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「JoyPla®(ジョイプラ)」がクラウド型相互共有SPDシステムとして大幅リニューアル! ~ 病院と卸がリアルタイムに情報共有。病院の業務とコスト管理を可視化し、病院の経営改善に貢献 ~

2018年10月1日

「JoyPla®(ジョイプラ)」がクラウド型相互共有SPDシステムとして大幅リニューアル!
~ 病院と卸がリアルタイムに情報共有。病院の業務とコスト管理を可視化し、病院の経営改善に貢献 ~

 株式会社パイプドビッツ(東京都港区、代表取締役社長CEO 林哲也、以下「パイプドビッツ」)は、本日2018年10月1日、中小規模病院向けシステム「JoyPla®(ジョイプラ)」の機能を改良し、院内物品・物流管理および病院と卸間の情報共有機能を強化した「相互共有SPD(※1)システム」としてリニューアルいたしました。これにより、病院内に保管される物品情報を可視化し、かつ病院と卸間で物品情報をリアルタイムに共有できることで、院内物流業務の透明性化を図り、利便性拡充およびコスト削減を実現します。
 また、β版ですでにご利用いただいている習志野第一病院様が本日より運用開始しますので、併せてお知らせいたします。

背景と目的

 団塊世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年は、介護・医療費などの社会保障費の急増が見込まれ、日本の医療にとって大きなターニングポイントとなります。厚生労働省は2017年4月、法定監査の対象外だった医療法人に外部監査を義務付け、病院の透明性の確保およびガバナンスの強化を図るよう、医療法人制度の見直しを実施しました。(※2)
 こうした医療費抑制策や制度の変化に対応するための経営改善ツールとして、医療材料の物流管理が可能なSPDを導入する病院が増加しています。しかし、SPDの導入には人件費や運営費などで月200万円から400万円の予算を見込む必要があり、導入を諦める病院も少なくありません。
 パイプドビッツはこのたび、中小規模病院向けクラウド型相互共有SPDシステム「JoyPla®」として機能を大幅に改良し、月10万円で病院の職員自らSPD運用ができるシステムにリニューアルいたしました。

リニューアルポイント

(1)バーコードラベル活用で物品請求や棚卸業務を簡素化

 これまで手書きやExcel入力で行なっていた院内の受発注や棚卸処理は、手間がかかり管理も煩雑な問題がありました。「JoyPla®」を活用すれば、発行したラベルをバーコードリーダーでスキャンするだけで受発注や棚卸に係る各処理が完了し、担当者の手間と時間を削減でき、院内業務の生産性向上が期待できます。

(2)受発注状況や商品の最新情報などを病院と卸間でリアルタイムに共有

 これまで電話やFAX、メールでやりとりしていた受発注状況の確認は、「JoyPla®」を活用することで、病院と卸間でリアルタイムに情報共有ができ、院内物流の透明化が図れます。また、病院は卸からの新商品や欠品情報、自主回収のお知らせなどをいち早くキャッチできるほか、合見積機能を使えば複数の卸へ一度に見積依頼することも可能です。

(3)院内物流の可視化により材料コストを削減

 部署別に商品ごとの適正在庫数や利用頻度の高い商品、卸別の購入量、計算上在庫の推移など、これまで把握できなかった実績を可視化することで、無駄なコストが明確になり、過剰在庫やデッドストックを未然に防止できます。

「JoyPla®」導入・運用イメージ

今後の展望

 商品の発注定数を自動で設定できる機能を近日追加する予定です。これまで過去の経験や勘に頼って設定していた発注定数を、過去の実績期間や卸ごとの納品サイクルをもとに自動化することで、商品在庫を適正に保ちます。
 「JoyPla®」は今後3年間で約50施設の病院の導入を目指しております。その過程では、長期・短期で貸し出しされる高額材料を管理できるサービスや、グループ病院間の実績を横断的に管理できるサービス、さらにはRFIDタグ(※3)を用いて業務コストを大幅に短縮できるサービスなどを展開し、院内物流業務のさらなる利便性拡充およびコスト削減に貢献してまいります。

(※1)SPD(Supply Processing and Distribution)システム
 病院が使用・消費する物品(医薬品、試薬、滅菌・再生品、文具・日用雑貨、印刷物など)の在庫管理・購買管理・搬送管理・消費管理を一元管理することで、コスト削減や原価管理など病院経営改善および管理業務の効率化を図る「物品・物流管理システム」。

(※2)出典:厚生労働省「医療法の一部を改定する法律について(平成27年改正)」
 URL:https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000106957_12.pdf

(※3)RFID (radio frequency identification)タグ
 近距離無線通信を用いた自動認識技術のこと。一般的には、ICタグを使い、無線通信によってさまざまなモノを識別・管理するシステムやその部品のことをRFIDと呼ぶ。

「JoyPla®」とは

 「JoyPla®(ジョイプラ)」は、中小規模病院向けクラウド型相互共有SPDシステムです。
 病院内における医療材料や物品などの受発注を、独自に開発したSPDシステムで一元管理することで、不良在庫や欠品、誤発注を軽減します。医療に係る管理業務の効率化および医療材料コストの可視化を図り、地域医療を支える中小病院の経営改善に貢献します。

株式会社パイプドビッツ概要

 情報資産プラットフォーム「スパイラル®」をはじめ、情報資産プラットフォームを活用したソリューションを提供しています。「情報資産の銀行」というビジョンを掲げ、顧客情報や製品情報、従業員情報など、現代社会で最も重要な資産のひとつである「情報資産」を、インターネットを通じてお客様から安心・安全な環境でお預かりし、有効活用していただくサービスを展開しています。

所在地 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル
代表者 代表取締役社長CEO 林 哲也
事業内容 情報資産プラットフォーム事業、広告事業、ソリューション事業
URL https://www.pi-pe.co.jp/

本件に関するお問い合わせ先

株式会社パイプドビッツ
医療・介護ソリューション事業部 千根
TEL:03-5575-6601

報道関係者様お問い合わせ

パイプドHD株式会社:https://www.pipedohd.com/
広報部:久保、宮古
TEL:03-6744-8039 FAX:03-3585-0620
E-mail:pr@pipedohd.com

※「JoyPla」は株式会社パイプドビッツの登録商標です。
※内容は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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