2023年6月1日、株式会社パイプドビッツは「スパイラル株式会社」に生まれ変わりました( 詳細はこちら
お知らせ記事
お知らせ

【導入事例】投資信託口座・NISA口座開設システムの開発をSPIRALで内製 ~お客様の利便性向上により口座開設の申込数が約9倍に増加~

2024年2月26日

【導入事例】投資信託口座・NISA口座開設システムの開発をSPIRALで内製
~お客様の利便性向上により口座開設の申込数が約9倍に増加~

 デジタルで未来最適をリードするスパイラル株式会社(東京都港区、代表取締役CEO 佐谷 宣昭、以下「スパイラル」)は、株式会社中国銀行(岡山県岡山市、取締役頭取 加藤 貞則、以下「中国銀行」)へ、主力製品のローコード開発プラットフォーム「SPIRAL ver.1」を提供し、「投資信託口座・NISA口座開設システム」の開発の内製化を支援いたしました。中国銀行は、口座開設にかかる期間の大幅な短縮や、書類不備による離脱を防止し、お客様の利便性を向上させたことにより、口座開設の申込数を約9倍に増加することができました。このたび、導入インタビュー記事を2024年2月26日に公開しましたので、お知らせいたします。

SPIRAL x 中国銀行
導入事例【株式会社中国銀行】
インタビュー全容はこちらからご覧いただけます。
URL:https://www.pi-pe.co.jp/showing/chugin/

事例概要

~ 導入の経緯 ~

 中国地方を中心に東京や海外まで全140カ所に店舗を抱える中国銀行は、お客様の大切な資産を守る金融機関として、90年以上にわたり社会的使命を果たしてきました。同行はお客様の利便性を高めるべく、2022年に「SPIRAL ver.1」を基盤に開発された「普通預金口座開設システム」の運用を開始し、2023年には当開発実績を基に、「投資信託口座・NISA口座開設システム」の内製化も実現しました。
 中国銀行は、従前の投資信託口座開設手続きにおいて2つの課題を感じていました。

(1)口座開設手続きにかかる時間
中国銀行は、投資信託口座の開設手続き方法において、窓口での対応と必要書類の郵送の2種類を採用しており、唯一の非対面チャネルである郵送においては、手続き開始から開設まで1週間程度を要していました。
(2)書類不備の際のお客様および行内での負担
お客様から郵送された書類に不備があった際は、さらに開設までの時間を要していたため、行内の業務コストも高く、お客様にとっても手続きの手間や開設までにかかる時間が負担となっていました。

 こうした課題を抱えるなかで2024年に新NISA制度の開始が決定し、NISA口座開設申込の増加に備えた投資信託口座やNISA口座の獲得が急務となりました。中国銀行は、SPIRALの費用感や拡張性の高さ、外部サービスとの連携のしやすさなどをご評価いただき、スパイラルが構築した「普通預金口座開設システム」の運用を既に行っていました。同行では運用中のシステム確認や機能修正をすることもあり、行内での開発の内製化の可能性を感じていました。そうしたことから、このたび「普通預金口座開設システム」を基に「投資信託口座開設システム」の開発を内製化するに至りました。

~ 投資信託口座開設システムの概要 ~

 本システムは、口座開設の申込から審査完了までをスマートフォンで完結できるだけでなく、お客様からの要望が多かったNISA口座開設や投資信託の積立契約の同時申込が可能な仕組みになっています。申込可能な内容は最大3つであるため、入力項目や画面数の増加による、お客様の負担を最小限に抑えた分かりやすい手続きフローに設計されています。


~ 導入後の効果 ~
(1)口座開設の期間を大幅に短縮
従前は、投資信託の口座開設に約1週間を要していましたが、新システムの導入により、最短で翌営業日に口座開設が可能になりました。来店が難しいお客様にとっては、いつでもどこでもお申し込みいただけるため、利便性の向上につながりました。

(2)書類不備を解消し、手続き中の離脱を防止
申込フォームの入力漏れなどのエラー検出機能や入力内容の確認画面により、お客様自身で不備に気付き修正することで、郵送手続き時の書類不備が解消されました。不備の発生率はゼロとなり、行内業務の効率化に寄与しただけではなく、手続きの途中での離脱防止にもつながりました。

(3)Webによる口座開設の申込数が約9倍に増加
スマートフォンで手続きが完了するWeb方式により、ユーザビリティが向上した結果、申込数は郵送手続き時と比較して、1日0.5件から1日4.5件と約9倍に増加しました。お客様の新NISAへの関心の高まりも受け、2023年10月には月間200件を超えています。

(4)行内のデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進にも寄与
中国銀行では、システム開発および運用において、一連の対応を行内で完結できるようになったことで、行内でのシステム開発がより柔軟かつ迅速になりました。併せて、SPIRALを活用したシステム内製化が、行内全体のITリテラシー向上のきっかけとなり、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する上で、ローコード開発や開発言語などのITノウハウを持つことが可能になりました。

フロー図

 スパイラルは今後も、お客様の業務課題の解決に「SPIRAL」をご活用いただくことはもちろん、お客様の顧客接点DXの強化を実現するための高セキュリティなデータ利活用環境を追求し、業務効率化、開発生産性向上に寄与できる安全・安心な開発プラットフォームの提供と、お客様に寄り添った課題解決型サービスの提供に努めてまいります。


導入事例【株式会社中国銀行】
インタビュー全容はこちらからご覧いただけます。
URL:https://www.pi-pe.co.jp/showing/chugin/

「SPIRAL」とは

 「SPIRAL」は、国内最大規模のローコード開発プラットフォーム「SPIRAL ver.1」と、その後継サービスで、Webサイトや業務アプリケーションの作成ができるローコード開発プラットフォーム「SPIRAL ver.2」の総称です。

 「SPIRAL ver.1」は、官公庁、金融、医療、不動産、教育機関など、のべ13,000社以上(2023年10月末時点)の幅広い業種・業態のお客様にご利用いただいている国内最大規模のローコード開発プラットフォームです。販売促進やCRMにおける顧客情報から、給与明細のような従業員情報まで、重要情報資産をクラウド上で安全に管理し、情報活用のためのWebアプリケーションを手軽に開発できます。

URL: https://www.pi-pe.co.jp/spiral-series/spiral-suite/

 「SPIRAL ver.2」は、Webサイトの作成から登録データの運用までワンストップでできる機能を揃えたローコード開発プラットフォームです。国際化対応はもちろんのこと、業務担当者にもご利用いただける管理画面だけでなく、開発会社が必要とするWebアプリケーションやサイト運営に必要なコンポーネントが揃っています。プログラミング知識がなくても、マウス操作で自社専用のWebアプリケーションを手に入れることができます。

URL: https://spiral.pi-pe.co.jp/

株式会社中国銀行 概要

会社名 株式会社中国銀行
所在地 岡山県岡山市北区丸の内1丁目15番20号
代表者 取締役頭取 加藤 貞則
事業内容 普通銀行業務
Webサイト

スパイラル株式会社 概要

会社名 スパイラル株式会社
所在地 東京都港区赤坂2-9-11 オリックス赤坂2丁目ビル
代表者 代表取締役 CEO 佐谷 宣昭
事業内容 ローコード開発プラットフォーム事業、SaaS事業、ECソリューション事業、コールセンター支援事業、美容業界向けDX事業、行政・自治体向けDX事業、メディア事業、タウンマネジメントのDX推進事業
Webサイト

本件に関するお問い合わせ先

報道関係者様お問い合わせ先

スパイラル株式会社 https://www.spiral-platform.co.jp/
広報室:長友、久保
TEL:03-5575-6601 FAX:03-5575-6677
E-mail : pr@spiral-platform.co.jp

※「SPIRAL」はスパイラル株式会社の登録商標です。
※内容は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

CONTACT USお電話・フォームからお気軽に
お問い合わせください