2023年6月1日、株式会社パイプドビッツは「スパイラル株式会社」に生まれ変わりました( 詳細はこちら
お客様事例

柔軟に運用できるメルマガシステムでWebへのリピートを強化。

  • キャンペーン

日テレ7

URL
http://www.ntv7.jp/
使用サービス
SPIRAL ver.1

インタビュー

目 次

メルマガ運用でWebへのリピート強化を目指す

会員獲得競争の激しいeコマース関連サイトにおいて、独自の企画力で多くの固定ファンを持つ「日テレ7」。ポータルサイトを軸に、テレビ番組と小売店(コンビニ)を連動させる「ネット×マス×リアル」という新しいビジネスモデルを追求している。今回お話を伺ったのは、同社でポータルサイト担当部長を務める高橋氏。「テレビ番組と連動したサイトは以前からあったが、番組の待ち受けページ的な位置付けだった」と語る。視聴者が番組内容を補足・確認するためにWebサイトを訪れることはあっても、その後にリピートするのは難しい状況だったようだ。
従来のTV番組関連サイトと日テレ7ポータルサイトの大きな違いは、小売店を経由してユーザーが来訪する点にある。ユーザーは、コンビニ店内のポスターや商品に張られたQRコードからサイトに来訪し、会員登録やアンケートを行う事ができる。サイト側は登録された会員属性に応じ、興味関心度の高いコンテンツを配信することで、ユーザーの定着化を図れると言う仕組みだ。高橋氏は「当サイトのミッションは、これまで単発に終わりがちだったWeb来訪をリピート化し、将来的に単独の事業として成立させる事」と言う。「リピート強化には、メルマガ活用が重要」という背景から、スパイラル®がその役割を担う事となった。
スパイラル®導入以前「メルマガ配信タイミングは、不本意ながら不定期だった」と語る高橋氏。「配信のたびにリストをインポートしなければならず、設定も複雑だったのが理由」との事。導入後は「まず、画像を使って商品イメージを伝えられるようになったのが大きな変化」と同氏。「運用面でも、必要な設定を一画面で完結できるほか、一度作成した抽出ルール(絞込み配信の条件設定)を簡単に使い回せる。操作するたびに、よく出来ているなと感心する」と話してくれた。

商品開発力の秘訣は「ネット直送の顧客の声」

しかし実は「製品導入の最大のポイントは、会員向けページが簡単に作れるところだった」と高橋氏は語る。「サイト運営側としては会員数を増やしたいが、ユーザーにいきなり登録を求めるのはハードルが高い。そこで、プレゼントキャンペーンやアンケートなどの完了時に、自然な流れで会員登録に進めるフローが欲しかった」と同氏。こうした複数フォームの連携も、スパイラル®の得意とする所。「順調に会員数が伸びているし、アンケートから集まる顧客の声も期待以上のものがある」と言う。
「例えば、480万食を売り上げた関根勤さんプロデュースの『関根式チキンカレー弁当(欧風)』。美味しい・美味しくない等の選択肢も良いが、フリーアンサーの回答を重要視している」と高橋氏。「中には、行きつけのカレー店情報や、我が家の隠し味レシピなど、びっくりするほど詳しく書き込まれた回答もある」等、商品開発の良質なヒントになっているようだ。「我が家だけと思っている隠し味を、実はどこの家庭でも入れていたりする」と、フリーアンサーの意外な発見についても語ってくれた。
「ブログやコミュニティが当たり前の時代になっても、ユーザーが『自分の声が生かされる』と感じる場所は、実は多くないのかも知れない。日テレ7はユーザーの声と直結した商品開発現場を持つ強みで、その期待に応えられるのでは」と同氏。ユーザー目線の商品を「ネット×マス×リアル」というサイクルに投入する日テレ7の試みは、eコマース関連ビジネスの新しい可能性を見せてくれている。

導入例

(2009年08月24日掲載)

  • 顧客情報管理
  • WEBアドバイザーズ

  • キャンペーン
  • フォルクスワーゲン・ファイナンシャル・サービス・ジャパン株式会社

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