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求人倍率の高さはバブル以来!求人サイト登録者を増やす方法とは  

求人サイトの運営やリニューアル、新規作成……これらの業務で悩みを抱えている求人サイト運営会社や採用担当者は多いのではないでしょうか。人手不足なのに満足できる応募者を十分に集められない企業も増えていると考えられます。

求人サイトを作る上では、目的やターゲットを明確にする必要があります。特に、業界や業種特化型サイトの場合は、大手サイトと真正面から競合することを避けるためにも、目的・ターゲットの絞り込みによって明確なポジショニングを図るべきなのです。

そこで、今回は求人サイト作成時に考えるべき課題や目的、ターゲットなどについてご説明します。また、スパイラル®で求人サイトを開発した事例を最後にご紹介し、スパイラル®がどのように求人サイトづくりに貢献できるかお伝えします。

今がチャンス!求人倍率の高さはバブル以来


アルバイト求人や就職・転職情報などは、新聞やフリーペーパーといった紙媒体ではなく、インターネットの求人サイトを活用することが主流となっています。求人サイトにとって、アベノミクスの続いている2010年代後半はチャンスが続きます。よいコンテンツを作って集客がうまくいけば、売上を大きく伸ばせる可能性があると言えるでしょう

その背景にあるのが、求人倍率の高さです。厚生労働省によると、2017年10月の有効求人倍率(季節調整値)は1.55倍。2009年度に0.4倍ほどにまで下がって以降右肩上がりとなっており、2013年度に1.0倍を超えた後も上昇が続いています。2017年度の水準はバブル経済期の水準を超え、1974年2月以来の高さになっています。

参考:一般職業紹介状況(平成29年10月分)について
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000186006.html

こうした求人倍率の高さを背景にして、求人サイトを新たに構築する企業も増えています。求人倍率が高いだけに、求人サイトを活用した採用戦略の重要性が増していると言えるでしょう。「企業のことを深く知りたい」という求職者のニーズに、求人サイトは応えられるポテンシャルを秘めています。

求人サイトには2タイプが存在

企業が採用目的で作成する求人サイトには、主に2タイプあります。働く企業に直接応募するタイプの求人サイトと、仕事を紹介する派遣会社に応募するタイプの求人サイトです。

まず、働く企業に直接応募するタイプの求人サイトです。このタイプのサイトの運営会社は、自社サイトに求人情報を掲載することで、企業から掲載料を収益として得ることになります。求職者は、就職を希望する企業に直接応募します。

このタイプのサイトでは、いかにして多くの人に自社サイトを見てもらい、求人への問い合わせにつなげるのかが成功の鍵となります。そのためには、知名度が重要となることから、老舗サイトや大手人材会社によるサイトが有利となります。また、資金力を持つ大手企業が有利となります。新しくサイトを立ち上げるとしても、知名度を上げるためには、テレビCMやウェブ広告、キャンペーンなどが必要になるためです。

もう一つ、仕事を紹介する派遣会社に応募するタイプの求人サイトです。これらのサイトは多くの場合、人材紹介会社によって運営されています。目的は、サイトを訪れた求職活動中のユーザーを人材紹介会社の転職エージェントにつなげることにあります。そのため、掲載している案件情報の多さよりも、サイトに「登録」しているユーザーの多さが重要になります。

特定の職業や業種(クリエイターや士業、資格保有者など)に特化した求人サイトであれば、サイトの知名度に限らず、その職業や業種に従事している人や興味を持っている人が登録します。中小企業が立ち上げたサイトであっても、成功するチャンスがあるのです。

求人サイトの抱える「2つの課題」とは?

以上を踏まえて、改めて求人サイトづくりにおける課題を考えてみましょう。

大手転職サイトの一つ「リクナビNEXT」が2012年に実施したアンケートによると、人材採用に関して感じている課題として以下のような回答が挙げられています。

・意図した応募者が集まらない(55.4%)
・応募者の数が集まらない(20.0%)
・応募者が集まりすぎて選抜負荷が高い(3.1%)
・選考辞退・内定辞退が多い(3.1%)

このうち、求人サイトに関連するのは「意図した応募者が集まらない」と「応募者の数が集まらない」の二点でしょう。言い換えれば、「ターゲット設定のミス」と「応募者不足」となります。

募集したいターゲットのタイプを定義しないと、必要ないタイプの求職者ばかりが集まる可能性があります。募集ニーズと応募ニーズがマッチングしないと、募集する会社にとっても応募する求職者にとっても、単なる時間の無駄でしかありません。

二つ目の課題である応募者不足は、企業にとって絶対に避けたいところです。求人倍率が上昇を続ける中で空前の「売り手市場」となっており、求人戦略を慎重に作り込む必要があります。

ターゲット設定のミスと応募者不足の課題を解決するために、求人サイトを戦略的に作り直す必要があるのです。しかし、往々にして求人サイトには求人検索や問い合わせフォーム、登録情報管理といった機能がないなど、利便性に難がある場合があります。閲覧者の満足感を満たすことができず、より機能や利便性に優れている求人サイトへユーザーが流れてしまうと、せっかく優良な求人情報を集めたとしても登録者数は増えません。

さらに、ウェブサイトの機能が劣ると電話やメールでの対応が多くなり、業務効率や利益率も低下する原因になってしまうこともあるでしょう。

求人サイトの目的とターゲットを再定義する

第一に、目的とターゲットを明確化する必要があります。求人サイトに限らず、目的=Whyやターゲット=WhoがはっきりしないWebサイトのマーケティング効果は期待できません。また、サイトに訪れた求職者に期待するアクション(企業への応募、サイトへの登録など)をはっきりさせ、そこまでの動線を考えてサイト作りに取り組む必要があります。

たとえば、目的やターゲットに関連して決めるべきこととして、以下のような点が考えられます。

・サイトに記載する「売り」は何か。
・KPI(主要業績評価指標)は何にするのか。
・集客したいターゲット層はどこか。
・ターゲットにどのような行動を取ってほしいのか。
・コンテンツの種類(記事、動画、音声など)は何か。

求人サイトの設計や実装に入る前に、上記要件をはっきり定義しておきましょう。たとえば、素材メーカーであれば募集したいターゲットを「四年制大学の工学部の卒業生」と設定するべきかもしれません。ターゲットを絞り込むことで、コンテンツの内容や認知方法が具体化しやすくなります。

緻密な設計でユーザビリティを向上させる

目的やターゲットが定義できたら、次はそうしたコンセプトを具体化する形で設計を行います。サイトの「雰囲気」を作り上げていきます。

まず、求人サイトの各ページ(コンテンツ)の名称や階層、パスを一覧化した「ディレクトリマップ」を作って全体像を明確化しましょう。どんなページがどんな関係で設置されるのか見える化することで、サイト内の回遊性を高める効果があります。経営者のメッセージや会社紹介、社員インタビュー、キャリアプラン、福利厚生、募集要項などのページを作り上げることが多いです。

サイトの色使いや文字サイズなどの統一性を保つために、UX(ユーザーエクスペリエンス)に関わる部分の定義を行います。ボタンの色や大きさ、背景色などを決めておくとよいでしょう。ビジネス向けなので、一般的には黒や白、青などを基調としたシャープな印象の色使いが無難です。

スパイラル®による求人サイト開発の事例

スパイラル®のWebアプリケーションやAPI連携機能を活用することで、利便性が高く堅固なセキュリティの求人サイトを構築できます。一例として、クリエイティブ業界に特化した人材サービス事業を展開する株式会社九州インターメディア研究所様が挙げられます。

参考:会員情報の管理から求人情報の検索、マイページまで、クリエイティブ業界専門の求人情報サイトをSPIRAL®で開発!〜見やすく、探しやすく、使いやすいサイトに〜

同社では、スパイラル®採用以前から求人サイトを運営していました。しかし、問い合わせフォームの使い勝手が悪い、求職者がスキル・資格など「自分の情報」を更新できない(更新のたびに更新依頼の連絡を入れる)、個人情報を自社サーバで管理するのは不安などの問題がありました。ユーザビリティやセキュリティ面の課題と言えるでしょう。

転機は、サイトを一新する時に、会員管理や求人案件管理などの機能をスパイラル®で作成したことです。スパイラル®では、セキュアなクラウドシステムに個人情報を保管できます。サーバを一から自社内に構築する必要がないので、低コストで高セキュリティな環境を短期間で(インターネットさえあれば)手に入れられます。結果として、問い合わせフォームに入力された内容がシステムに自動連携、マイページ更新など機能性が向上しています。

まとめ

求人サイトを作る際は、目的やターゲットを明確にするとともに、ユーザビリティを高めるためにディレクトリの構造やコンテンツの種類、色使いやリンク・ボタンの大きさに至るまで戦略的に要件定義と設計を進める必要があります。

そうした観点から考えると、スパイラル®のようなクラウド型のプラットフォームを活用してサイト構築することにはメリットがあります。登録フォームや掲示板、マイページなどのWebツールを簡単、かつ、きれいに実装できますので、代わりに要件定義や設計の部分にリソースを注力させられます。

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