュール(※2)機能において、設定中のPHPプログラムの一括アップロードやダウンロードが操作画面から可能となります。これにより、システム開発やWeb制作などのパートナー会社様が、「スパイラル®」でアプリケーション開発をする際に、ソースコード管理システムを利用するなど、開発や運用保守にかかる業務の効率化が期待できます。
今後もパイプドビッツは、快適な開発環境を追求し、より柔軟でスピーディーに開発するためのサービス改善に努めてまいります。
(※1)アプリセンター
「スパイラル®」で作成したアプリケーションを登録し、バージョン管理する機能です。アプリケーションの複数バージョンをバックアップでき、設定・開発したアプリケーションを別のアカウントへ受け渡すことができます。
(※2)カスタムモジュール
Webページやカスタムプログラム内においてrequireやinclude文により取り込み可能なPHPプログラムです。「スパイラル®」では、PHPプログラムにおいて共通で利用する処理をモジュールという単位でPHPファイルとして管理することができます。
「スパイラル®」は、官公庁、金融、サービス、教育機関など、幅広い業種・業態のお客様にご利用いただいている国内最大規模の情報資産プラットフォームです。販売促進やCRMにおける顧客情報から、給与明細のような従業員情報まで、皆様からお預かりする様々な重要情報資産を安全なプラットフォームで管理しています。